PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 631「ダメならやめればいい」/ "If it doesn't work, you just stop it"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 631「ダメならやめればいい」】

 

最近は学生の内から起業する人がいますが、会社員をやりながら自分でビジネスを始める準備をしている人も増えてきています。

 

ある方から、「Mr. PDCAが自営を始めた際、どんなビジネスプランを立てたのですか?」という質問を受けました。

 

結論から言うと、「ビジネスプランなどありませんでした」となります。

 

過去のPDCA日記でも紹介しましたが、基本的に計画というものは予定通りに進みません。

 

私は銀行員時代、「中期経営計画」や「事業計画」、「業務改善計画」など、様々な「何たらかんたら計画(?)」を策定してきました。

 

その中で予定通りに進んだのは一つだけで、他のものは予定通りに行きませんでした(どれが上手くいったかはMr. PDCAに直接聞いてみましょう😊)。

 

そのため、2016年に自分でビジネスを始めた時、私は「ひとまずやってみる」というスタンスで営業を始めました。

 

この姿勢が功を奏したのか、私のビジネスは1年目から黒字を確保できました。

 

私が仮に綿密なビジネスプランを策定していた場合、行動が制限されていた可能性があります。

 

そうなると、私のビジネスは、当初から大きなチャレンジに直面していたかもしれません。

 

今回紹介する資料「「動こう!」動けば必ず結果が出る」で印象深いのは、「ダメならやめればいいだけ」と言い切っていることです。

 

日本のセブンイレブンは、経営難に陥っていた本家アメリカのセブンイレブンを、3年で黒字化させました。

 

今回紹介する資料「「動こう!」動けば必ず結果が出る」によると、日本のセブンイレブンは「何がなんでも再建してみせる」という大げさな意気込みではなく、「やってみてダメならやめよう」という軽い気持ちだったことを解説しています。

 

また、今回紹介する資料「「動こう!」動けば必ず結果が出る」は「恋愛はダメもとでいこう」と勧めるなど、プライベートでも「とりあえず動く」ことの重要性を強調しています。

 

「慎重になって、身動きが取れない」とお考えの方は、今回紹介する資料「「動こう!」動けば必ず結果が出る」を手に取ってみましょう😊。

 

慎重になっている人の特徴として、「上手くいかなかったらどうしよう」という考えが強いことがあります。

 

「上手くいかない」場合、「周りからどう思われるか」ということを気にしているようですが、自分が思っているほど他人は自分のことを考えていません。

 

自分自身を振り返れば分かることですが、他の人のことを延々と考えていることは稀なはずです。

 

失敗しても誰も気にしませんので、ひとまずやってみましょう😊。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 今回紹介した資料「「動こう!」動けば必ず結果が出る」では、セブンイレブンの例が出ています。

 

ただ、私は日本のセブンイレブンに注文があります。

 

ルフレジを導入してほしいのです。

 

私の場合、最寄りのコンビニエンスストアはローソンです。

 

ローソンではセルフレジが導入されており、とても便利であると感じています。

 

ただ、商品の中にはセブンイレブンの方が優れているものがあります。

 

そのため、時々セブンイレブンまで足を運ぶことがあります。

 

自動化全盛の時代に、なぜかセブンイレブンはセルフレジを導入していません(2021年4月時点)。

 

他のコンビニエンスストアでも導入しているセルフレジを、「ダメならやめればいい」の精神でセブンイレブンでも是非扱ってほしいものですね😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「特徴」 = 「feature

 

今回出てきた「特徴」の英訳は、「feature」になります。

 

「慎重になっている人の特徴」を英語で表現する場合、「Features of people who are careful」とすればよいですね😊。     

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 631 "If it doesn't work, you just stop it"

 

One of the most impressive things about the material introduced today "If you move, you will always get results" is the part "Act without thinking deeply".

 

Seven-Eleven in Japan has expanded business in the US, which had been in business difficulties, but the US operation became profitable in three years.

 

According to this book, Japan's Seven-Eleven is not a big enthusiasm to rebuild the US business, but they tried for the time being.

 

In addition, this material emphasizes the importance of act without thinking deeply even in private life.

 

If you think too much, you can't move.

 

In case you tend to ponder too much, why not take this book and act anyway😊.

 

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P.S. A characteristic of people who are cautious is that they have a strong idea of what to do if things go wrong.

 

People those who are afraid of failures tend to think that "What others think about my failure".

 

However, others are not caring about you as much as you think.

 

As you can see by looking back at yourself, it's rare to think endlessly about others, don't you?

 

Nobody cares if you make a mistake, so let's do it for the time being 😊.

PDCA日記 / Diary Vol. 630「一番頼りになるのは米ドル」/ "The most reliable is the US dollar"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 630「一番頼りになるのは米ドル」】

 

私は2016年に自営を始めてから、ネクタイをしない生活を送っています。

 

実は、「ネクタイのない社会があれば素晴らしい」と思っているくらいです。

 

中東のイランではネクタイが「欧米の象徴」と考えられており、政治家を含めて、イラン人男性はネクタイをしていません。

 

イランはアメリカとの関係がこじれており、クレジットカード決済ができない社会になっています。

 

「なぜイランでクレジットカードが使えないのだ?」と思われるかもしれませんが、アメリカがイランに対して経済制裁を行っており、クレジットカードを含めて国際的な金融取引から除外されているのです。

 

クレジットカードが使えないイランでは、基本的に商取引が現金で行われます。

 

この仕組みでは、金融業務の近代化が進まないだけではなく、海外からの投資が入りにくく、外国人観光客も訪れにくくなってしまいます。

 

アメリカに睨(にら)まれてしまうと、経済発展がチャレンジングな状況になっており、実際にイランは社会インフラの整備なども遅れています。

 

今回紹介する資料「どうする! ?感染爆発! !」は「日本はワクチン戦略を確立せよ!」をキャッチフレーズにしており、「中国がアメリカに勝てない理由」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「私はあちこちのコラムで『中国はアメリカに絶対勝てない』と言ってきました。

 

なぜかと言えば、根本的な話をすると、勝てない最大の理由は、世界の経済秩序はアメリカを中心に回っていて、中国は足元にも及ばない。

 

人民元香港ドルも結局、米ドルとの交換が可能であることによって、信用が裏打ちされています。

 

米ドルと交換できなかったら、誰も香港ドル、あるいは人民元を持とうとしないでしょう。

 

世界の主な銀行は、すべてニューヨークに支店を持っています。

 

なぜかと言えば、国際取引はニューヨークの支店の口座間で資金移動して決済するからです。

 

そのニューヨーク支店に対して『香港ドルあるいは人民元とドルを交換したら、もうニューヨークで取引させないからね』と通知するだけで、終わりです。

 

中国がアメリカに勝てない二番目の理由は、中国人自身がそれを知っている。

 

中国共産党の幹部たちははぜ、米ドルで秘密資産を持っているのか。

 

逃げるときに、一番頼りになるのが米ドルだからです。

 

つまり、いざとなったら人民元など何の役にも立たない、と知っている。

 

『欧州のユーロや日本の円もあるじゃないか』と思われるかもしれませんが、ユーロや円を欲しがるのは、米ドルに交換できるからですよ。

 

交換できなかったら、残念ながら、人民元香港ドルと同じように『ただの紙屑』です。

 

日本人も、それを忘れて、あまり調子にのってはいけません。」(引用終わり)

 

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どうする! ?感染爆発! !

どうする! ?感染爆発! !

 

 

P.S. 皆様の中には、外国為替証拠金取引(以下、「FX」)などで米ドル取引をしている方がいるかもしれません。

 

皆様が日本の銀行で米ドルを購入した場合、目には見えませんが、ニューヨークの決済システムを経由して米ドルを調達していることになります。

 

日本の主要銀行はニューヨークに決済用口座を持っており、そこを経由できるため、我々は日本に居ながらにして、米ドルを買ったり、売ったりできるわけです。

 

戦前のように、日本がアメリカと敵対していると、米ドルを調達できなくなり、現在のイランのように、自国内だけで経済を回さなければなりません。

 

太平洋戦争が勃発する前、アメリカからの経済制裁を受けて日本は追い詰められていったわけですが、米ドルを調達できなくなるということは、国にとっても企業にとっても大きな痛手となります。

 

我々は普段意識することもなく、自由貿易の恩恵を受けて生活しているわけですが、経済制裁を受けている社会がどのようなものか知りたい人は、一度イランを訪れてみるとよいかもしれませんね。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「頼りになる」=「reliable」>

  

今回出てきた「頼りになる」の英訳は、「reliable」になります。

 

「一番頼りになるのは米ドル」を英語にする場合、「The most reliable is the US dollar」とすればよいですね😊。  

 

どうする! ?感染爆発! !

どうする! ?感染爆発! !

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 630 "The most reliable is the US dollar"】

 

The material introduced today "What to do for infection explosion! (Japanese only)" has a catchphrase "Japan should establish a vaccine strategy!" and the following phrases were impressive in the part "Why China cannot beat the United States".

 

"I've said in columns here and there that China can never beat America.

 

Basically, the biggest reason why China can't win is that the world's economic order revolves around the United States, and China is not even close to their feet.

 

Both the RMB and the Hong Kong dollar are ultimately backed by the ability to exchange for the US dollar.

 

If it cannot be exchanged for US dollars, no one will try to have Hong Kong dollars or RMB.

 

All the major banks in the world have branches in New York.

 

The reason is that international transactions are settled by transferring funds between accounts at a branch office in New York.

 

If necessary, the U.S. government can tell the banks that, 'If you exchange dollars for Hong Kong dollars or RMB, you won't be able to trade in New York anymore.'

 

The second reason China can't beat the United States is that the Chinese themselves know it.

 

Why do Chinese Communist Party executives have secret assets in US dollars?

 

The US dollar is the most reliable way to escape.

 

In other words, they know that the RMB is of no use in the event of an emergency.

 

You might think, "There are European euros and Japanese yen," but people want euros and yen because they can be exchanged for US dollars.

 

If you can't exchange for US dollars, unfortunately, euro and yen would be just a piece of paper, just like the RMB and Hong Kong dollars.

 

The Japanese shouldn't forget about it and get too cocky." (Unquote)

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 629「車とカーナビの関係」/ "Relationship between Car & Satnav"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 629「車とカーナビの関係」】

 

私は実家に帰ると車で移動していますが、カーナビが搭載されています。

 

ただ、東京近郊で車が必要な場合、レンタカーを使っています。

 

従来はカーナビ付きのレンタカーを使っていましたが、最近はスマホにカーナビ機能がついているため有難いですね😊。

 

今回紹介する資料「図解でウンチク カーナビの謎を解く」によると、車とカーナビの関係は民法上で「主物」と「従物」の関係にあり、法的には一体と見なされるらしいです。

 

そのため、法的に見るとローンが残っている車のカーナビを勝手に取ってはいけないそうです。

 

ローンが完済するまで、その車は自動車ローン会社の所有物であるためです。

 

法律の観点からも、今回紹介する資料「図解でウンチク カーナビの謎を解く」は面白かったですね😊。

 

最近はレンタカーに加えて、バイクのレンタルが一般的になっています。

 

ホンダが「HondaGO」というバイクレンタルサービスを2019年から始めていますが、大型二輪免許を持っている私として嬉しいニュースでした。

 

<「HondaGO」のHP👇>


ホンダがバイクレンタル「HondaGO」を始めた背景には、バイクユーザーの高齢化があるそうです。

 

バイクユーザーの平均年齢は50歳というデータがあり、若年層に気軽にバイクに乗ってもらうために「HondaGO」が始まったようですね。

 

私も今度使ってみようと思っています(ブンブン🏍)。

 

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図解でウンチク カーナビの謎を解く

図解でウンチク カーナビの謎を解く

  • 作者:青砥 浩史
  • 発売日: 2009/01/22
  • メディア: 単行本
 

 

P.S. 最近は道を歩いていると、カーシェアリング用スペースに遭遇することが多く、ニーズと共に利用も拡大していることを感じます。

 

東京の場合、9割の車は動いていない(つまり殆どが駐車場に止まっている)と言われており、車を都心で保有する意味が薄れているようです。

 

カーシェアリングの時代がやってきた!」という本によると、「カーシェアリング利用者のうち、約15%は自家用車を持っている」とのこと。

 

詳細は「カーシェアリングの時代がやってきた!」の「マイカーとカーシェアリングの使い分け」部分をご確認頂ければと思いますが、今後も自家用車とカーシェアリングの使い分けは増えると本書は予想しています。

 

当たり前ですが、車に中にいると車の外観は見えません。

 

車は移動手段ですが、付随的に「お金持ちにみせたい」「オシャレにみせたい」等の存在理由があると言われています🚙。

 

基本性能では日本車より高いとは言えないヨーロッパ車が人気なのは、「見せるための車」という意味があるのでしょう。

 

腕時計などにも同じことが言えますね(私は、ヨーロッパ車も外国産の腕時計も持っていないけれど😊)。

 

カーシェアリングの時代がやってきた!」はカーシェアリングの紹介本ですが、車所有者にも参考になる資料であり、「車の維持費が高いな~」とお考えの方は一度手にとってみると良いでしょう。

 

  

<Mr. PDCAのボンジュール英語「カーナビ」=「satnav」>

 

今回出てきた「カーナビ」の英訳は、「satnav」になります(「satnav」は「satellite navigation system」の略です。

 

「車とカーナビの関係」を英語にする場合、「Relationship between car & satnav」とすればよいですね😊。

 

私は毎日英語の勉強をしていますが、「satnav」という単語は初めて知りました。

 

知らない単語に出会うことを楽しいと感じることが、外国語学習を続ける重要なポイントであると私は考えています😊。

 

図解でウンチク カーナビの謎を解く

図解でウンチク カーナビの謎を解く

  • 作者:青砥 浩史
  • 発売日: 2009/01/22
  • メディア: 単行本
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 629 "Relationship between Car & Satnav"】

 

I'm driving a car when I go back to my parents home.

 

However, if I need a car near Tokyo, I rent a car.

 

I used to rent a car with the satnav, but I am very grateful that the smartphone has the same function of satnav these days :-)

 

According to the material introduced today "Unraveling the mystery of satnav illustrations (Japanese only)", the relationship between cars and satnavs is "main" and "subordinate" under civil law, and is legally regarded as one.

 

Therefore, from a legal point of view, it seems that you should not take the satnav of a car that has a loan.

 

This is because the car is the property of the auto loan company until the loan is paid off.

 

From the point of view of the law, this book was quite interesting😊.

 

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P.S. When I walk on the road in Tokyo, I often find car-sharing spaces and I feel that many people have been using car-sharing services and this business seems expanding these days in Japan.

 

In the case of Tokyo, it is said that 90% of the cars are not moving (In other words, most cars are parked in the parking spaces), and it seems that the meaning of owning cars in the city is diminished.

 

The material "The age of car-sharing has come! (Japanese only)" explains that "About 15% of car-sharing users have their own cars".

 

This book is expecting that Japanese people will use car-sharing more in the future.

 

It is very interesting, but when you are driving a car, you cannot see the appearance of the car.

 

However, a certain number of wealthy people in Japan are trying to purchase European cars which basic performance is inferior to Japanese cars.

 

The basic role of a car is transportation, but people can show off their high annual income and social status by driving fancy cars 🚙.

 

It is said that there are additional reasons such as "I want to be rich" and "I want to be fashionable".

 

This book is an introduction of car-sharing, but it is a meaning reference material for car owners.

PDCA日記 / Diary Vol. 628「仮想通貨は信用創造がない」/ "Virtual currency has no credit creation"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 628「仮想通貨は信用創造がない
」】

 

過去のPDCA日記で、私が毎朝5時45分から放映されているテレビ東京の「モーニング・サテライト」を視聴していることを紹介しました。

 

 

「モーニング・サテライト」では、株式や債券、外国為替や商品先物などの価格が画面上に出てきます。

 

最近は、「ビットコイン先物」の価格が表示されるようになっています。

 

ビットコイン先物は、世界最大のデリバティブ取引所であるCME(Chicago Mercantile Exchange)で取引されています。

 

日本では現物のビットコイン取引が主流ですが、本場のアメリカでは少し先を行っている印象ですね😊。

 

今回紹介する資料「ツーカとゼーキン」は「知りたくなかった日本の未来」をキャッチフレーズにしており、「仮想通貨は信用創造がない」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「仮想通貨の大きな特徴は、中央銀行が発行する通貨と異なり、誰かの意思で勝手に発行量を決められないという点だ。

 

だから、今までの通貨と異なり、『発行量が増えすぎることが原因で、通貨の価値が落ちる』ということがない。

 

本質的には現代の通貨の仕組みと同じだよ。

 

現代の通貨の主役は預金通貨と言ってよいが、預金通貨はみんなが『銀行にお金がある』って信じているから成り立つ通貨だからね。

 

本当は預金の引き出しに見合ったお金を銀行は持っていないんだから。

 

硬貨の時代は、貴重な金属が含まれていたから、硬貨そのものに素材としての価値もあった。」(引用終わり)

 

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P.S. 私は2016年に自営を始めた際、仮想通貨(暗号資産)取引所とビジネスを行っていました。

 

と言っても、私自身がビットコインなどを買っていたわけではありません。

 

私は、仮想通貨取引所が財務局で登録するプロセスのサポート業務を行っていたのです。

 

当時の仮想通貨取引所は、ビットコインバブルの影響もあって業績が非常に良かったのです。

 

人手不足も深刻であり、色々な意味でとてもよい取引ができる相手でした。

 

そう言えば、19世紀半ばにカルフォルニアで発生したゴールドラッシュでも、「儲けた人は金を掘らなかった」と言われています。

 

詳細は「アメリカ型成功者の物語―ゴールドラッシュとシリコンバレー」を読んで頂ければと思いますが、ゴールドラッシュで大金持ちになったのは、金を掘ろうとした猛者ではなく、ショベルやスコップを事前に買い占め、販売した商人でした。

 

フランスから丈夫な生地(きじ)を取り寄せ、金を掘る人達に破れにくいズボン(今の「ジーンズ」の原型)を提供したリーバイ・ストラウスも「金を掘らずに大金持ちになった」一人です。

 

アメリカ型成功者の物語―ゴールドラッシュとシリコンバレー」を読んでいたこともあって、私はビットコインなどの仮想通貨に手を出さず、相場変動の影響を受けることがありませんでした😊。

 

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「信用創造」 = 「credit creation

 

今回出てきた「信用創造」の英訳は、「credit creation」になります。

 

「仮想通貨は信用創造がない」を英語で表現する場合、「Virtual currency has no credit creation」とすればよいですね😊。 

 

 

  

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 628 "Virtual currency has no credit creation"

 

The material introduced today "Currency & Tax (Japanese only)" has a catchphrase "The future of Japan that we didn't want to know", and the following phrases were impressive in the part "The virtual currency has no credit creation.

 

"The big feature of virtual currency is that unlike the currency issued by the central bank, it is not possible for anyone to arbitrarily decide the amount to issue.

 

Therefore, unlike conventional currencies, 'Value of a currency drops due to too much issuance' will not occur.

 

It's essentially the same as a modern currency system.

 

It can be said that the leading character of modern currencies is deposit currency, but deposit currency is a currency made up of people's belief that there is money in banks.

 

The banks don't really have the money to withdraw their deposits.

 

In the era of coins, precious metals were included, so the coin itself was valuable as a material." (Unquote)

 

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P.S. When I started my own business in 2016, I was doing business with a cryptocurrency exchange.

 

I didn't buy Bitcoin myself, but I supported the process of registering at the Finance Bureau for cryptocurrency exchanges.

 

At that time, the cryptocurrency exchanges were performing very well, partly due to the influence of the Bitcoin bubble.

 

The labor shortage was also serious then, and in many ways they were good business partners for me 😊.

PDCA日記 / Diary Vol. 627「面白そうに聞く」/ "Listen interestingly"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 627「面白そうに聞く」】

 

過去のPDCA日記でも紹介しましたが、マネージャーに求められる資質として「聞く力」があります。

 

今回紹介する資料「聞く力」は「心をひらく35のヒント」を解説しており、印象的だったのは「面白そうに聞く」部分でした。

 

インタビューや面談などで、相手の話を聞く際に重要なのは、「面白そうに聞くことである」と今回紹介する資料「聞く力」は強調しています。

 

また、自分が話す場合でも、「面白そうに聞く」という手法は応用可能です。

 

プレゼンテーションをする際、聴衆を見ながら行う「アイコンタクト」が重要になってきます。

 

その際、面白そうに聞いている人を見ながらプレゼンをすると、非常に話しやすくなります。

 

笑っている人、頷いている人、前のめりになっている人などとアイコンタクトを行うことで、自分自身の緊張がほぐれ、リラックスして、プレゼンを行うことになります。

 

色々な意味で、「面白そうに聞く」ことは重要なのですね。

 

インタビューや面接の機会が多い人はもちろんですが、プレゼンをすることが多い方にも、今回紹介する資料「聞く力」はおすすめの一冊です😊。

 

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聞く力 心をひらく35のヒント (文春新書)
 

 

P.S. 世の中には、「聞き上手」と呼ばれる人がいます。

 

聞き上手な人の特徴として、「質問上手」ということがあります。

 

相手が答えたくなるような質問を上手く投げかけ、話している人が嬉しくなるようなコミュニケーションを心がけているのです。

 

部下とのコミュニケーションにお悩みの管理職の方は、相手が答えたくなるような質問を聞いてあげるとよいでしょう。

 

日本の伝統的な組織では、偉い人が偉そうに(?)話をする「訓話」と呼ばれる儀式があります。

 

私はこの「訓話」が苦手で、早々と伝統的な日本企業から足を洗いました。

 

企業や役所において、偉い人がするべきは「訓話」ではなく、「聞くこと」であると私は考えています。

 

経営学者のピーター・F・ドラッカーの本を読んだことがある方は多いと思います。

 

ドラッカーと言えば、「マネージャーに求められる資質はただ一つ。真摯さだけだ(Integrity is one absolute requirement of a manager)」というセリフが一番有名です。

 

ドラッカーは、色々な本の中でマネージャーに対して「聞け、話すな」と繰り返し述べています。

 

「あまりに重要なことなので、原則に格上げしたいくらいである。聞け、話すな、である。」(ピーター・F・ドラッカーのコメント終わり)

 

治療格差社会」という本は、「ドラッカーがもし、あなたの主治医、担当看護師だったら?」の観点からMBAホルダーである医師が、経営学を盛り込みながら医療の現状に鋭く切り込んでいます。

 

治療格差社会」の中で、著者は「聞く」ことの重要性を以下のように解説しています。

 

「人の強みと弱みについて間違って理解されていることが、対人関係の得手不得手である。

 

多くの人が、話上手だから人との関係づくりは得意だと思っている。

 

対人関係のポイントが聞く力にあることを知らない。」(引用終わり)

 

  

上記は大変興味深い記述で、ドラッカーの名著「非営利組織の経営」からの引用です。

 

 

ドラッカーは、組織のマネジメント手法の1つである目標による管理(MBO:Management by Objectives and Self Control)の概念を構築したことでも知られています。

 

実は、ドラッカーMBOによる組織管理を主張した背景には、面白い逸話があります。

 

ドラッカーは1909年にオーストリアのウィーンで、裕福なドイツ系ユダヤ人の家庭に生まれました。

 

ドラッカーは1917年に両親の紹介で、同じユダヤ人の心理学者ジークムント・フロイトに出会います。

 

その後、ドイツのフランクフルトでドラッカーは新聞記者になり、フランクフルト大学で法学博士号を取得して、この頃にヒトラーゲッベルスなどのナチス幹部とインタビューを行っています。

 

ナチスの不穏な空気を読みとったドラッカーは1933年にドイツを離れ、イギリスのロンドンに移住しました。

 

ユダヤ人として迫害を受けてきたドラッカーは、人種や信教ではなく、ビジネスにおいては「結果、成果だけで評価されるべき」という強い想いを、「現代の経営」という本の中で記しています。

 

 

目標管理を行う際にも「聞くこと」を意識すると、マネージャーとチームメンバーのコミュニケーションが活発になると、私は感じています。

 

そのためには、普段から挨拶と雑談をしておくことがポイントになりますね😊。

 

当たり前の話ですが、「聞く」ためには相手に話してもらわなければなりません。

 

話してもらうためには、話しかけやすい環境を整え、いつも笑顔で相手に接することも重要になります😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「聞き上手」 = 「good listener

 

今回出てきた「聞き上手」の英訳は、「good listener」になります。

 

「彼は聞き上手である」を英語で表現する場合、「He is a good listener」とすればよいですね😊。     

 

聞く力 心をひらく35のヒント (文春新書)
 

    

  

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 627 "Listen interestingly"

 

The material introduced today "Listening Power (Japanese only)" explains "35 inspirational tips", and what impressed me was the part "Listen interestingly".

 

In interviews and interviews, the important thing when listening to the other person's story is to "interestingly listen" and emphasizes the material "listening power".

 

In addition, even if you speak, you can apply the method of "listening with interest", I suppose.

 

When you are doing a presentation, it is important to make eye contact while watching the audience.

 

At that time, it will be very easy to talk if you give a presentation while looking at the people who are listening to you actively.

 

By making eye contact with people who are laughing, nodding, or leaning forward, you will relax your tension and a presentation will be energetic." (Unquote)

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 626「昭和の異常な自粛」/ "Showa's unusual self-restraint"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 626「昭和の異常な自粛」】

 

2020年に発生した新型コロナウイルス騒動で、「自粛警察」というキーワードがメディアで語られるようになりました。

 

日本で緊急事態宣言が出ていた最中に営業していたレストランに自粛を求めたり、公園で遊んでいる子供に自宅待機を促すなど、公権力とは関係のない一般人が、あたかも警察のように振る舞ったことを「自粛警察」と形容したわけですね。

 

今回紹介する資料「FAKEな平成史」は「終わる平成。しかし、忖度は続いている」をキャッチフレーズにしており、「かつて、異常な自粛があった」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「1988年(昭和63年)9月19日、昭和天皇は吐血し、闘病生活が始まった。

 

皇居や京都御所など日本各地に病気平癒を願う記帳所が設けられ、病臥(びょうが)の報道が始まってから一週間で記帳を行った国民は235万人に上り、最終的な記帳者の総数は900万人に達したという。

 

同時にこの時期、歌舞音曲を伴う派手な行事・イベントはほぼ自粛(中止または規模縮小)された。

 

リーグ優勝した中日ドラゴンズは『祝勝会』を『慰労会』に名称変更し、ビールかけも自粛した。」(引用終わり)

 

全体主義色が強いのは戦前から昭和終盤だけではなく、現在の日本においても、それほど変わらないのかもしれません。

 

私はどちらかと言うと全体主義が苦手であり、「似たような服を着て似たような表情」をしている人が多かった金融業界からも足を洗いました。

 

今はインターネットがあるため、全体主義が苦手な人はそこから抜け出すという方法があって、良いことだと感じていますね😊。

 

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FAKEな平成史

FAKEな平成史

  • 作者:森 達也
  • 発売日: 2017/09/22
  • メディア: 単行本
 

 

P.S. 2021年4月9日、イギリスのエリザベス女王の夫であるエディンバラ公爵フィリップ王配が他界しました。

 

本日(2021年4月17日)、フィリップ王配の葬儀が行われますが、イギリスは国中が喪に服している状態のようです。

 

ただ、イギリスのあらゆるところで自粛が行われており、「過剰自粛である」という意見も出ています。

 

1988年以降の日本における自粛も行き過ぎた感があったようですが、皇室や王室がからむと過度の自粛が発生するのは、世界中どこでも同じようですね。

 

フィリップ王配死去に伴う自粛状況を見ても、イギリス人にとって王室は特別な存在であることが分かりますね。

 

イギリス人が誇りにしていることとして、2つあると言われています。

 

1つは、イギリスの国営医療サービス事業である「国民保健サービス(National Health Service:略称NHS)」です。

 

もう1つが、イギリス王室です。

 

命や健康を守る国民健康保険であるNHSと同じくらいイギリス人は王室を大切にしており、日本人が皇室に持つ感情との違いを感じますね。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「自粛」 = 「self-restraint

 

今回出てきた「自粛」の英訳は、「self-restraint」になります。

 

昭和の異常な自粛」を英語で表現する場合、「Showa's unusual self-restraint」とすればよいですね😊。     

 

FAKEな平成史

FAKEな平成史

  • 作者:森 達也
  • 発売日: 2017/09/22
  • メディア: 単行本
 

 

  

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 626 "Showa's unusual self-restraint"

 

The material introduced today "FAKE Heisei History (Japanese only)" has a catchphrase "Ending Heisei era, but people are still reading between the lines." and the following phrases were impressive in the part "Showa's unusual self-restraint".

 

"On September 19, 1988, Emperor Showa vomits blood and begins a fight against illness.

 

At the same time, flashy events and events were almost self-restraint (cancelled or reduced in scale).

 

The Chunichi Dragons, who won the professional baseball league in Japan, changed the name of 'Celebration Victory Party' to 'Relief Session' and refrained from drinking beer in the part." (Unquote)

 

The strong totalitarian color may not change so much in Japan from prewar to the end of the Showa period and in 2021.

 

I'm rather not good at totalitarianism, and I've also run away from the financial industry, where many people wore similar clothes and had similar facial expressions.

 

Now that we have the internet, people who are not good at totalitarianism have a way to get out of it, and I feel that it is a good thing 😊.

 

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P.S. On April 9, 2021, Prince Philip, Duke of Edinburgh, the husband of Queen Elizabeth of England, passed away.

 

Today (April 17, 2021), Prince Philip's funeral will be held, but Britain seems to be in mourning all over the country.

 

However, self-restraint is being carried out everywhere in Britain, and some people say that it is overkill.

 

It seems that the self-restraint in Japan after 1988 seems to have gone too far, but excessive self-restraint occurs everywhere in the world when the imperial family and the royal family are involved.

 

Looking at the self-restraint situation related to Prince Philip, you can see that the royal family is special to the British.

 

It is said that there are two things that the British are proud of.

 

The first is the National Health Service (NHS) in the United Kingdom.

 

The other is the British royal family.

 

British people value the royal family as much as NHS, which is a national health insurance that protects lives and health, and I feel the difference from the feelings that Japanese people have in the royal family.

PDCA日記 / Diary Vol. 625「結局はガバナンスの問題」/ "Eventually we end up with governance issues"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 625「結局はガバナンスの問題」】

 

私の場合、チャレンジに直面した企業の中に入っていって、改善のお手伝いをすることが仕事になっています。

 

結局はガバナンスの問題だったりするのですが、そのことを経営者自身に理解してもらうまでに時間がかかるものです。

 

一代で築き上げたオーナー企業の場合、「会社のことを全て分かっている」という思い込みを持ってしまいがちです。

 

過去のPDCA日記でも紹介しましたが、「自分は分かっていない」という「無知の知」が経営者にとっては重要だったりします。

 

 

今回紹介する資料「避けられた戦争」は戦前の1920年代に焦点を当てており、「条約批准をめぐる統帥権干犯論争」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「(1922年に)調印された(ワシントン)海軍軍縮条約の批准段階になってから、この条約が『統帥権干犯』だという激しい批判が野党の政友会や海軍の一部から発生した。

 

海軍軍令部は、天皇の海軍面での統帥権を支える機関であり、首相の同意なしに、直接、天皇に作戦や用兵などの統帥事項を上奏できる『帷幄上奏(いあくじょうそう)』の権限があった。」(引用終わり)

 

過去のPDCA日記でも紹介しましたが、日本の初代首相でもあった伊藤博文の意向を受けて、大日本帝国憲法明治憲法)には「首相」や「内閣」という文言が存在しませんでした。

 

首相や内閣の文言が明治憲法に入ると、伊藤博文は自分がいなくなってしまった後、時の為政者や政権が天皇の大権を都合よく利用するリスクを感じていたと言われています。

 

その後、日本は1931年の満州事変、1937年の支那事変に突入していきます。

 

皮肉なことに、伊藤博文の予想とは違う形(軍部の暴走)で天皇の大権は濫用されることになります。

 

明治憲法の欠陥に目を付けて軍部が暴走し、壊滅的な敗北を迎えた背景には、ガバナンスの問題があったことになります。

  

 

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P.S. ワシントン海軍軍縮条約と似たようなゴタゴタは、現在のビジネスシーンでも垣間見ることがあります。

 

企業の場合、経営者の決裁をとるために稟議書を作成することが一般的です。

 

ただ、組織によっては稟議書を作成することなく、現場の担当者が勝手に物事を進めるケースが少なからず存在します。

 

稟議書がない状態で、「XXさん(とても偉い人)がOKと言いました」と騒いで、自分の意見を通そうとするビジネスパーソンがいたりするのです。

 

これは非常に困った状況であり、「声の大きい人」が有利になる組織とも言えます。

 

程度の差はありますが、これもガバナンスの問題です。

 

稟議書なしで物事が進む組織は、「上席者の承認を文書で残す」というコンプライアンス意識が欠如していることになります。

 

文民統制シビリアンコントロール)が機能せず、旧日本軍が壊滅したように、ガバナンスの問題を抱えている組織の場合、遅かれ早かれチャレンジに遭遇する可能性が高いのです。

 

「自分が所属している組織もガバナンスの問題を抱えている」と感じている方は、今回紹介した資料「避けられた戦争」を読んでみましょう😊。

 

新型コロナウイルス騒動について、「第二次世界大戦の時とそっくりだ」とコメントする識者がいます。

 

第二次世界大戦が勃発した時、日本は満州、東南アジア、インド、アラスカ諸島周辺まで戦線を拡大させました。

 

ただ、旧日本軍は内閣や議会に報告を行わず暴走してしまったため、文民統制がきかずに壊滅しました。

 

また、当時のメディアは戦争賛美のオンパレードでした。

 

日本の敗戦が明らかになっていた1944年になっても、新聞などの主要メディアは「本土決戦間近!」という無茶苦茶な論調を続けていました。

 

第二次世界大戦では、軍部とメディアが結託して、310万人以上の犠牲者を出すことにつながりました。

 

しかも、大半は戦死ではなく、餓死や病死でした。

 

今回の新型コロナウイルス騒動では、医師会や病院の意見がメディアで盛んに取り上げられます。

 

ただ、医療業界が抱えている構造的な問題や政治的決断を必要とする課題については、焦点が当たっていません。

 

第二次世界大戦の時は、軍人や軍部の言うことが絶対でした。

 

現在は、医師会や病院の言い分がメディアで過剰に取り上げられており、実際の政策にも反映されているように見えます。

 

また、テレビをはじめとするメディアも、「本日は感染者〇〇人!」と恐怖をあおる報道を続けています。

 

メディア側からすると、恐怖をあおって人々が外出せず自宅にいてくれれば、テレビやラジオを視聴する機会が増えます。

 

その結果、視聴率が向上し広告宣伝費が増加するため、テレビ局やラジオ局などの主要メディアは追加利益が見込めることになりますね💰。

 

ここでも重要なのはガバナンスであり、選挙で選ばれた政治家が最終的な判断を行う文民統制がカギであると私は考えています。

 

選挙にいっても支持したい人がおらず、投票先がないという場合、候補者の名前を書かない白票を投票箱に入れるだけで、政治家にメッセージを伝えることができます。

 

余り知られていませんが、政治家は白票数をきちんと見ています。

 

選挙に行かないことは、既得権者に有利な状況を導き出すことにつながり、文民統制がきかなくなるリスクを高めることになりますね😊。

 

というわけで、皆様もきちんと選挙に行きましょう😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「結局は」 = 「eventually

 

今回出てきた「結局は」の英訳は、「eventually」になります。

 

「結局はガバナンスの問題」を英語で表現する場合、「Eventually we end up with governance issues」とすればよいですね😊。 

 

   

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 625 "Eventually we end up with governance issues"

 

The material introduced today "That War can be Avoided (Japanese only)" focused on the 1920s before the World War II, and the following phrases were impressive in the part "Controversial Condemnation over Ratification of the Treaty".

 

"Since the ratification stage of the Washington Navy Disarmament Treaty in 1922, violent criticism of the treaty as a "marshal right punishment" came out of the opposition political party and some of the Navy.

 

The Navy Command Department is an institution that supports the emperor's naval commander's right to directly ask the emperor's commandments such as operations and troops to the emperor without the consent of the prime minister.” (Unquote)

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 624「周りの目はそれほど重要ではない」/ "Eyes around you are not so important"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 624「周りの目はそれほど重要ではない」】

 

おっはモーニング☀。

 

以前、PDCAカフェに来たある方から、「Amazonで評価がついていない本をMr. PDCA(私のことよ😊)は紹介していますが、どうやって面白い書籍を確認しているのですか?」という質問を受けました。

 

私の回答は、以下の通りです。

 

「私はAmazonの評価を参考にしていません。

 

なぜならば、Amazonの評価は匿名であり、無記名だからです。

 

私の場合、実際に本屋や図書館で書籍を実際に手に取って読んでみることが多いです。

 

また、私は新聞の書評欄も参考にしています。」(Mr. PDCAコメント終わり)

 

今回紹介する資料「無職、ときどきハイボール」は、先週(2021年4月10日)の新聞の書評欄に紹介されていた本です。

 

無職、ときどきハイボール

無職、ときどきハイボール

 

 

私は毎週本屋に通っているのですが、今回紹介する資料無職、ときどきハイボール」は中々売っていませんでした。

 

あちこちをうろうろとした結果、5件目の書店で「無職、ときどきハイボール」をようやく見つけることができました。

 

重版出来(じゅうはんしゅったい:初版発行部数を上回り、追加発行になること)が決まったようで、売り切れの店が多かったのかもしれませんね😊(羨ましいぞ!)。

 

今回紹介する資料「無職、ときどきハイボール」は、「酒さえあれば、どんなところも居酒屋認定!」をキャッチフレーズにしており、以下フレーズが印象的でした。

 

「私は現在、短命な社会人生活を新卒1年目の10月には終え、そこからは何となく知り合いの仕事を手伝ったり、勉強させてもらったりで藁(わら)にもすがる思いで生きてきた。

 

つまり、ほとんど無職、ネオ無職だ(最近はライターやYouTube関連の収入も増えてきたが)。

 

なぜ就活をしたのかと言われたら、そのルートが当たり前だったからだ。

 

大学4年間でやりたいことは見つからず、社会でバリバリ働きたいというモチベーションをなかった。

 

でも、働かないと食べていけないし、周りの目もあるから就職の道を選んだだけ。

 

結果、『ここには自分のやりたいことはない』と生意気にもすぐに気付いてしまい、半年経たずに辞めてしまった。

 

無職になったら、有り余るほどの時間ができた。

 

そこからはぽつんと、最初はしんみり孤独に包まれながら1人でお酒を飲んだ。

 

そして、驚いた。

 

…お、おいしい……。

 

お酒の味に全集中して飲んだら、味があることに気付かされた。

 

かなり偏差値低めの発言だが、お酒を味わって飲むことなんてろくになかったから感動したのだ。

 

そこから面白くなって、緩やかに酒の味を楽しみながら飲むようになった。

 

『レモンサワーって、メーカーによって酸味がこんなにも異なるのか』

 

『よくよく飲むと、ウイスキーって種類によって飲みやすさがまったく違うな』

 

そんなことがわかるようになってきた。」(引用終わり)

 

今回紹介する資料「無職、ときどきハイボール」を読みながら、私が5年前に銀行を辞めて、自営を始めた頃のことを思い出しました。

 

無職、ときどきハイボール」が述べている「働かないと食べていけないし、周りの目もあるから就職の道を選んだだけ」ということは、多くの人に当てはまることでしょう。

 

2000年に私が大学を卒業し、銀行の仕事を選んだ時も、今回紹介する資料「無職、ときどきハイボール」が言う「周りの目」を意識していたことを覚えています。

 

ただ、「周りの目」を気にしても、幸せになれるとは限りません(幸せな人もいるとは思いますが😊)。

 

過去のPDCA日記でも紹介しましたが、日本では自営業者の社会的地位が低かったりします。

 

逆に言えば、会社員の社会的地位が高いということでもありますね。

 

 

2016年に私は自営業者になったのですが、1年目からビジネスが黒字になったこともあって、困ったことは基本的にありませんでした。

 

 

「周りの目(世間体)」を気にせず、自分のビジネスに邁進することで、銀行員時代よりも幸せな日々が訪れたことを覚えていますね😊。

 

私が自営を始めて1つチャレンジングだったこととしては、「フリーターとは付き合えない」という捨て台詞と共に恋人が去っていったことくらいですね(フリーターではなかったのだが…)。

 

日本で新しいことを始める際、「親ストップ」や「パートナーストップ」があると聞いていましたが、私の場合は、「パートナーが去っていく」現象が起こったことになりますね(まあ、いいけれど😊)。
 

私の過去のチャレンジはさておき、今の仕事が合わないと思っている方は周りの目を度外視して、一度自分のやりたいことを始めてみるという作戦があります。

 

「今の仕事が合わない」とか「自分が何をやりたいのか分からない」とお悩みの方にとって、今回紹介した資料「無職、ときどきハイボール」は色々なヒントを提供してくれています。

 

ゴールデンウイークが近づいており、「無職、ときどきハイボール」を片手にこれからのことをゆっくり考えるという時間があっても良いのではないでしょうか😊。

 

今回紹介した資料「無職、ときどきハイボール」の著者である「酒村ゆっけ、」氏も、YouTubeの中で「たまにはゆっくり休もうや」と言っていますしね🐈。

 

<酒村氏が「ケンタッキー食べ放題」に挑戦するYouTube動画🍖>

    

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無職、ときどきハイボール

無職、ときどきハイボール

 

 

P.S. 新聞の書評欄は参考になりますが、新聞の広告欄に掲載されている本の情報は参考になりません(言い切った!)。

 

新聞の2面、3面の下部分で、本の広告を目にすることがあります。

 

「有名書店XXでベストセラーランキング1位!」となっているような本の場合、「実はその有名書店でも、仲間うちで集中的に買い込んで、ランキング1位をとるようなことも中にはある」と、「日経新聞を「読む技術」「活用する技術」」という本が指摘しています

 

日経新聞を「読む技術」「活用する技術」

日経新聞を「読む技術」「活用する技術」

 

  

一番良いのは実際に本屋に行って、自分で面白いと感じる書籍を購入することですね。

 

私の場合、「はじめに」部分で引き込まれる内容の本が「良い書籍」と定義づけています。

 

また、目次を見ることで、その本が面白いかどうかがある程度は分かりますね😊。

 

その観点からすると、今回紹介した資料「無職、ときどきハイボール」は「はじめに(プロローグ)」部分が面白く、その後の内容も引き込まれる形で入っていけます。

 

無職、ときどきハイボール」を読みながら、私自身が海外の学校で学んでいた時、スピーチの教授から「プレゼンテーションはクライマックスから始まるべき」と何度も言われたことを思い出しました。

 

英語のことわざに、「始めよければ半ば成功(Well begun is half done)」というものがあります。

 

「始めよければ半ば成功(Well begun is half done)」は、「始まりが上手くいけば残りも順調に進む」という意味ですが、これはビジネスに限らずプライベートなことでも応用できそうですね。

 

まずは、一日が始まる朝に家族や同僚にきちんと挨拶をするようにしたいものですね😊。

 

今回紹介した資料「無職、ときどきハイボール」の著者である酒村氏は、チャンネル登録者数26万人以上の人気YouTuberでもあります(2021年4月15日時点)。

 

酒村氏は、「おっはモーニング」という冒頭の挨拶と共に「食レポ(酒レポ?)動画」を投稿しています🍺。

 

<酒村氏のYouTube動画「世界一のゆっけ」🍚>

 

テレワーク環境で「飲み会」という儀式(?)が消滅した昨今、酒村氏のYouTube動画をみながら、自宅で晩酌をしてみてはいかがでしょうか🍷。

 

私は一切アルコールを口にしないため、朝食や昼食をとりながら酒村氏のYouTube動画をみるか、「無職、ときどきハイボール」を読んでいますよ😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「引き込まれる」 = 「be drawn

 

今回出てきた「引き込まれる」の英訳は、「be drawn」になります。

 

「私は彼女の本に引き込まれた」を英語で表現する場合、「I was drawn into her book」とすればよいですね😊。 

 

無職、ときどきハイボール

無職、ときどきハイボール

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 624 "Eyes around you are not so important"】

 

A while ago, I received a following question at PDCA cafe.

 

"Mr. PDCA, you've introduced books that haven't been rated by Amazon, but how do you find interesting books?"

 

My answer is as follows.

 

"I am not paying attention to Amazon's evaluation, because it is anonymous. In my case, I often pick up books at bookstores and libraries. I also refer to the book review section of newspapers." (End of my comment)

 

The material "Unemployed, Occasionally Highball" introduced this time is a book introduced in the book review section of the newspaper last week (April 10th, 2021).

 

I go to a bookstore every week, but I could not find "Unemployed, Occasionally Highball", and I finally found it at the 4th bookstore 😊.

 

The material introduced today "Unemployed, Occasionally Highball" has the catchphrase "If there is alcohol, it can be certified as a bar!", and the following phrases were impressive.

 

"I entered the company as a new graduate and quit my job in half a year.

 

In other words, I am almost unemployed and I call myself as neo unemployed.

 

Although writing and YouTube related income has increased recently.

 

When asked why I entered the company, that route was the norm.

 

I couldn't find what I wanted to do in my 4th year of college, and I wasn't motivated to work hard in society.

 

But I can't eat unless I work, and there were eyes around me, so I just chose to get a job as a corporate employee.

 

As a result, I immediately realized that I had nothing I wanted to do there, and quit within half a year.

 

When I became unemployed, I had plenty of time.

 

From there, I drank alone while being wrapped in loneliness at first.

 

And I was surprised.

 

... Oh, it's delicious...

 

When I concentrated on the taste of alcohol, I realized that it had a taste.

 

It's a rather low deviation, but I was impressed because I didn't really like to taste and drink alcohol.

 

From there, it became interesting and I began to drink while enjoying the taste of sake.

 

'Does lemon sour have sourness depending on the manufacturer?'

 

'If you drink well, the ease of drinking whiskey is completely different depending on the type.'

 

I have come to understand such a thing.“(Unquote)

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 623「美醜の基準は複数ある」/ "There are multiple standards of beauty & ugliness"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 623「美醜の基準は複数ある」】

 

私は学生時代、予備校講師のアルバイトをしていたことがあり、高校生の保護者の方と話をする機会がありました。

 

そこで良く耳にしたのは、「うちの子は努力が足りないんです」という言葉でした。

 

日本では、「努力することが美徳」という考えが強いですが、何が美徳であるかについては、国によって違いがあるようです。

 

私が以前働いていた米系金融機関は、結果が見えやすい数字の世界ということもあり、「結果こそが全て」という感じで、収益目標さえ達成すれば、「会社に来なくても良い」という雰囲気すら流れていました。

 

日本とアメリカの考え方について、どちらが良いとは言えませんし、それぞれ一長一短だと思います。
  
一方、フランスでは「努力せずに結果を出すことが素晴らしい」という考えがあるようでした。

 

私がフランスで学生に戻っていた時、ある新聞の記事を読んで、面白いと感じたものです。

 

その記事によると、子供を持つ親たちは、一生懸命勉強して良い成績を出すよりも、努力せず結果を出す方を好むそうです(あくまでこの記事の話😊)。
  
フランスでは勉強せずに良い成績を出すと、「うちの子は勉強しなくても、成績が良い!」と親は大変喜ぶそうです。

 

今回紹介する資料「ことわざ比較の文化社会学 日英仏の民衆知表現」は「110のことわざに示される民衆知を比較社会学の視点から読み解く」をキャッチフレーズにしており、「あばたもえくぼ」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「あばたもえくぼ

 

英:Love is blind. あるいは Love sees no faults.

仏:Il n'y a piont de laides amours.

 

日本語では、相手の顔にある醜いあばたでさえも、惚れた欲目からすれば可愛く見える。

 

スタンダールの『恋愛とは美しい誤解である』でもよく知られている。

 

英語では直訳的に、『恋は盲目である』と表現したり、『愛にはどんな欠点も見えない』ともいわれる。

 

フランス語では『恋の相手に醜い者はいない』と表現される。

 

laide は英語の ugly に相当する『醜い』という形容詞である。

 

文法的には ne...point で、少しも~でない。

 

amours は恋人。

 

醜いと判断する基準は人それぞれに異なるが、ひいき目でみれば、醜いものも美しく見える。

 

気に入れば、その相手は素晴らしく思える。

 

ただし日常的には、美醜の基準が複数あるため、惚れて通う相手も複数になる恐れが出てくる。

 

浮気や不倫などが無くならないのも、美しさを感じさせる多様性が、顔かたち、人柄、能力、知性などに分かれてそれぞれの判断基準があるためであろう。

 

一方では顔かたちで気に入って、他方ではその知性を愛することもありえる。

 

世間の面白さでもある。」(引用終わり)

 

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ことわざ比較の文化社会学 日英仏の民衆知表現

ことわざ比較の文化社会学 日英仏の民衆知表現

  • 作者:金子 勇
  • 発売日: 2020/10/14
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

P.S. 日本企業で働く外国人にとって、社内通知などが日本語のみで出され、英語で配信されないことが苦痛に感じられるようです。

 

「英語だけで業務に問題はありません」と採用ページでうたっている企業であっても、中に入ってみると日本語だらけで、英語だけでは生活できないというパターンもあるようです。

 

言葉の違いは文化の違いであるため、日本全体の英語力向上は永遠の課題なのかもしれませんね。

 

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「美徳」=「virtue」>

  

今回出てきた「美徳」の英訳は、「virtue」になります。

 

「何が美徳であるかについては、国によって違いがある」を英語にする場合、「There are country differences in what is a virtue」とすればよいですね😊。  

 

ことわざ比較の文化社会学 日英仏の民衆知表現

ことわざ比較の文化社会学 日英仏の民衆知表現

  • 作者:金子 勇
  • 発売日: 2020/10/14
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 623 "There are multiple standards of beauty & ugliness"】

 

The material introduced today "Cultural Sociology of Comparative Sociology of Japanese, English and French (Japanese only)" has a catchphrase "Understanding the popular wisdom shown in 110 proverbs from the perspective of comparative sociology", and the following phrases were impressive in the part "Love is blind".

 

"Japanese: Pockmarks can be dimples.

English: Love is blind. Or Love sees no faults.

France: Il n'y a piont de laides amours.

 

In Japanese, even the ugly pockmark on the other person's face looks cute to the lust of love like a dimple.

 

It is also well known in Stendhal's 'Love is a beautiful misunderstanding.'

 

In English, it is literally expressed as 'love is blind' or 'love does not see any flaws'.

 

In French, it is expressed as 'no one is ugly in love'.

 

Laide is an adjective, which is equivalent to ugly in English.

 

Amours are lovers.

 

The criteria for judging ugliness differ from person to person, but if you look at it with your own eyes, ugly things look beautiful.

 

If you fall in love with someone, he or she looks great.

 

However, on a daily basis, there are multiple standards of beauty and ugliness, so there is a risk that there will be multiple people who fall in love with them.

 

The reason why cheating and infidelity do not disappear is that the diversity that makes us feel beauty is divided into face shape, personality, ability, intellect, etc., and each has its own judgment criteria.

 

On the one hand, you may like it in the form of a face, and on the other hand, you may love its intellect.

 

It is also the fun of the world." (Unquote)

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 622「日本人でつるまない」/ "Not gathering with Japanese"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 622「日本人でつるまない」

 

海外の大学や大学院に行くと、インド人や中国人の留学生の数が多く、日本人と顔を合わす機会は減少していると言われています。

 

私自身、フランスの大学院に留学していましたが、日本人は私1人だけのクラスが殆どでした。

 

そのため、私は北米、南米、アフリカ、中東、アジアなどの留学生とグループワークを行っていました。

 

海外留学するメリットは色々とありますが、自分とは違うバックグラウンドを持っている人たちと意見を交わせることが一番大きいと私は感じています。

 

インド人のグループを見ていて感心したこととして、彼ら、彼女らの対応力の凄さがあります。

 

マーケティングの授業でグループごとにプレゼンテーションを行う機会があり、それぞれのチームが事前に資料を用意していました。

 

私のチームはプレゼンテーションのリハーサルを複数回行って、万全の準備をして授業に臨みました。

 

一方、インド人のグループは教室の後ろの方に集まり、何やら話し合いを行っています。

 

インド人グループの1人が手をあげて、以下のように発言しました。

 

「教授、私たちのグループは最後にプレゼンテーションをしたいのですが、宜しいでしょうか?」(インド人コメント終わり)

 

この授業を担当していたフランス人の教授は、この辺りの順番を最初に決めていなかったため、「まぁ、いいんじゃないの」と述べ、インド人グループは最後にプレゼンテーションをすることになったのです。

 

最初のグループがプレゼンテーションを行い、発表が続く中、インド人グループは後ろの方で、もぞもぞと作業を続けていました。

 

後から話を聞くと、インド人グループは授業が始まるまでプレゼンテーションの準備をしておらず、教室の後ろで資料を作成していたそうです。

 

私はその話を聞いて、感心しました。

 

日本の感覚からすると、「当日まで準備をしていないとは何事だ!」となってしまいがちです。

 

ただ、インド人グループはプレゼンテーション当日に作業を開始し、まずまずの質の発表に仕上げてきたのです。

 

このやり方は褒められたものではないかもしれませんが、「どのような状況でも何とかする」というインド人スピリットを見たような気がします。

 

全然関係ありませんが、同じクラスのインド人女性がよく、「Mr. PDCA、水を少しくれない?」と私に話しかけてきました。

 

私が通っていた学校では、飲料水を入れるところが学食にあったため、ペットボトルの水をインド人にあげていたのです。

 

そのインド人女性は、私のペットボトルを取り、口に直接つけることなく、少し離した上のところから水を流し、「ごくごく」と器用に飲んで、「サンキュー」と言って去っていったものです。

 

日本でもアメリカでもフランスでも、「ペットボトルの水を少しくれ」と言われたことはなかったため、色々な意味で新鮮だったものです😊

 

今回紹介する資料「「ハードウェアのシリコンバレー深セン」に学ぶは、「これからの製造のトレンドとエコシステム」をキャッチフレーズにしており、「実戦で学んだ外国語」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「1つだけ鉄則があるとするならば、日本人ばかりでつるんではならないということだろう。

 

私は日本人となれ合うつもりはかけらもなく、台湾人とばかり付き合った。

 

仕事はもちろんのこと、休日も台湾人と飲み屋に行ったり、ハイキングに出掛けたりと、ともかく現地社会に溶け込むことに専念した。」(引用終わり)

 

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P.S. 海外留学や海外駐在を経験する場合、今回紹介した資料「ハードウェアのシリコンバレー深セン」に学ぶ」が唱えている通り、「現地社会に溶け込むことに専念」することで、現地の言葉を覚えることになります。

 

海外に行って日本人を避ける必要はありませんが、日本人との付き合いは日本に帰ってからいくらでもできますからね😊

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「溶け込む」 = 「fit in」

 

今回出てきた「溶け込む」の英訳は、「fit in」になります。

 

「彼は現地社会に溶け込んだ」を英語で表現する場合、「He fitted in the local community」とすればよいですね😊

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 622 "Not gathering with Japanese"
 

When going to universities and graduate schools overseas, it is said that the number of Indian and Chinese international students is large, and the chances of meeting Japanese are decreasing.

 

I was studying abroad at a French graduate school, but there were few Japanese students and I studied with international students from North America, South America, Africa, the Middle East and Asia.

 

The material to be introduced today "Learning from Silicon Valley Shenzhen in Hardware (Japanese only)" has a catchphrase of "Future manufacturing trends and ecosystem" and the following phrases were impressive.

 

"If there is only one iron rule, it means that you should not be gathering with Japanese overseas.

 

I had been having lunch and dinner with Taiwanese.

 

Not only at work, but also on holidays, I went to drink bars and went hiking, so I concentrated on getting into the local community anyway." (Unquote)

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 621「チンパンジーのメスは中年が人気?」/ "Are middle-aged chimpanzee females popular than young ones?"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 621チンパンジーのメスは中年が人気?
 

今回紹介する資料「男と女の進化論」は、「すべては勘違いから始まった」をモットーに男女の違いを紹介している本です。

 

本書で印象深かったのは、「チンパンジーの若いメスよりも中年のメスに人気が集まる」という部分です。

 

チンパンジーの場合、メスは何歳になっても出産が可能であり、「若いメスよりも中年のメスの方が育児に熟達していることから、オスから人気がある」と今回紹介する資料「男と女の進化論」は述べています。

 

チンパンジーに限らず、動物の例を出しながら本書は人間との違いについても言及しており、学術的な部分を感じながらも、楽しく読める良書です。

 

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P.S. 男女は脳の構造が根本的に異なっており、「お互いに分かり合えない」という人が多くいます。

 

重要なのは、「違いがある」ことを知っておくことであり、この部分は企業経営における多様性に通じることなのかもしれません。

 

以前は、多様性について述べる際、「ダイバーシティ(Diversity)」だけが論じられていました。


最近は、「インクルージョン(Inclusion)」を加えて、「ダイバーシティ&インクルージョン」と呼ばれるケースが多くなっています。

 

インクルージョン」の和訳は、「受容」になることが殆どであり、「お互いの違いを受容する」ということなのでしょう。

 

「違いがある」ことを受容できない人が多い組織では、「スーツを着なければいけない」「上司より早く帰ってはいけない」「飲み会に参加しなければならない」などの「しなければならないプロセス」が多く登場しがちです。

 

実は、この辺りが日本企業の抱えるチャレンジだったりしますよね😊。

 

また、日本において「ダイバーシティ」を議論する場合、「男女のダイバーシティ」に焦点が当たってきました。

 

海外の企業では、「男女のダイバーシティ」から「人種、国籍、宗教、LGBT-Qを含めたあらゆるダイバーシティ」に注力が移りつつあります。

 

英語にはなりますが、海外企業のHPを見ると、ダイバーシティに力を入れているかどうかがある程度は分かるようになっています。

 

ダイバーシティに関する具体的な数値目標を掲げ、結果をHP上で公表している海外企業もあったりします。

 

是非、皆様も一度確認してみてください😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「中年」 = 「middle-aged」>

 

今回出てきた「中年」の英訳は、「middle-aged」になります。

 

チンパンジーのメスは中年が人気である」を英語にする場合、「Middle-aged chimpanzee females are popular than young ones」とすればよいですね😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 621 "Are middle-aged chimpanzee females popular than young ones?"

 

The material introduced today "Evolution of Men & Women" is a book that explains the differences between men and women under the motto "Everything started with misunderstandings".

 

The most impressive part of this book is that "Middle-aged chimpanzee females are popular than young ones".

 

This book states that middle aged female chimpanzees are popular among males, because females can give birth at any age.

 

Middle-aged chimpanzee females are more skilled at raising children than young ones.

 

This book is not limited to chimpanzees, but also refers to the difference between humans and animals, giving an example of animals.

 

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P.S. Men and women have fundamentally different brain structures, and many people say that they cannot understand each other.

 

The important thing is to know that there is a "difference", and this part may lead to diversity in corporate management.

 

Previously, when talking about diversity in Japan, only "diversity" have been discussed.

 

However, with the addition of "inclusion", it is often called "diversity & inclusion" nowadays.

 

Most of the Japanese translations of "inclusion" are "acceptance", which means "accept each other's differences".

 

In an organization where many people cannot accept that there is a difference, the process that must be done, such as "must wear a suit", "must not return earlier than the boss", "must attend a drinking party", etc.

 

Actually, this area might be a challenge for Japanese companies😊.

PDCA日記 / Diary Vol. 620「閉鎖された世界」/ "Closed World"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 620「閉鎖された世界」】

 

今回紹介する資料「右向け左!」は一昔前の資料ですが、自衛隊の内部事情をコミカルに表現した漫画です。

 

軍隊や丸坊主を強要する高校野球などの閉鎖(?)された全体主義色の強い世界では、いじめ等の問題が発生しても外部の監視が届きにくい傾向があります。

 

自衛隊に興味がある人は、今回紹介する資料「右向け左!」を是非読んでみましょう。

 

今回紹介する資料「右向け左!」は、私が10数年前に読んだ作品ですが、再度読んでも全く飽きなかったですね😊。

 

全体主義色の強い集団では、同じ服装や格好を求められるケースが多いです。

 

高校野球の世界が全体主義色であるのは、時代錯誤の丸坊主強要が未だにまかり通っていることからも明らかでしょう。

 

また、銀行や証券会社などの金融業界も、「濃紺のスーツ」を着ている人が多いことから全体主義色が強い組織と言えます。

 

間違って全体主義色の強い世界に入ってしまった場合、「合わないなぁ~」と感じた時点で「逃げ出す」ということが一つの選択肢になりますね。

 

実際に私も逃げ出した一人ですが、楽しく元気にやっていますよ😊。

 

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P.S. 今回紹介した資料右向け左!」と毛色は全く違いますが、ライジングサン」という作品も自衛隊を舞台にした漫画です。

 

ライジングサン」にはビジネスパーソンにとっても参考になる内容が詰まっており、皆様にも手に取ってほしいですね😊。

 

印象的だったのは「ライジングサン: 2巻」で、「自衛官に最も必要なもの」として「理不尽への耐性」があげられていることでした。

 

ビジネスは戦争ではないため、「ライジングサン: 2巻」で描かれているような「理不尽への耐性」が必要な局面はそれほどありません。

 

ただ、ビジネスパーソンに「理不尽への耐性」が全くない場合、学校では教わらなかった「正解がない」チャレンジングな状況に追い込まれる可能性があります。

 

「理不尽への耐性」を身につける一つの方法は、「仕事のストレスをそらす手段」を見つけることです。

 

私の場合、ヨガをしている間は仕事のことを完全に(?)忘れています。

 

そのため、あまりにも多忙な状況が続いた場合は(3カ月間休みがないとかね😊)、無理やり「仕事のストレスをそらす時間(ヨガのことよ😊)」を入れるようにしています。

 

 

<Mr. PDCAのボンジュール英語「全体主義」=「totalitarianism」>

 

今回出てきた「全体主義の英訳は、「totalitarianism」になります。

 

高校野球全体主義色の強い世界である」を英語にする場合、「High school baseball is a world of strong totalitarianism」とすればよいですね😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 620 "Closed World"】

 

The material to be introduced today, "Right Left Face! (Japanese only)" is a comic from a long time ago that comically expresses the internal situation of the Self-Defense Forces (SDF) of Japan.

 

In a closed world of strong totalitarianism, such as army and high school baseball, there is a tendency for external monitoring to be difficult to reach even if problems such as bullying occur.

 

If you are interested in the SDF, please read this book.

 

This material is a work that I read a few decades ago, but I never got tired of reading it again😊.

 

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P.S. At the PDCA Cafe, one participant asked me that "When a person who had good grades at school with great personality went into society, he or she is not always successful. Why is that?"

 

My answer is that “Unlike school exams, there is no correct answer at business.”

 

The first thing I was confused when I went to a business school was that “The case method has no correct answer”.

 

One way to deal with this challenges was to read the case thoroughly in advance and discuss the idea at group work.

 

After that, the class discussion begins, and the facilitator (professor) will deepen the discussion while listening to the students' opinions.

 

The material “Rising Sun (Japanese only)” is a comic about the SDF as well.

 

“Rising Sun” is packed with useful information for business persons, I suppose.

 

What impressed me was that "Rising Sun 2" mentions that “resistance to unreasonableness” as “the most necessary thing for SDF personnel”.

 

Since business is not a war, “resistance to unreasonableness” as described in “Rising Sun 2” does not come out at office.

 

However, if there is no tolerance for unreasonableness, there is a possibility of being forced into a challenging situation where there is no correct answer.

 

One way to build resistance to unreasonableness is to find means to relieve work stress.

 

In my case, I forgot my work completely (?) while doing yoga.

 

Therefore, the busier I become, the more time I try to do yoga😊.

PDCA日記 / Diary Vol. 619「ポジティブなイメージが重要」/ "Positive image is important"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 619「ポジティブなイメージが重要」】

 

ひきこもりという言葉が一般的になっていますが、登場し始めたのは1980年代であると言われています。

 

それ以前は、経済的にひきこもりの子どもを養える親が少なかったのか、社会問題として報道されることはなかったようです。

 

ひきこもりには「社会不適合者」とニュアンスが強かったですが、オンラインでのコミュニケーションやテレワークが一般化した現在は、ひきこもりにも様々なチャンスがある時代と言えるでしょう。

 

今回紹介する資料「ひきこもりは“金の卵”」は「学校や会社に行かなくても、組織に所属しなくても、自らやりたいことを見つけ、立派に生きていける時代になったのだ」をキャッチフレーズにしており、「報告と確認がすべて」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「一言に報告と言いますが、報告にも『逐一型の報告』『自立型の報告』『共創型の報告』があります。

 

逐一型の報告は、まだ半人前であるという時に、途中経過や方法など細かいことまで伝えて指示を仰ぎ、質問もします。

 

まずは初歩的なことからしっかり教わる段階で、我慢が必要な時期です。

 

地道に1つひとつ言われた指示をしっかり守ることです。

 

指示する側が不慣れな場合もあるのですが、それも我慢します。

 

以下は、我が職場の担当者から聞いたひきこもりの人が陥りやすい事態です。

 

それは、できる人はつい自分でどんどん進めてしまいがちですが、早とちりしている場合もあるということです。

 

自分では機転を利かせたつもりでも、上司は違う仕事をしてもらうイメージだったということもあります。

 

そういう時も、どちらが正しいかを考えるのはやめて、まずは正直に自分の心を伝えて理解してもらうようにし、味方になってもらうようにしましょう。

 

身近に配慮してくれるサポーターがいてくれればいいのですが、仮にサポーターがついたとしても、常にそばにいるわけにもいきません。

 

そんなときは、『こちらはこれで進めていいですよね?』と確認するようにしましょう。

 

すべての人にいえることですが、仕事が終わった時に上司やクライアントに『終わりました』と報告することは当然の義務です。

 

報告とは、通常の担当業務や指示された業務内容について、報告した相手(上司やクライアント)に、その経過や結果を告げることです。

 

それがなければ相手の信頼を得ることができません。

 

特に、初心者に対しては、周りはいろいろと心配しているものですし、あるいは通常の業務とは違う場合にも心配しているので、報告を待っています。

 

なお、上司に質問する時にはタイミングを見計らう必要があります。

 

上司というものは、本当のところはわかりませんが常に忙しそうに見えて声をかけづらいものです。

 

タイミングがつかめない場合は、『今、お忙しいですか?』『今、話しかけてもいいですか?』などと一言そえて質問することです。

 

それでも機嫌が悪そうで不親切な上司もいますが、そんなことは気にしないようにする癖を普段からつけることです。

 

また、忙しそうだなと感じる時には、簡潔に教えてほしいことから先に伝えるようにします。」(引用終わり)

 

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P.S. 最近はゼロ高などのオンラインで通える高校が出てきていますが、義務教育である小中学校は物理的に学校に行かなければならない仕組みになっています。

 

今後、小中学校にオンラインが本格導入される可能性がありますが、この場合、保護者が自宅にいる必要が出てきます。

 

以前、ニューヨークで外出自粛が続いていましたが、小学校への通学は例外的に認められたことがニュースになっていました。

 

ニューヨークの保護者が当局に対してオンライン授業の停止を求めたことが背景にあるようです。

 

今回紹介する資料は「ひきこもりは“金の卵”」がタイトルになっていますが、ひきこもりは保護者が身の回りの世話をする必要があります。

 

本書はこの点についての打開策を示していないため、次の作品では是非この部分を解説してほしいものですね。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「簡潔に」=「briefly」>

  

今回出てきた「簡潔に」の英訳は、「briefly」になります。

 

「彼に簡潔に教えてほしいことから先に伝えた」を英語にする場合、「I told him first that I want him to tell me briefly」とすればよいですね😊。  

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 619 "Positive image is important"】

 

The material introduced today "Hermitis are golden eggs (Japanese only)" has a catchphrase "It is an era where you can find what you want to do and live well without going to school or company or belonging to an organization".

 

In this book, the following phrases were impressive in the part "Reporting and confirmation are everything".

 

"There are  'one-by-one reporting', 'independent reporting', and 'co-creation reporting'.

 

When the one-by-one reporting is still half-served, he or she needs to report the details such as the progress and method, ask for instructions, and ask questions.

 

First of all, it is a time when you need to be patient at the stage where you can learn from the basics.

 

It is to firmly follow the instructions given one by one.

 

The following is a situation that a hermit who heard from the person in charge at my workplace is likely to fall into.

 

That is, people who can do it tend to push forward on their own, but sometimes they are dusting quickly.

 

Even if you thought you would use the starting point, your boss might have imagined that you would do a different job.

 

Even in such a case, stop thinking about which one is right, and first honestly convey your heart and make it understood, and let's be on your side.

 

It would be nice if there were supporters who would take care of us, but even if we had supporters, we wouldn't always be there.

 

As with everyone, it's a natural obligation to report 'finished' to your boss or client when you're done.

 

Reporting is to inform the person (boss or client) who reported about the normal work in charge or the content of the instructed work, the progress and results.

 

Without it, you cannot earn the trust of the other party.

 

Especially for beginners, your boss is waiting for a report because he or she worried about various things around you, or even if it is different from normal work.

 

In addition, when asking a question to your boss, you need to be careful about the timing.

 

We don't really know what a boss is, but he or she always looks busy and it's hard to talk to him or her.

 

If you can't figure out the timing, ask 'Are you busy now?' 'Can I talk to you now?' and so on.

 

Some bosses are still in a bad mood and unfriendly, but it's a good idea to get into the habit of not worrying about that." (Unquote)

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 618「怒りで後悔しないことが重要」/ "It is important not to regret in anger"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 618「怒りで後悔しないことが重要」】
 

私が2000年代前半にニューヨークの証券会社でブローカー業務を開始する際、最初に行ったのが「Series 7」という証券外務員試験の受験でした。

 

この試験は中々の難易度で(3時間×2の合計6時間あり1日がかり)、「アメリカ人でも2人に1人は不合格になる」と言われ、2回不合格になると退職しなければならないという非常にチャレンジング(?)なものでした。

 

Series 7 はTOEFL等と同じくPCの画面上で受験し、試験後10秒後に結果が表示されます。

 

そのため、試験会場では「合格だ!これでトレーダーになれる!」とか「何てことだ!2回目の不合格だ!」という生々しい声が聞こえてくる何ともニューヨークらしい(?)場面でした。

 

ウォール街では、「Series 7 受験後の10秒が非常に長く感じられる」と言われています。

 

確かに、私も受験後の結果が出る10秒が10分くらいに感じました😊。

 

結果が出るまでの10秒間、PCに登場した砂時計が永遠に回っているのではないかと思い、汗を流しながら見た記憶があります ⌛。

 

私の場合、アメリカの証券取引法部分等は散々な結果でした(分かるわけがないよな😊)。

 

一方、東京で勤務していた頃、私は銀行でデリバティブ業務を行っていたことから、この部分だけほぼ満点になりました。

 

結果として、Series 7 の試験は合計得点で何とか合格することができました。

 

「芸は身を助ける」と言われますが、この時は「実務はバンカーを助ける」と感じたものです😊。

 

また、Series 7 の試験合格後、受けたのが「アンガーマネジメント研修」でした。

 

当時のウォール街のトレーディング・ルームは、「動物園(Zoo)」と呼ばれていました。

 

「ストレスボール」と呼ばれる弾力のあるボールを握りしめながら、「あー、また金利が上がった!私の債券ポジションはどうなるのだー!」と雄叫びを上げる人や、損失が発生してキーボードを叩き割るトレーダー等がいて、非常に情緒不安定な空間でした。

 

私はその光景を見ながら、トレーディング・ルームにいるスタッフ全員がアンガーマネジメント研修を受けたとは、とても思えませんでしたね😊。

 

アンガーマネジメントは、1970年代にアメリカで開始された怒りの気持ちと上手に付き合うための心理トレーニングです。

 

今回紹介する資料「アンガーマネジメント 経営者の教科書」は、「怒らないことが目的ではなく、怒りで後悔しないことが目的」と述べ、問題となる怒り方として以下の4つを挙げています。

 

(問題となる4つの怒り方)
1. 強度が高い:怒鳴る、瞬間湯沸かし器
2. 持続性がある:ねちっこい
3. 頻度が高い:いつもイライラ
4. 攻撃性がある:矛先は、他人、自分、物

 

これら4つに当てはまる怒り方は、せっかく怒っても相手に伝わらず、むしろ、相手を敵に回してしまい、意味がありません。」(引用終わり)

 

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アンガーマネジメント 経営者の教科書

アンガーマネジメント 経営者の教科書

 

 

P.S. ニューヨークでは上記1(怒鳴る)と4(物を壊す)の怒り方をする人が多かったですが、そういう場合、私は「また、後で来るよ」とその場を一旦立ち去るようにしていました。

 

「怒りを覚えたら6秒数えることが効果的」であることはよく知られています。

 

怒っている相手に距離と冷却期間を置くと、後で電話がかかってきて、「さっきは感情的になって悪かった。冷静に話すべきだったよ」と普通にコミュニケーションを取ってくれるケースが多かったように感じています(全部ではありませんでしたが😊)。

 

<Mr. PDCAのボンジュール英語「猛烈に怒った」=「furious」>

 

「怒った」という意味の形容詞は「angry」が一般的ですが、さらに激しい怒りを表現する場合、「He was furious(彼は猛烈に怒った)」という感じで「furious」という単語が使われることがあります。

 

「Furious」は「She was in a furious sea(彼女は荒れ狂う海の中にいた)」という形で、海や風が激しい状態を指す意味としても使えます。

 

そのため、「Winds are blowing furiously today, aren't they?(今日は風が猛烈に吹いていますね)」という感じで世間話をすると、ネイティブに「おっ、英語の表現をよく知っているな」と思われるかも(?)しれませんね😊。

 

アンガーマネジメント 経営者の教科書

アンガーマネジメント 経営者の教科書

  • 作者:川嵜昌子
  • 発売日: 2019/01/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
 
 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 618 "It is important not to regret in anger"】
 

When I started my career as a broker in New York in the early 2000's, the first thing I did was to take the exam called "Series 7" for securities sales representatives.

 

This exam was quite difficult (3 hours x 2 for a total of 6 hours and takes 1 day), and it is said that "1 out of every 2 Americans will fail" and has to leave the firm in case you cannot pass it twice.

 

The American Securities Law part was quite challenging, but I could get almost all points in the derivatives part, because I was doing derivatives business and I could pass the exam in the total score.

 

After passing the exam, I attended the “Anger Management Training” course.

 

The Wall Street trading room at the time was called "Zoo," because traders and brokers were emotional by screaming something and breaking the keyboards, etc. (I could not imagine that everyone in the room had taken the course of anger management training😊.

 

Anger management is a psychological training to get along well with the feelings of anger and this method started in the 1970s in the United States, and the material to be introduced today “Anger Management Textbook for Managers (Japanese only)” explains that “The purpose of anger management is not to get angry, but not to regret in anger".

 

This book also states the following 4 problematic angers.

 

(4 Problematic Angers)
1. High Strength: Screaming, Momentary
2. Continuous: Sticky
3. Frequent: Frustrated all the time
4. Aggressive: Targets are others & things

 

Above 4 angers are not products and others will be your enemies." (Unquote)
 

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P.S. When I was working in New York, there were many traders and brokers who got angry with 1 and 4 above.

 

In that case, I left that place once by saying "I will come later".

 

It is well known that "it is effective to count 6 seconds if you feel anger".

 

By setting the distance and the cooling period with the angry colleagues, I received phone calls later.

 

Then, most colleagues mentioned that "Sorry for being emotional and I should have talked calmly" on the phone😊.

PDCA日記 / Diary Vol. 617「1人で乗り込んで行く」/ "Venture into alone"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 617「1人で乗り込んで行く」】

 

日本一の大金持ちとして知られる ソフトバンク・グループの孫正義氏ですが、2016年のアメリカ大統領選挙でトランプ氏が勝利した後、孫氏がベンチャー経営者としての気持ちを維持していることを垣間見る瞬間がありました。

 

2016年のアメリカ大統領選挙でトランプ元大統領が当選した直後、孫氏が1人でニューヨークのトランプタワーに乗り込んでいき、ビジネスの話をしたことが報道された時は本当に驚きました。

 

グループ会社も入れると10万人近い従業員がいる巨大企業のトップとして、孫氏が1人でアメリカの大統領になる人に実際に会いに行ったことは本当にすごいことです。

 

ソフトバンク・グループ規模の大企業になると、トップが次期大統領に会いに行く場合、複数の取り巻きを連れていく場合がほとんどでしょう(経営企画のスタッフとかをね😊)。

 

孫氏の素早さと自分で動くというベンチャースピリットは、経営者としての凄みを感じたものです。

 

今回紹介する資料「志高く 孫正義正伝 新版」は、孫氏の凄さと良い意味での異常さを確認することができる本です。

 

何か新しいことをやろうとしている人、チャレンジに戸惑っている人などに今回紹介する資料「志高く 孫正義正伝 新版」はおすすめの一冊です。

 

日本の伝統的な大企業で出世をしようとすると、「空気を読む」ことが重要になってきます。

 

私はこれが苦手であったため、珍しいビジネスライフ(?)を送っているのですが、孫氏は「空気を読まない」ことで組織を大きくしてきたようです。

 

空気を読まない経営者が日本はもっと必要なのかもしれませんね😊。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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志高く 孫正義正伝 新版 (実業之日本社文庫)

志高く 孫正義正伝 新版 (実業之日本社文庫)

  • 作者:井上 篤夫
  • 発売日: 2015/01/31
  • メディア: 文庫
 

 

P.S. 孫氏は高校生だった16歳の時、日本マクドナルドの創業者である故・藤田田(ふじたでん)氏に会い、「将来どのようなビジネスを始めるべきか?」と質問した有名なエピソードがあります。

 

多忙だった藤田氏は、孫氏からのアポイントメント依頼を断っていましたが、あまりのしつこさに根負けし、15分のミーティングを設定したのです。

 

藤田氏と孫氏のやり取りは、「勝てば官軍」という本の中で以下のように説明されています。

 

「九州から16歳の少年がわたしに会いたいと上京してきた。

 

わたしは、忙しくて時間がないと断ったのだが、彼は一週間、毎日会社を訪ねてきた。

 

その熱意にほだされてわたしは彼に会った。


彼は、『わたしは九州鳥栖の出身で、これからアメリカに行って勉強したいのですが、なにを勉強したらいいでしょうか。自動車とか飛行機とか石油とか、学びたいことはいろいろあるのですが』といった。


わたしは『今はこの部屋くらい大きなコンピュータを使っているが、遠からずハンディなものになるだろう。アメリカに行って勉強するならコンピュータしかない。コンピュータだけ勉強してらっしゃい』とアドバイスした。


『わかりました』といって少年は、アメリカでコンピュータを勉強して帰国、日本ソフトバンクという会社を創った。

 

ソフトバンクは94年に上場して50円の株が一挙に1万9000~2万円になるほど急成長した。

 

少年の名は『孫正義』といえば、『ああ、あのひとか』と思い当たることだろう。」(引用終わり)

 

勝てば官軍(新装版)

勝てば官軍(新装版)

  • 作者:藤田 田
  • 発売日: 2019/04/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

藤田氏のアドバイスを受けて、孫氏はアメリカに渡りました。

 

孫氏は名門カリフォルニア大学バークレー校を卒業して、日本に帰国し、ソフトバンクを創業したのでした。

 

藤田氏は、他にも色々な本を執筆しており、私は「ユダヤの商法」が好きですね😊。

 

自分でビジネスを始めたい人は、是非「ユダヤの商法」を手に取ってみてください。

 

ユダヤの商法(新装版)

ユダヤの商法(新装版)

  • 作者:藤田 田
  • 発売日: 2019/04/13
  • メディア: 単行本
 

  

<Mr. PDCAのボンジュール英語「乗り込んで行く」=「venture into」>

 

今回出てきた「乗り込んで行く」の英訳は、「venture into」になります。

 

「一人で乗り込んで行く」を英語にする場合、「Venture into alone」とすればよいですね😊。

 

志高く 孫正義正伝 新版 (実業之日本社文庫)

志高く 孫正義正伝 新版 (実業之日本社文庫)

  • 作者:井上 篤夫
  • 発売日: 2015/01/31
  • メディア: 文庫
 

 

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 617 "Venture into alone"】

 

Mr. Masayoshi Son of Softbank Group, who is known as Japan's richest man, had a moment after the 2016 US presidential election, a glimpse of his feelings as a venture manager.

 

Shortly after President Trump was elected in the Presidential election, I was really surprised when it was reported that Mr. Son ventured into the Trump Tower in New York alone and talked about business.

 

As a leader of a huge company that has nearly 100,000 employees including group companies, it is really amazing to actually go to see the person who will be the president of the United States.

 

When it comes to large companies of the Softbank Group scale, most of the time, when the top management visits the next US President, he or she will be accompanied by multiple entourages :-).

 

Mr. Son's quickness and the venture spirit of working on his own made me feel the awesomeness of being a manager.

 

The material introduced today "Have High Aspirations! (Japanese only)" is a book that allows you to check Mr. Son's awesomeness and abnormalities in a good sense.

 

This material is recommended for those who are trying something new or who are facing challenges in business.

 

Let's function PDCA today!   

 

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P.S. "Reading between the lines" is quite important when trying to promote in a large traditional Japanese company.

 

I'm not good at reading between the lines, so I left a huge organization and started my own business.

 

However, Mr. Son seems to have grown the organization by "not reading between the lines".

 

Japan may need more managers who do not read between the lines 😊.

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