PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 1,316「常任理事国に拒否権がある理由」/ "Why Permanent Members Have Veto"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,316常任理事国に拒否権がある理由」
 

メディアが政治に影響を与えることは古今東西同じですが、チャレンジングなことはメディア自身が「自分達は全知全能だ」という意識を持ちがちなことです。

 

1945年7月にポツダム宣言が連合国軍から日本政府に通知された際、受諾に一番反対していたので大手新聞でした。

 

大手メディアがポツダム宣言について、「笑止!」という見出しをつけて受諾拒否を主張し、本土決戦を煽(あお)ったことは覚えておく必要があるでしょう。

 

今回のコロナ騒動についても、元々は「新型肺炎」と呼ばれていた新型コロナウイルスの新規感染者ばかりを取り上げ、重傷者(肺炎が悪化した人)の数字を出さないのは何らかの意図があると考える方が自然でしょう。

 

今回紹介する資料「世界から戦争がなくならない本当の理由」は「答えは歴史が教えてくれます」をキャッチフレーズにしており、「国際連盟の失敗に学んで生まれた国際連合の『拒否権』」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

国際連盟は加盟国に平等な議決権が与えられていましたが、国際連合では安全保障理事会常任理事国に拒否権を認めました。

 

第二次大戦の戦勝国であるアメリカ、イギリス、フランス、ロシア(当時はソ連)、中華人民共和国(1971年までは中華民国)の5ヵ国です。

 

安全保障理事会は、これに任期2年の非常任理事国10ヵ国を加えた15ヵ国で構成され、議案の可決には5つの常任理事国を含めた9ヵ国の賛成を得なければなりません。

 

常任理事国が1ヵ国でも反対すれば、ほかの14ヵ国が賛成でも否決されるわけです。

 

誰がどう見ても不公平なシステムですが、これは国連を機能させるための苦肉の策だと言えるでしょう。

 

国際連盟を脱退した日・独・伊は、いずれも常設委員会の常任理事国でした。

 

重要な位置を占める大国に脱退されたのでは、安定した機構になりません。

 

そんなことになるよりは、気に入らない議案には拒否権を発動して国連の枠組みにとどまってもらったほうがいい、という考え方です。

 

しかし、たしかに拒否権を与えれば大国の脱退は防ぐことができますが、議決に多数意見が反映されなければ、意思決定はままなりません。

 

しかも拒否権を持つ常任理事国には、東西冷戦で対立した米ソ両大国が含まれています。

 

そのため国連による紛争の調停などがなかなか機能せず、『国際社会の意思』よりも『アメリカやソ連の意思』が優先され、小国の紛争や内戦などが大国の思惑に振り回されることになりました。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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世界から戦争がなくならない本当の理由 (祥伝社新書)
 

 

P.S. 国際連合を英語で表現すると、「United Nations(UN)」になります。

 

常任理事国に拒否権があり、重要なことは何も決められないことをから、国際連合のことを「United Nothing」と揶揄する人もいました。

 

私はニューヨークで働いていた時、国際連合本部の近くにオフィスがあったこともあって、周辺をよく散歩したものです。

 

国際連合本部は、1947年にアメリカと国際連合が協定を結び、不可侵領域になっています。

 

アメリカの警察や治安当局は、国際連合加盟国代表や職員たちの本部入出を妨害しないことになっています。

 

この辺りのことを調べるだけで、ニューヨークの散歩は一段と楽しくなるものです。

 

私はニューヨークにいた2年間、最もマンハッタンを散歩した人間であると自負しています。

 

ニューヨークに旅行する予定の人は、見どころなどを紹介できますので、興味があればPDCAカフェにお越しください☕。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「拒否権」 = 「veto

 

今回出てきた「拒否権」の英訳は、「veto」になります。

 

常任理事国に拒否権がある理由」を英語で表現する場合、「Why permanent members have veto」とすればよいですね :-)。     

 

世界から戦争がなくならない本当の理由 (祥伝社新書)
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,316 "Why Permanent Members Have Veto"

 

The material introduced today "The real reason why war does not disappear from the world (Japanese only)" has a catchphrase "History tells us the answer", and the following phrases were impressive in the part of "United Nations' veto power born from the failure of the League of Nations".

 

"The League of Nations granted equal voting rights to its member states, but the United Nations granted veto powers to the permanent members of the Security Council.

 

There are five countries that were the victorious nations of World War II: America, England, France, Russia (then the Soviet Union), and the People's Republic of China (the Republic of China until 1971).

 

The Security Council consists of 15 countries, including 10 non-permanent members with a two-year term, and must be approved by nine countries, including five permanent members, to pass the bill.

 

If any one of the permanent members opposes, the bill will be disapproved.

 

It's an unfair system for everyone, but it's a bit of a pain to get the United Nations working.

 

Japan, Germany and Italy, who left the League of Nations, were all permanent members of the Standing Committee.

 

It is not a stable mechanism if a major power withdraw that occupies an important position.

 

Rather than that, the idea is that if they don't like the bill, they should veto it and stay in the UN framework.

 

However, although it is possible to prevent the withdrawal of a great power by giving a veto right, if the majority of opinions are not reflected in the decision, the decision will not remain.

 

Moreover, the permanent members with veto powers include the United States and the Soviet powers that clashed during the Cold War.

 

For this reason, the mediation of conflicts by the United Nations did not work easily, and the will of the United States and the Soviet Union was given priority over the will of the international community, and the conflicts of small countries and civil wars were swayed by the speculation of large powers." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,315「フランス人は流行を決める」/ "French decide fashion"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,315「フランス人は流行を決める」
 

過去のPDCA日記でも紹介しましたが、私はフランスのビジネススクールに通っていた時、マーケティングの科目を中心に受講していました。

 

 

カバンの性能面だけを見ると、日本製の方が優れているのは明らか(!)ですが、多くの人はルイヴィトンやシャネルなどの高級ブランド品に高額なお金を出す傾向にあります。

 

高級ブランドの場合、毎年価格を吊り上げ、広告に登場しているセレブと同じ気分を味わってもらう「ヴェブレン効果」を狙っています。

 

高級ブランドは店舗販売を原則としていますが、これもマーケティング戦略の一環です。

 

高級ブランド品を購入する人は、「東京やパリ、ニューヨークなどの一等地にある店舗で高いものを品定めしている自分に酔っている」ことが心理的に確認されています。

 

フランスで高級ブランドの研究をしていた私ですが、自分自身は全く高級ブランドとは無縁の生活をしています :-)。

 

 

今回紹介する資料「アイスクリームの歴史物語」は「アイスクリームの歴史は、多くの努力といくつかの素敵な偶然で出来ている」をキャッチフレーズにしており、「フランス人は流行を決める」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「イタリア人がアイスクリーム作りを続ける一方、フランス人は自らを18世紀の氷菓の流行仕掛け人に任じた。

 

貴族たちは、アイスクリームをフロマージュ・グラースと呼ぶかクレーム・グラースか、ネージュかそれともムースにするかと騒いだ。

 

アイスクリームは、金持ちだけが食べられる菓子だった。

 

砂糖をはじめ、アイスの原材料はきわめて高価だったからだ。

 

家庭の食器戸棚にほぼ例外なく砂糖が常備されている現代と違って、18世紀の賢明な主婦は砂糖の貯蔵庫に厳重に鍵をかけていた。

 

塩も卵もクリームも砂糖同様に高価だった。

 

アイスクリームの価格を高騰させたのは、値の張るスパイス、ピスタチオのような中東特産のナッツ類、ローズウォーター、アーモンドだった。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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アイスクリームの歴史物語 (お菓子の図書館)

アイスクリームの歴史物語 (お菓子の図書館)

 

 

P.S. 今回紹介する資料「アイスクリームの歴史物語」は、アイスクリームの歴史を紐解きながら「フランス人は流行を決める」と述べていますが、現在でも流行を決めているのはフランス人であるような気が私はしています。

 

私が学生に戻っていた時に通っていたフランスの学校がマーケティングの研究で有名であり、某有名ブランドの元経営者だった教授が教鞭を取っていました。
 
「高級ブランドマーケティング(Luxury Marketing)」という授業で、その教授が述べていた以下内容を今でもよく覚えています。
 

「フランスの高級ブランドが女性向けに広告を打つ際には、3つのテーマがある。

 

1つ目は『完璧な美しさ』、2つ目は『良い仕事を持つこと』、最後は『良い母親になること』である。」(教授コメント終わり)

 

彼によると、10代から20代前半の女性に向けて高級ブランドがマーケティングを行う場合、最初のテーマである「完璧な美しさ」を全面的に広告に押し出してくるそうです。

 

20代半ばから30代前半の女性に向けての宣伝は、「完璧な美しさ」に加えて「良い仕事を持つこと」をイメージさせたキャリアウーマンの写真や動画を組みこんでくるとのこと。

 

30代半ば以降の女性に対しては、「完璧な美しさ」、「良い仕事を持つこと」に加えて「良い母親になること」を刷り込むような広告を、高級ブランドのマーケターは考えているとその教授は話していました。

 

私はいつもコンビニに行って雑誌コーナーを横切る時は、この教授の3つのテーマを思い出しながら女性誌の表紙を眺めています。

 

女性誌の表紙を見ると、20代前半までをターゲットにしている雑誌の表紙は「完璧な美しさ」、20代半ばから30代前半向けの雑誌は「完璧な美しさ」と「良い仕事を持つこと」、30代半ば以降が読者層の雑誌は「完璧な美しさ」、「良い仕事を持つこと」、「良い母親になること」をイメージさせた女性が全面的に打ち出されています。

 

ちなみに、男性向けマーケティングについて、この教授に質問したところ、「完璧なハンサムさ」と「良い仕事を持つこと」をテーマにした広告、宣伝をフランスの高級ブランドは男性向けに打ち出していますが、「最後のテーマである『良い父親になること』は入っていないそうです。

 

これには理由があるのですが、興味のある方はPDCAカフェにお越しください、フフフ :-)。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「流行」 = 「fashion

 

今回出てきた「流行」の英訳は、「fashion」になります。

 

「フランス人は流行を決める」を英語で表現する場合、「French decide fashion」とすればよいですね :-)。  

 

アイスクリームの歴史物語 (お菓子の図書館)

アイスクリームの歴史物語 (お菓子の図書館)

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,315 "French decide fashion"

 

The material introduced today "Ice Cream: A Global History" has a catchphrase "The history of ice cream is made up of a lot of efforts and some nice coincidences", and the following phrases were impressive in the part "French decide fashion".

 

"While the Italians continued to make ice cream, the French have set themselves up as 18th-century frozen dessert makers.

 

Nobles wondered whether to call ice cream Fromage Grasse, Creme Grasse, Neige or Mousse.

 

Ice cream was a sweet that only rich people could eat.

 

The ingredients for ice cream, including sugar, were extremely expensive.

 

Unlike today, where almost every home cupboard is stocked with sugar, wise housewives of the 18th century rigorously locked their sugar storage.

 

Salt, eggs and cream were as expensive as sugar.

 

High prices for ice cream have come from high-priced spices, pistachio-specific Middle Eastern nuts, rosewater, and almonds." (Unquote)

 

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Ice Cream: A Global History (Edible) (English Edition)

Ice Cream: A Global History (Edible) (English Edition)

 

PDCA日記 / Diary Vol. 1,314「低年収と解雇の関係」/ "Relationship between low income & dismissal"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,314「低年収と解雇の関係」】
 

日本人の平均年収は441万円(2018年度)ですが、他の先進国と比べると伸び悩んでいることで知られています。

 

日本人の年収が伸び悩んでいる背景について、色々と語られていますが、今回紹介する資料「日本人の給料はなぜこんなに安いのか」は、以下のように解説しています。

 

「日本は『転職しない』『辞めない』『解雇されない』ことから、基本的に雇用の流動性が低い国だというわけです。

 

転職しても管理職になれるケースが少ないことも、流動性を下げる一因になっています。

 

そうなるとリスクプレミアム分の高給は実現しにくく、給料は自ずと安くなります。」(引用終わり)

 

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P.S. 私が2000年代前半に過ごしたニューヨークは、日本とは正反対の世界でした。

 

アメリカの企業では、「転職する」「辞める」「解雇される(?)」雇用慣習にあったことから、今回紹介する資料「日本人の給料はなぜこんなに安いのか」がいう「リスクプレミアムが上乗せされる仕事」が存在し、自動的に高給取りが多くなっていました。

 

アメリカの雇用慣習は厳しく見えるかもしれませんが、「向いていない仕事を永遠に続けるリスク」が日本には存在していることになります。

 

私が最初に、外資系金融機関を経験したからかもしれませんが、アメリカの強さは、この雇用慣習にあると密かに考えています。

 

あまり知られていませんが、戦前の日本は今のアメリカのように「転職する」「辞める」「クビになる」雇用慣習でした。

 

「終身雇用」という言葉が最初に使われたのは、1958年に発表されたジェームズ・C・アベグレン(初代ボストンコンサルティング・グループ日本代表)の著書「日本の経営」でした。

 

アベグレンは、日本の雇用慣習を「lifetime employment system」と呼び、これが「終身雇用」と和訳されました。

 

「終身雇用」の元の言語が英語であるとは、中々興味深いですね :-)。

 

日本の経営<新訳版>

日本の経営<新訳版>

 

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「正反対」=「totally opposite」>

  

今回出てきた「正反対」の英訳は、「totally opposite」になります。

 

アメリカと日本の雇用慣習は、正反対である」の英語にする場合、「The U.S. and Japanese employment practices are totally opposite」になりますね :-)。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,314 "Relationship between low income & dismissal"】

 

The average annual income of Japanese is 4.41 million yen (USD 40,000), but this number has been sluggish compared to other developed countries.

 

There are many discussions about the background of the sluggish Japanese income, but the material to be introduced today "Why are Japanese incomes so cheap?" explains as follows.

  

“Since most Japanese people don't change jobs, don't quit and don't get fired, basically the mobility of employment is quite low in Japan.

 

There are few cases where you can become a manager by job change and this fact also contributes to lowering the liquidity of employment .

 

These employment practices naturally reduced the income of Japanese people." (Unquote)

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,313「腎臓を売ってもいいのか?」/ "May we sell our kidneys?"

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PDCA日記 Vol. 1,313腎臓を売ってもいいのか?
 

私は結構色々な試験を受けてきた方だと思いますが、これまでで最もチャレンジングだった試験を挙げるとすると、以下の3つになります。

 

① シリーズ7:アメリカの証券外務員試験で、アメリカ人でも2人に1人は落ちるチャレンジングな試験。外資系金融機関で勤務している人で、2回連続で落ちてしまうと解雇の危機に直面する。

 

② GMAT:海外のビジネススクールに行く場合、必要になる英語と数学の試験。GMATとTOEFLスコア、推薦状、エッセイによって合否が決まる。

 

グランゼコール(フランスの大学院大学)におけるフランス語の最終試験:「なぜ動物はしゃべらないか?」や「人生に絶望し、セーヌ川に身を投げようとしている未亡人をフランスの作家の名言を引用して説得しなさい」などの謎の問題が出る。問題文をフランス語で理解するのが、まずチャレンジング。フランス語で論理的に回答するのは、もっとチャレンジング!

ーーー

 

今回紹介する資料「オックスフォード大学・ケンブリッジ大学の入試問題」は「あなたは自分を利口だと思いますか?」と問いかけており、「自分の腎臓を売ってもいいのでしょうか?」以下フレーズが印象的でした。

 

「この質問の面白いところは、ドナーの視点に立って、腎臓を売ってもいいかどうかを尋ねているところである。

 

誰にしても腎臓を売りたくなる状況になど陥ってほしくないが、苦しい思いをしてでも自分や家族のより良い生活のために喜んで危険をおかそうという人の気持ちは痛いほどわかる。

 

ためらわれるのは、自分自身を危険な目にあわせることで家族の苦しみを減らすどころか増すことになるかもしれない点だが、そこを考えるとやはり、やめるかもしれない。

 

しかし、ここでは私の話ではなくて一般の話だから、きっぱり『ノー』と答えななければいけないだろう。

 

これはドナー本人にしか決めることのできない質問である。

 

難しい選択だ。良い悪いの問題ではない。」(引用終わり)

 

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P.S. 私は学生に戻っていた2年間で、1,000以上のケースを読み込んで色々な人たちと議論してきました。

 

ビジネススクールでは、「正解のない問題について、最も合理的と思われる判断を下す」トレーニングを繰り返すことになります。

 

講義型の授業の場合、教師が一方的に話をするだけですが、ソクラテス・メソッドとも呼ばれるケース授業では、学生が自分で答えを探すことになります。

 

私はビジネススクールでケース授業を2年間受けましたが、一度も居眠りをしませんでした。

 

これは中々凄いことで、眠くならない授業の学校に行きたい場合、ケース授業を採用しているところを目指すのが一つの方法ですよ :-)。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「腎臓」 = 「kidney

 

今回出てきた「腎臓」の英訳は、「kidney」になります。

 

腎臓を売ってもいいの」を英語で表現する場合、「May we sell our kidneys?」とすればよいですね :-)。  

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,313 "May we sell our kidneys?"

 

The material introduced today "The Oxford and Cambridge Questions" asked "Do You Think You're Clever?: " and the following phrases were impressive in the part "May we sell our kidneys?".

 

"The interesting part of this question is that from the perspective of the donor, we are asking if we can sell the kidney.

 

I don't want anyone to sell their kidneys, but the painful feeling of someone who is willing to risk themselves and their family for a better life is painfully understood.

 

The hesitation is that by putting yourself in a dangerous eye, you may increase, rather than reduce, your family's suffering, but if you think about it, you may quit.

 

However, since it's a general story, not my story here, you'll have to answer 'no' once.

 

This is a question that can only be decided by the donor.

 

It's a difficult choice. Good or bad doesn't matter." (Unquote)

 

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Do You Think You're Clever?: The Oxford and Cambridge Questions

Do You Think You're Clever?: The Oxford and Cambridge Questions

  • 作者:Farndon, John
  • 発売日: 2010/09/21
  • メディア: ペーパーバック
 

PDCA日記 / Diary Vol. 1,312「明治維新成功の理由」/ "Reasons for the success of the Meiji Restoration"

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PDCA日記 Vol. 1,312明治維新成功の理由」
 

日本史に詳しいある外国人と話をしていると、一番印象的な出来事として廃藩置県を挙げていました。

 

明治維新によって新政府が発足し、1871年廃藩置県が実施され、藩主や大名などは地位を失い、名実ともに幕藩体制が終わりを告げることになります。

 

世襲制による特定の領主の領地支配が平安時代終盤から日本では続いてきたわけですが、廃藩置県によって土地の支配システムを根底から覆したことになります。

 

廃藩置県によって、藩主や大名からの反乱を新政府は恐れており、親兵による鎮圧の準備をしていました。

 

ただ、2年前の1869年に版籍奉還によって、藩主や大名の藩知事任命権を天皇に自発的に返上していました。

 

版籍奉還によって、藩主や大名が廃藩置県に反対することが難しくなったのです。

 

今回紹介する資料「西郷(せご)どんの真実」は「世間に流布する西郷イメージを徹底検証する」をキャッチフレーズにしており、以下フレーズが印象的でした。

 

廃藩置県詔書(しょうしょ)が下った翌日にあたる(1871年)7月15日、政府首脳は廃藩後の処置について討議を開始したが、議論百出の状態に陥る。

 

しかし、異議を唱える藩は武力鎮圧するとの西郷の一言で議論は静まった。

 

ただし、寝耳に水のこととはいえ、いずれ廃藩の時が来ることは政府や諸藩の間では共通認識になっていた。

 

諸外国と対峙できる中央集権国家を樹立するには、郡県制つまり廃藩を実現しなければならなかったからである。

 

政府は版籍奉還によって諸藩の領主権を奪った後、藩制の布告などを通じて藩政への統制を強化した結果、自ら廃藩を申し出る藩も次々とあらわれていた。」(引用終わり)

 

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西郷(せご)どんの真実 (日経ビジネス人文庫)

西郷(せご)どんの真実 (日経ビジネス人文庫)

 

 

P.S. 西郷隆盛明治維新の立役者でしたが、明治6年1873年)の政変で下野し、鹿児島に帰ってしまいます。

 

その後、西南戦争が勃発して西郷は自害を遂げ、日本は内戦状態から脱することになります。

 

ドラマなどでは華々しい内容しか描写されませんが、今回紹介する資料「西郷(せご)どんの真実」では西郷の地味な部分にまで焦点が当たっており、非常に興味深い一冊でした :-)。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「維新」 = 「restoration

 

今回出てきた「維新」の英訳は、「restoration」になります。

 

明治維新成功の理由」を英語で表現する場合、「Reasons for the success of the Meiji Restoration」とすればよいですね :-)。  

 

西郷(せご)どんの真実 (日経ビジネス人文庫)

西郷(せご)どんの真実 (日経ビジネス人文庫)

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,312 "Reasons for the success of the Meiji Restoration"

 

The material introduced today "Truth of Takamori Saigo" has a catchphrase "Thoroughly examine the image of Saigo disseminated in the world", and the phrases below were impressive.

 

"On July 15, 1871, the day after the abolition of the domain, the leaders of the Japanese government began to discuss the measures to be taken after the abandoned domain, but they were in a state of debate.

 

However, the debate calmed down with a word from Saigo that the feuding clan would suppress the force.

 

It was a common understanding among the government and the various domains that the time of the abolition domain would come.

 

This is because in order to establish a centralized state that can confront foreign countries, it was necessary to realize a county-prefecture system, that is, an abolished domain." (Unquote)

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,311「老化速度は管理可能」/ "Aging rate is manageable"

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PDCA日記 Vol. 1,311「老化速度は管理可能」
 

私がニューヨークに駐在していた頃、世界的なテニスプレーヤーを何人も担当したメンタルトレーナーの話を研修で聞いたことがあります。

 

「世界ランキング30位以内の選手になると、技術的な違いは殆どなく、大きな差はメンタルである」と彼は力説していました。

 

メンタルトレーニングによって、パフォーマンスを20%程度高められる研究もあり、これはスポーツに限らず、ビジネスパーソンにとっても応用可能であると私は考えています。

 

「変えられないことを忘れて、変えられることに集中する」ことが、ビジネスパーソンにとっては重要になり、これは普段の生活習慣などでも改善することが可能です。

 

幼少期は深く考えることなく目の前にある本を読んでいたのですが、高校生の時に村上春樹の「ノルウェイの森」を読み、小説の面白さを知ってから益々読書にのめり込んでいきました。

 

今回紹介する資料「「見た目」が若くなる女性のカラダの医学」は「カラダのしくみを知ることで、若く、美しく!」をキャッチフレーズにしており、「老化の速度は自分でコントロールできる」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「さまざまな研究から、老化の約20%は遺伝的因子が、残り約80%は環境的因子が関係することがわかっています。

 

つまり、食事や睡眠、運動などの毎日の生活習慣が、細胞の新陳代謝に影響を与え、老化速度の個人差を生む最も大きな決め手です。

 

ということは、老化は自分の努力次第で、いくらでも遅くすることができるのです。

 

たとえば、若さや美しさを維持するために、食生活に気をつけ、適度な運動を心がけ、たっぷり睡眠をとり、必要ならダイエットにも取り組んで…と、努力を重ねている方がいらっしゃいます。

 

そうして若さや美しさをキープしている女性たちは、おそらく健康で長生きされるはずです。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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「見た目」が若くなる女性のカラダの医学

「見た目」が若くなる女性のカラダの医学

  • 作者:太田 博明
  • 発売日: 2017/11/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

P.S. 今回紹介した資料「「見た目」が若くなる女性のカラダの医学」によると、「老化速度は管理可能」とのことですので、今日から生活習慣を改善することによって老化速度を遅らせることができます。

 

私のお勧め方法の一つは、朝晩体重計に乗ることです。

 

体重変動は健康のバロメーターであり、BMI(体重÷身長[m]÷身長[m])が22くらいであることが最も病気にかかりにくいと言われています。

 

自分のBMIがいくらくらいかすぐに回答できる人は、かなり健康に気をつかっていると言えます。

 

どれくらいのBMI数値が最適かは人それぞれですが、毎日体重計に乗って自分のBMIを把握するだけでも、健康にとってはポジティブであると私は思いますね :-)。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「管理可能」 = 「manageable

 

今回出てきた「管理可能」の英訳は、「manageable」になります。

 

「老化速度は管理可能」を英語で表現する場合、「Aging rate is manageable」とすればよいですね :-)。 

 

「見た目」が若くなる女性のカラダの医学

「見た目」が若くなる女性のカラダの医学

  • 作者:太田 博明
  • 発売日: 2017/11/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「トリガール!」>

  

本日は、土屋太鳳主演の映画「トリガール!」を紹介します。

 

トリガール!

 

原作は「トリガール!」であり、こちらも面白かったですね😊。

 

 

映画「トリガール!」は、鳥人間コンテストに挑む大学生の青春を描いた物語です。

 

 

今回紹介する映画「トリガール!」の主人公は、周りに流されながら人生を送ってきた大学一年生である鳥山ゆきな(土屋太鳳)です。

 

ゆきなは一浪した結果、理系の大学である「雄飛工業大学(モデルは芝浦工業大学」に進学します。

 

どこの大学でもそうですが、4月になると色々な部活やサークルがキャンパス内で新入生を勧誘しています。

 

ゆきなは、たまたま通りがかったサークルにいたハンサムな先輩に一目ぼれしてしまい、ひょんなことから鳥人間コンテストを目指すことになるのです。

 

航空関係の仕事をしているビジネスパーソンにとって、今回紹介する映画「トリガール!」はお勧めです。

 

トリガール!」のメルシー評価【クロワッサン3個:🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介する映画「トリガール!」で、ゆきなが大学の人力飛行サークル「Team Birdman Trial」に誘われる場面があります。

 

ゆきなが勧誘を受けた理由として、「痩せていながらも肉付きがよい」ことがあったようです。

 

このようなことを実際に言ってしまうと、セクシャルハラスメントで訴えられるリスクがあるため、あくまで映画の中のフレーズであると捉えることが重要になってきますね😊。

 

トリガール!

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,311 "Aging rate is manageable"

 

The material introduced today "Medical of a woman's body that makes you look younger (Japanese only)" has a catchphrase "You will be young and beautiful by knowing how the body works!" and the following phrases were impressive.

 

"Various studies show that about 20% of aging is related to genetic factors and the remaining about 80% is related to environmental factors.

 

In other words, daily lifestyle habits such as eating, sleeping, and exercising influence the metabolism of cells and are the biggest determinants of individual aging speed.

 

This means that aging can be delayed as long as you like." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,310「本を読む理由」/ "Reasons for reading books"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,310「本を読む理由」
 

PDCAカフェで、「なぜMr. PDCAは読書家になったのですか?」という質問をされたことがあります。

 

これは中々良い質問で、正解がない質問と言えるかもしれません。

 

しいてあげるとすれば、私が読書家になった理由として「実家に本がたくさんあった」ことが影響していると考えています。

 

私は大家族の中で育ったこともあって、あらゆるジャンルの本や漫画が、家のあちこちに転がっていました。

 

私は幼少期に、深く考えることなく目の前にある色々な本を読んでいたのですが、高校生の時に村上春樹の「ノルウェイの森」を読み、小説の面白さを知ってから、益々読書にのめり込んでいきました。

 

ノルウェイの森 (講談社文庫)

ノルウェイの森 (講談社文庫)

 

 

今回紹介する資料「もういちど、本屋へようこそ」は「もう一度『本』と出会うきっかけを」をキャッチフレーズにしており、「本を読むということ」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「本を読むということは、書き手の言うことをそのまま受け入れて従うことではありません。

 

『書かれていること』を読み、『そこに書かれていないことを考える』、または『そこに書かれてあることを疑う』こと。

 

それこそが、本を読むということなのでしょう。

 

これは、『行間を読む』という言葉で表現されることもあります。

 

なぜ、本に書かれていないことが存在するのか。

 

それは、書き手と読者の考えが必ずしも一致するとは限らないからです。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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もういちど、本屋へようこそ

もういちど、本屋へようこそ

  • 作者:田口 幹人
  • 発売日: 2018/08/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

P.S. 最近は、街から本屋が消滅する現象が起きています。

 

今回紹介した資料「もういちど、本屋へようこそ」でも、本屋のない自治体である「書店空白地」についての言及があります。

 

本書はまた、「この10年の間に、3,421店の本屋が、全国のどこかのまちから姿を消しました。1日に1店が閉店していることになるのです」とも述べています。

 

私がPDCA日記を続けている背景として、実際に読んでみた本をオンラインで紹介する「ウェブ本屋」の役割を担いたいと考えているからです。

 

街の本屋とは違い、PDCA日記の場合は店舗を借りるための家賃やスタッフを雇うための人件費も要りません。

 

スマホがあればPDCA日記は続けられるため、これからも「ウェブ本屋」として皆様に面白い本を届けたいと思います😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「一致する」 = 「match

 

今回出てきた「一致する」の英訳は、「match」になります。

 

「書き手と読者の考えが必ずしも一致するとは限らない」を英語で表現する場合、「The writer's and the reader's ideas do not always match」とすればよいですね😊。 

 

もういちど、本屋へようこそ

もういちど、本屋へようこそ

  • 作者:田口 幹人
  • 発売日: 2018/08/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「おいしい家族」>

  

本日は、松本穂香主演の映画「おいしい家族」を紹介します。

 

 

原作は小説「おいしい家族」であり、こちらも面白かったですね😊。

 

 

映画「おいしい家族」の主人公である橙花(とうか:松本穂香)は、東京で化粧品関係の仕事をしていますが、ビジネスにおいて理想と現実のギャップに苛(さいな)まれています。

 

また、橙花はプライベートでもチャレンジングな局面であり、夫と別居中です。

 

橙花は母の三回忌に故郷の離島に1人で戻るのですが、父の青治(せいじ:板尾創路)から、居候している和生(浜野謙太)と再婚することを聞かされます。

日本の場合、同性婚はできないため、和夫を青治の養子にすることで、家族になる方法を取ります。

 

同性カップルが家族になるべく、養子縁組を使う方法は実際に行われています。

 

過去のPDCA日記で紹介した「きのう何食べた?」にも、出てきましたね。

 

 

化粧品関係の仕事をしているビジネスパーソンにとって、今回紹介する映画「おいしい家族」はお勧めです。

 

おいしい家族」のメルシー評価【クロワッサン4個:🥐🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介する映画「おいしい家族」で私が一番印象的だったのは、橙花が青治に、「結婚が上手くいかなかった」と伝える最後の場面です。

 

橙花に対して青治は、「生きていればいいよ」と笑顔で言うのですが、これが今回紹介する映画「おいしい家族」のメッセージだったと私は考えていますね😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,310 "Reasons for reading books"

 

The material introduced today "Welcome to Bookstore (Japanese only)" has a catchphrase "Once you meet the book again", and the phrases below were impressive in the part "Reading a book".

 

"Reading a book does not mean accepting what the writer says.

 

Reading is 'what is written' and 'think what is not written there,' or 'suspect what is written there.'

 

That's what it means to read a book.

 

This is sometimes referred to as the phrase 'read between the lines.'

 

Why is there something not written in the book?

 

That's because the writer's and the reader's ideas don't always match." (Unquote)

 

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P.S. Recently, the phenomenon of bookstores disappearing from the city has occurred everywhere in Japan.

 

The material introduced this time "Welcome to Bookstore" also mentions "bookstore vacant lot", which is a municipality without a bookstore.

 

The book also states, "In the last decade, 3,421 bookstores have disappeared from somewhere in Japan. One store is closed a day."

 

The reason why I keep my PDCA diary is that I want to play the role of a "web bookstore" that introduces the books I actually read online.

 

Unlike a bookstore in the city, PDCA diary does not require rent to rent a store or labor cost to hire staff.

 

If you have a smartphone, you can keep your PDCA diary, so I would like to continue to deliver interesting books to everyone as a "web bookstore" 😊.

PDCA日記 / Diary Vol. 1,309「役員同士が口をきかない」/ "Officers don't speak to each other"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,309「役員同士が口をきかない」
 

私が日本の伝統的な企業を去った一つの理由として、複雑な人間関係がありました。

 

外資系企業で働いていた時も人間関係はそれなりに複雑だったのですが、「ビジネスはビジネス」という感じで依頼をすれば、きちんと対応をしてくれていました。

 

日本企業にいた頃は、会議などで「誰と誰を隣合わせにしてはいけない」などの不文律があり、「もういいです」という捨て台詞を残して、私はその場を去ったのでした(本当に正しい判断だったなぁ)。

 

今回紹介する資料「武器としての経済学」は「もはやケインズ的なマクロ経済学は終わった」をキャッチフレーズにしており、「役員同士が口をきかない」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「同じ会社でありながら、(将来のトップポジションを競う)役員同士のコミュニケーションがゼロ、ということが少なくない大企業で起こっているのだ。

 

事業部同士の意思の疎通がなければ、対立や足の引っ張り合いになるケースさえある。

 

当然、業績は伸びない。

 

背景には、日本の悪しき習慣がある。

 

日本人はディベートに慣れていない。

 

質問するだけで『疑っているのか!?』という雰囲気になってしまう。

 

議論したら『あいつは反対しているのだ!』となる。

 

何を言ったのかではなく、誰が言ったのかで頭がフリーズしてしまうのだ。

 

だから議論することを忌避する傾向がある。

 

役員同士で話し合うということは、彼らが恐れる『議論』なのだ。

 

議論することも嫌だし、議論する自信もない。

 

それで『U字管現象』が起きるのだ。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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武器としての経済学

武器としての経済学

  • 作者:大前 研一
  • 発売日: 2017/08/28
  • メディア: 単行本
 

 

P.S. 日本企業でも外資系企業でもそうなのですが、私は「大人なのだから話し合えばいいのに」と思う場面が結構ありました。

 

ビジネス環境は常にチャレンジングであるため、一人では解決できない状況がやってくるのは当たり前の話です。

 

役員間で一言話し合えば解決しそうなことも、人間関係のしがらみが原因で物事が進まない状況を私は幾度となく見てきました。

 

というわけで、私は細々とプロジェクト管理のビジネスをやっていくことにしますわ :-)。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「役員」 = 「officer

 

今回出てきた「役員」の英訳は、「officer」になります。

 

「役員同士が口をきかない」を英語で表現する場合、「Officers don't speak to each other」とすればよいですね :-)。 

 

武器としての経済学

武器としての経済学

  • 作者:大前 研一
  • 発売日: 2017/08/28
  • メディア: 単行本
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,309 "Officers don't speak to each other"

 

The material introduced today “Economics as a Weapon (Japanese only)” has a catchphrase “Keynesian macroeconomics is over”, and the phrases below were impressive in the part “Officers don't speak to each other".

 

"It's happening in large companies that no communication between executives in the same company (They are competing for future top positions).

 

If the divisions do not communicate with each other, there may be conflicts.

 

Naturally, business performance will not grow.

 

The background is the bad customs of Japan.

 

Japanese are not used to debate.

 

So there is a tendency to avoid discussion." (Unquote)

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,308「能力は努力によって変化する」/ "Ability changes with effort"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,308「能力は努力によって変化する」
 

過去のPDCA日記で、「自分が思っているほど他人は自分のことを気にしていない」ことを紹介しました。

 

人間の悩みは基本的に「人間関係の悩み」であり、「他人が自分のことを気にしていない」ことを理解しておくだけで、気楽に人生を送れるものです :-)。

 

 

今回紹介する資料「スタンフォード式 疲れない体」は「疲労予防と疲労回復のメソッド」をキャッチフレーズにしており、「小さな子どもが『いつも元気』なのはなぜか?」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

スタンフォード大学の心理学者キャロル・ドゥエック教授は、マインドセットについて30年近く研究を続けている世界的権威。

 

同じ大学ということもあり、ドゥエック教授をスポーツ医局に招いて講義してもらう機会が何度かありました。

 

ドゥエック教授によれば、同じ能力の持ち主でも、マインドセットによってパフォーマンスを発揮できる力が変わってくるそうです。

 

『失敗してもチャレンジをあきらめない』心理の裏には、『自分の能力は、努力によって変化する』という考え方があります。

 

ドゥエック教授曰く、このような思考を『成長型マインドセットgrowth mindset)』というとのこと。

 

この『成長型マインドセット』を大人になっても維持できるかどうかが、何事においても成否の鍵を握っています。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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スタンフォード式 疲れない体

スタンフォード式 疲れない体

  • 作者:山田知生
  • 発売日: 2018/05/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

P.S. 私は自営を始める際、ある経営者の方から「失敗しても気にしなくても大丈夫だよ。Mr. PDCAが失敗しても、失敗したことを知っているのは Mr. PDCAだけだから」 というアドバイスを受けました。

 

「失敗を知っているのは本人だけ」は中々の名言であり、新しいことを始めるかどうか迷っている人にとって参考になると思っています。

 

そう、他人の失敗など誰も気にしていないのです。

 

失敗しても気にせず、やり直せばよいだけですね :-)。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「能力」 = 「ability

 

今回出てきた「能力」の英訳は、「ability」になります。

 

「能力は努力によって変化する」を英語で表現する場合、「Ability changes with effort」とすればよいですね :-)。 

 

スタンフォード式 疲れない体

スタンフォード式 疲れない体

  • 作者:山田知生
  • 発売日: 2018/05/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,308 "Freedom of speech is one-half probability"

 

The material introduced today "The Stanford Method for Ultimate Super Recovery (Japanese only)" has a catchphrase "Methods for preventing fatigue and recovering from fatigue" and the phrases below were impressive in the part "Why is a small child always alive?"

 

"Stanford psychologist Professor Carol Dweck is a global authority who has been studying mindsets for nearly 30 years.

 

At the same university, I had the opportunity to invite Professor Dweck to a sports medical office for a lecture.

 

According to Professor Dweck, even with the same ability, the performance will change depending on the mindset.

 

Professor Dweck said that such thinking is called a growth mindset.

 

Whether or not this growth mindset can be maintained as an adult is the key to success." (Unquote)

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,307「お米券は証券だった」/ "The rice ticket was a security"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,307「お米券は証券だった」
 

私が金融業界出身ということもあって、大学生や大学院生の方で銀行や証券会社への就職を目指す人から、連絡をもらうことがあります。

 

経済学の研究をしている学生もおり、金融に関するアカデミックなことから過去のバブル崩壊に関することまで、様々なことについて話をすることになります。

 

先日の議論で面白いと思ったのは、「金融市場において投機は必要か?」というテーマでした。

 

ある大学生の人だったのですが、その方は「投機が市場を歪めている」という考えを持っているようでした。

 

私は「投機が市場の厚みを増してくれる」という意見を持っており、今回紹介する資料大坂堂島米市場 江戸幕府vs市場経済」をお勧めしました。

 

大坂堂島米市場 江戸幕府vs市場経済」は、「世界最古の先物取引所」と呼ばれる大坂堂島米市場を解説しており、以下フレーズが印象的でした。

 

「米切手とは、諸大名が大坂で年貢米を売り払う際に発行した、言わば『お米券』である。

 

この『お米券』を購入し、発行元の大名に提示すれば、1枚当たり10石(コメの重量にして約1.5トン)の米俵と交換してもらうことができた。

 

期限内であれば、いつ米俵と交換してもよいので、商人たちは、しばらくの間『お米券』のまま市場で取引を行った。

 

重くて嵩(かさ)の張る米俵で取引するのはいかにも不便だから、当然と言えば当然である。

 

このように、発行した『お米券』について、全てが直に米俵との交換を要求されるわけではないことを知っていた大名は、実際に大坂で保管している在庫米の量以上に『お米券』を発行し、資金調達を行うことがあった。

 

いや、それが日常化していた。

 

つまり、実際に大坂に存在する米の量以上の『お米券』が、大阪市場を飛び交っていたのだ。」(引用終わり)

 

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P.S. 私が「投機は必要」と考えている根拠の一つに、アメリカにおけるハイイールド債券市場があります。

 

ハイイールド債券とは比較的格付けが低い企業が発行する債券のことを指し、リスクが高めであることから金利も高めに設定されています。

 

ハイイールド債券市場は実需だけで成り立っているわけではなく、金利の上下によって利益を狙う投機筋と言われる投資家が世界中から参加し、活発に売買をしています。

 

「リスクは高めでも高金利の債券が欲しい」と考えている個人投資家しか取引できない場合、ハイイールド債券市場の取引額は極めて限られることになります。

 

ここに利益目当ての投資家(投機家?)が参入することによって、取引額は大きくなり、実需買いの個人投資家にとっても選択肢が広がることになります。

 

今回紹介する資料大坂堂島米市場 江戸幕府vs市場経済」の著者も、市場が厚みを増すためには投機が必要と考えているようで以下のように述べています。

 

「大阪で形成された『お米券』の価格は、米飛脚という、米相場情報の伝達に特化した飛脚集団によって全国へと送信されていた。

 

飛脚の速度に飽き足らない者たちは、鳩や手旗信号によって米相場を伝達することまで始めた。

 

他者よりも早く大坂の米価を知りたいと願う、非常にせわしない人々が、日本各地に分厚く存在していたのである。

 

これを市場経済の発展と言わずして何と言おう。」(引用終わり)

 

大坂堂島米市場 江戸幕府vs市場経済」に登場する「米飛脚」は、現在のブルームバーグやロイターなどの金融情報メディアであるとも言えます。

 

大坂堂島米市場で投機が行われたことによって、米飛脚というメディアが登場したり、鳩や手旗信号で米市場を伝達するというアイデアも出たというのです。

 

鳩や手旗信号による情報伝達は、江戸幕府によって禁止されることになりますが、これはマイケル・ルイスの「フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち」に描かれている世界そのものです。

 

大坂で米の先物取引が開始されたのは1600年代末頃であり、今から300年以上前から資本主義経済の無限の可能性について、実験が開始されていたのは驚くべきことですね :-)。

 

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「投機」 = 「speculation

 

今回出てきた「投機」の英訳は、「speculation」になります。

 

「投機が市場を歪めているのか?」を英語で表現する場合、「Is speculation distorting the market?」とすればよいですね :-)。 

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,307 "The rice ticket was a security"

 

The material introduced today "Osaka Dojima Rice Market: Edo Shogunate vs Market Economy (Japanese only)" explains the Osaka Dojima Rice Market, which is known as the "Oldest futures exchange in the world," and the phrases below were impressive.

 

"The price of the rice ticket formed in Osaka was sent nationwide by a transportation group called Hikyaku, which specializes in transmitting rice market information.

 

Those who weren't tired of the speed of the courier even started to convey the rice market price with doves and flag signals.

 

There were generous people all over Japan who wanted to know Osaka's rice price earlier than others, and who were very busy.

 

What do you say without saying this as the development of the market economy?" (Unquote)

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,306「表現の自由は2分の1の確率」/ "Freedom of speech is one-half probability"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,306表現の自由は2分の1の確率」
 

私がニューヨークで働いていた頃、国際部門に所属していたこともあって、色々な国や地域出身者と様々な議論をしました。

 

海外からアメリカにやってきている人たちが多かったため、「ニューヨークで働くことができてうれしい」という考えを持っているケースがほとんどでした。

 

ただ、アメリカの医療費の高さや医療システムについては、批判的な見解を持っている人たちがかなりいました。

 

例えば、キューバから亡命してきた同僚によると、「医療費は無料だった」そうです。

 

また、アメリカ社会における貧富の格差について、「大きな社会的リスク」と考えている人もいました。

 

今回紹介する資料「世界がもし100人の村だったら」は「世界を100人に縮めるとまったく違うあなたが見えてくる」をキャッチフレーズにしており、以下フレーズが印象的でした。

 

「もしもあなたがいやがらせや逮捕や拷問や死を恐れずに信仰や信条、良心に従ってなにかをし、ものが言えるならそうでない48人より恵まれています。」(引用終わり)

 

私が実際に滞在していたアメリカ、フランス、日本のような国で生活をしていると、国家元首や政権幹部の悪口を言っても、逮捕されることはありません。

 

当たり前のように享受している「表現の自由」のおかげなのですが、これがあるということは、非常に恵まれているということなのですね :-)。

 

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世界がもし100人の村だったら 総集編 POCKET EDITION (マガジンハウス文庫)

世界がもし100人の村だったら 総集編 POCKET EDITION (マガジンハウス文庫)

  • 発売日: 2008/10/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

P.S. 私がニューヨークで働いていた時、所属していた金融機関があるレポートを発表して話題になったことがありました。

 

そのレポートは「アメリカで貧富の格差がどれだけ拡大したとしても、共産革命が起こることはない」と断言し、その理由を以下のように解説していました。

 

アメリカで貧困層がどれだけ苦しんでも、共産革命が起こらない理由はただ一つである。

 

それは、彼らが『いつか自分達は富裕層になれる』というアメリカン・ドリームを信じているからだ。」(引用終わり)

 

そのレポートを読んで、私は「アメリカに住み続けることは難しい」と感じたものでした。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「共産革命」 = 「Communist Revolution

 

今回出てきた「共産革命」の英訳は、「Communist Revolution」になります。

 

「共産革命が起こらない理由」を英語で表現する場合、「Why the Communist Revolution Will Not Occur」とすればよいですね :-)。 

 

世界がもし100人の村だったら 総集編 POCKET EDITION (マガジンハウス文庫)

世界がもし100人の村だったら 総集編 POCKET EDITION (マガジンハウス文庫)

  • 発売日: 2008/10/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,306 "Freedom of speech is one-half probability"

 

The material introduced today "If the World Were a Village" has a catchphrase "Second Edition: A Book about the World's People" and the following phrases were impressive.

 

"If you can speak and act according to your faith and your conscience without harassment, imprisonment, torture or death, then you are more fortunate than 48, who cannot." (Unquote)

 

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P.S. When I was working in New York, the financial institution I belonged to had published a report and became a hot topic.

 


The report asserted that "no matter how wide the gap between rich and poor in the United States, the communist revolution will not occur," and explained the reason as follows.

 


"No matter how much the poor suffer in America, there is only one reason why the communist revolution does not occur.

 


That's because they believe in the American dream, 'One day we can be wealthy.'" (Unquote)

 

If the World Were a Village - Second Edition: A Book about the World's People (CitizenKid)
 

PDCA日記 / Diary Vol. 1,305「『大変』は大きな変化」/ "'Difficult' is a big change"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,305「『大変』は大きな変化」】
 

今回紹介する資料「半径5メートルの野望 完全版」は、著名ブロガーであり、作家でもある「はあちゅう」氏による「夢を叶えるためにするべきこと」集です。

 

本書で印象的だったのは「『大変』は大きな変化」というフレーズで、「大変な時期を乗り越え、これからの人生は良い方向に大きく変化していく」という考えはビジネスパーソンにとって役立つでしょう。

 

「大変な時期の乗り越え方」で思い出したのですが、私がアメリカで働いていた時、トレーダーやブローカー向けに「起こったことを早く忘れるトレーニング」というものがありましが。

 

当時、私は債券ブローカーとしてディーリングルームで働いていました。

 

ブローカーとして求められていたのは、「済んだことを早く忘れ、次のことを考える」ための気持ちの入れ替えでした。

 

このトレーニングでは、「起こったことを早く忘れる」ための方法がいくつか紹介されていました。

 

実際にディーリングルームで働いている参加者から気持ちの入れ替え方法が共有され、「忘れたいことを紙に書いて、それをビリビリに破り、高層ビルの屋上から投げ捨てる」という奇想天外(?)なものもありました。

 

その他にも「酒を飲んで忘れる」とか「運動して大量の汗をかく」など一般的なものを含め、色々な方法が紹介されました。

 

ただ、この研修をファシリテートしたトレーナーによると、「済んだことを早く忘れる」ために最も効率的な方法は「眠ること」でした。

 

面白かったのは、アメリカ人のベッドにかける費用が紹介されていたことでした。

 

金融機関で働いている人の場合、高額のベッドを使っている人が多く、中には5,000米ドル以上の高級ベッドで眠っている人もいました。

 

それ以降、私もベッドに気を使うようになり、ますます早寝早起きになったのでした :-)。

 

若干話がそれてしまいましたが、今回紹介した資料「半径5メートルの野望 完全版」はビジネスパーソンにおすすめの一冊です。

 

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P.S. 今回紹介した資料「半径5メートルの野望 完全版」は「『大変』は大きな変化」であると強調していますが、あまりにも大変な時は逃げ出すという選択肢もあります。

 

日本の場合、体調が悪くても働きに行ったり、徹夜してでも仕事を遂行するという風潮がありますが、私はこの考え方に反対の意見です。

 

仕事に行くことがあまりにもチャレンジングな場合、逃げ出して新しい道を見つけることが今の時代は可能です。

 

「そんなことはできない」という方はPDCAカフェに予約をしてみましょう。

 

「できないことなない」ということを証明したビジネスパーソンが目の前に登場しますよ(フフフ、:-)。

 

 <Mr. PDCAのボンジュール英語「乗り越え」=「overcome」>

 

今回出てきた「乗り越える」の英訳は、「overcome」になります。

 

「大変な時期の乗り越え方」を英語にする場合、「How to overcome difficult times」とすればよいですね :-)。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,305 "'Difficult' is a big change"】

 

The material introduced today "Ambition of 5 meters radius complete version (Japanese only)" is a collection of "Things you should do to make your dreams come true" by well-known blogger and author "Hachu".

 

What impressed me in this book is the phrase "'Difficult' is a big change", and the idea that "Overcoming a difficult time and making a big change in your life in the future" will be useful for business people.

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,304「生命は生命からのみ生まれる」/ "Life is born only from life"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,304「生命は生命からのみ生まれる」
 

私は筋トレが趣味なのですが、プロテインの飲み方について色々な意見があります。

 

人によっては、牛乳をプロテインと混ぜるのですが、私はこれをするとお腹の調子が悪くなるため、水と飲むヨーグルトを1対1で割ってプロテインに混ぜ、飲んでいます。

 

今回紹介する資料「おもしろサイエンス 腸内フローラの科学」は「腸内に棲んでいる100兆個のバクテリア群である腸内フローラ」を解説しており、「細菌の解析法の開発と発展」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

ルイ・パスツール(1822~1895」は、もともとフランスの科学者でした。

 

そんなパスツールが農学領域の問題解決に際して、ワインの発酵や腐敗が酵母や細菌によって生じることを突き止めたことが、微生物学の領域を体系化するきっかけになりました。

 

外気の塵の混入を防ぐように作られた『白鳥の首フラスコ』内の肉汁を煮沸して保存すると、肉汁が腐敗しないことを示した。

 

この結果から、腐敗は外界からの微生物の混入により発生すること、すなわち『生命は生命からのみ生まれる』という説を提唱した。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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おもしろサイエンス 腸内フローラの科学

おもしろサイエンス 腸内フローラの科学

 

 

P.S. 過去のPDCA日記でも紹介しましたが、人間の一生で免疫を鍛えられる唯一の時期は赤ん坊の時です。

 

 

母親の胎内は無菌状態であるため、生まれる前の赤ちゃんは免疫ゼロで育ちます。

 

出産によって赤ちゃんが外界に出ると、悪い菌がたくさんいます。

 

そのため、赤ちゃんは生まれ出てから、それらの菌に対抗できる体を作る必要が出てきます。

 

赤ちゃんは何でもかんでも口の中に入れようとしますが、身の回りの物を舐めることによって様々な菌を体内に取り込み、本能的に免疫力を鍛えようとしているのですね。

 

「子どもの頃に無菌状態で育ってしまうと、大人になってから病気になりがちになる」という説があります。

 

これは一理あるようで、赤ちゃん時代に色々な菌に接している方が免疫力は鍛えられるということですね。

 

人生を変える賢い腸のつくり方―――ココロまで整える腸内フローラ活性術

人生を変える賢い腸のつくり方―――ココロまで整える腸内フローラ活性術

  • 作者:内藤 裕二
  • 発売日: 2016/03/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「腐敗」 = 「spoilage

 

今回出てきた「腐敗」の英訳は、「spoilage」になります。

 

「腐敗は外界からの微生物の混入により発生する」を英語で表現する場合、「Spoilage occurs due to contamination by microorganisms from the outside world」とすればよいですね😊。

 

おもしろサイエンス 腸内フローラの科学

おもしろサイエンス 腸内フローラの科学

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「アズミ・ハルコは行方不明」>

  

本日は、蒼井優主演の映画「アズミ・ハルコは行方不明」を紹介します。

 

 

原作は山内マリコが執筆した小説「アズミ・ハルコは行方不明」であり、こちらも面白かったですね😊。

 

 

映画「アズミ・ハルコは行方不明」の主人公は、28歳のOLである安曇春子(蒼井優)で、「みーちゃん」という猫を飼っています。

 

春子は地方都市に住んでいましたが、彼女が突然失踪し、捜索願のようなグラフィック・アートが町のあちこちに拡散していきます。

 

春子が消えた後、男性だけを無差別に殴る女子高生の集団が現れ、混沌と混乱が拡大していく内容になっています。

 

最初の方は意味が捉えにくい映画でしたが、後になってくると状況が把握できるようになってきました😊。

 

アズミ・ハルコは行方不明」のメルシー評価【クロワッサン3個:🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介する映画「アズミ・ハルコは行方不明」の主人公である安曇春子は、小さな会社の事務職をしており、同僚の吉澤ひろ子(山田真歩)と「給料が安い」と文句を言う場面があります。

 

一方で、春子の会社の社長と専務の月給100万円であることを、ひろ子から知らされます。

 

春子自身の月給は13万円であり、社長と専務の給与の高さに驚くと、ひろ子は「これが資本主義だよ」とつぶやきます。

 

私は、このシーンが一番好きでしたね😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,304 "Life is born only from life"

 

The material introduced today "Interesting Science of intestinal flora (Japanese only)" explains "Intestinal flora, which is a group of 100 trillion bacteria living in the intestine", and the following phrases were impressive in the part "Development of bacterial analysis method".

 

"Louis Pasteur (1822-1895) was originally a French scientist.

 

When such Pasteur solved problems in the agricultural field, it discovered that fermentation and spoilage of wine were caused by yeasts and bacteria, which led to the systematization of the field of microbiology.

 

He showed that when the succulent in the Swan Neck Flask was boiled and stored, it was designed to prevent the inclusion of dust from the outside air.

 

From this result, I proposed the theory that decay is caused by the mixture of microorganisms from the outside world, that is, "life is born only from life." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,303「書く力が読む力を生む」/ "Writing ability produces reading ability"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,303「書く力が読む力を生む」
 

某所でPDCA日記を2018年4月に始めてから5年以上経過しましたが、ブログのネタは尽きることがありません。

 

私の場合、1日1冊の本を読むことが習慣になっており、日々のビジネスと内容を絡めて投稿しているため、歯磨きをしている感覚でやっています。

 

今回紹介する資料「一生賢くなる50歳からのタクティクス勉強法」は「壮にして学べば老いて衰えず」をキャッチフレーズしており、「書く力が読む力を生むのだ!」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「気が向いたときだけ、アウトプットするなんてビジネスの世界で考えたらあり得ない。

 

それでも日本では総じて『アウトプットすること』が軽視されている。

 

しかし、この状況を脱却できない限り、読書家だし物知りだが、仕事ができないという状況から脱却できない。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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一生賢くなる50歳からのタクティクス勉強法

一生賢くなる50歳からのタクティクス勉強法

  • 作者:和田 秀樹
  • 発売日: 2009/07/01
  • メディア: 単行本
 

 

P.S. 私の場合、「今日は何を書こう?」と予め決めているわけではなく、「とにかく書き出す」ようにしています。

 

これは作業興奮という心理学的な作用であり、やる気が起きない場合でも、作業を始めることでやる気が起きてくることが実験で確認されています。

 

皆様も仕事のやる気が出ないという場合、机の上をふいたり、TODOリストを作成するなどして、とにかく作業を始めることで、やる気が起きてくることがあります。

 

私はこれを毎日実践していますので、是非試してみてください😊

 

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「習慣」 = 「customary

 

今回出てきた「習慣」の英訳は、「customary」になります。

 

「1日1冊の本を読むことが習慣になっている」を英語で表現する場合、「It is customary to read one book a day」とすればよいですね😊。 

 

一生賢くなる50歳からのタクティクス勉強法

一生賢くなる50歳からのタクティクス勉強法

  • 作者:和田 秀樹
  • 発売日: 2009/07/01
  • メディア: 単行本
 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「ダンスウィズミー」>

  

本日は、ミュージカル映画ダンスウィズミー」を紹介します。

 

 

ミュージカル映画の大作と言えば、過去のPDCA日記でも紹介したエマ・ストーン主演の映画「ラ・ラ・ランド」でしょう。

 

今回紹介する映画「ダンスウィズミー」の原作・脚本・監督を担当した矢口史靖は、「役者が演技の途中でいきなり歌い出す」ミュージカルに違和感を持っていました。

 

しかしながら、映画「ラ・ラ・ランド」を鑑賞して、日本映画で似たような作品を作りたいと考え、今回紹介する映画「ダンスウィズミー」の製作に取りかかったのです。

 

 

今回紹介する映画「ダンスウィズミー」は、有名企業に勤務するOLの鈴木静香(三吉彩花)が主人公です。

 

静香は、バリバリのキャリアウーマンを気取り、タワーマンションに住んでいますが、現状に違和感を覚えています。

 

そんな中、静香はある催眠術師によって「音楽がかかると踊ってしまう催眠術」にかかり、プライベートもビジネスもチャレンジングな局面に陥ってしまいます。

 

その後、静香は催眠から抜け出すため、その催眠術師を探す旅に出ることになります。

 

この催眠術師はマジックもやっており、マジックが好きなビジネスパーソンにとって、今回紹介する映画「ダンスウィズミー」はお勧めです。

 

ダンスウィズミー」のメルシー評価【クロワッサン3個:🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介する映画「ダンスウィズミー」は、ミュージカル映画だけあって、踊りだけではなく役者たちが着ている衣装も印象的でした。

 

映画鑑賞は、プレゼンテーションの勉強になります。

 

また、今回紹介する映画「ダンスウィズミー」にはビジネス・プレゼンテーションの場面も出てきます。

 

「もっと印象を与えるプレゼンテーションをしたい」と考えている人は、是非みてください😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,303 "Writing ability produces reading ability"

 

The material introduced today "Tactics study method from age 50 becoming smarter for the whole life (Japanese only)" has a catchphrase "If you learn in the middle ages, you will not lose energy as you grow older" and the following phrases were impressive in the part "Writing ability produces reading ability".

 

"If you think about it in the business world, you can't output only when you feel like it.

 

Still, in Japan, outputting is generally neglected." (Unquote)

 

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P.S. In my case, I don't predetermine "What should I write today?"

 

Instead of that, I try to "write something anyway."

 

This is a psychological effect of work excitement, and experiments have confirmed that even if you are not motivated, you will be motivated by starting work.

 

If you are not motivated to work, you may be motivated by just starting work by wiping your desk or creating a TODO list.

 

I practice this every day, so please give it a try 😊.

PDCA日記 / Diary Vol. 1,302「書評欄は侮れない」/ "We can't overlook the book review section"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,302「書評欄は侮れない」
 

以前、PDCAカフェである方から、「Amazonでは評価がついていない本も紹介しているが、どうやって面白い書籍を確認しているのか?」という質問を受けました。

 

私の回答は、以下の通りです。

 

Amazonの評価は意識していません。なぜならば、匿名だからです。私の場合、実際に本屋や図書館で書籍を手に取って読んでみることが多いですが、新聞の書評欄も参考にしています。」(Mr. PDCAコメント終わり)

 

今回紹介する資料「日経新聞を「読む技術」「活用する技術」」は「経済の先行きを見通せるようになる」をキャッチフレーズしており、「書評欄は侮れない」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「今から50年ほど前は、年間4,000冊の新刊書が出たそうですが、現在はその倍の8,000冊の本が出版されているようです。

 

すべて新刊です。

 

本が売れる時代でも売れない時代でも関係なく、ビジネスマンは良い本を読む必要があります。

 

そんなにたくさんの本の中から良い本を探し出すのは、正直、至難の業でしょう。

 

そこで約に立つのが、信頼できる書評欄と新刊書ランキングです。

 

その中でも最高のガイドは、日経新聞土曜版にある書評コーナーといえるでしょう。

 

毎週、3ページにわたって載っています。

 

著名人かつ読書家とされる人が、自らの愛蔵書(あいぞうしょ)を披瀝(ひれき)することもあります。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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日経新聞を「読む技術」「活用する技術」

日経新聞を「読む技術」「活用する技術」

  • 作者:山本 博幸
  • 発売日: 2019/08/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

P.S. 新聞の書評欄は参考になりますが、新聞の広告欄は参考になりません(言い切った!)。

 

「有名書店XXでベストセラーランキング1位!」となっているような本の場合、「実はその有名書店でも、仲間うちで集中的に買い込んで、ランキング1位をとるようなことも、なかにはある」と今回紹介した資料「日経新聞を「読む技術」「活用する技術」」も指摘しています

 

まあ、一番良いのは本屋に行って、自分で面白いと感じる書籍を購入することですね。

 

私の場合、「はじめに」部分で引き込まれるような内容である本が「良い書籍」と定義づけています。

 

また、目次を見ることで、面白いかどうかある程度は分かりますね😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「見通す」 = 「foresee

 

今回出てきた「見通す」の英訳は、「foresee」になります。

 

「経済の先行きを見通す」を英語で表現する場合、「Foresee the future of the economy」とすればよいですね😊。 

 

日経新聞を「読む技術」「活用する技術」

日経新聞を「読む技術」「活用する技術」

  • 作者:山本 博幸
  • 発売日: 2019/08/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,302 "We can't overlook the book review section"

 

The material introduced today "Reading and utilizing skills of the Nikkei newspaper (Japanese only)" has a catchphrase "You can see the future of the economy" and the following phrases were impressive in the part "We can't overlook the book review section".

 

"It seems that about 50 years ago, 4,000 new books were published annually in Japan.

 

However, now it seems that 8,000 books are published.

 

All new publications.

 

Business persons need to read good books, regardless of whether books are sold well or not.

 

Honestly, finding a good book out of so many books is a difficult task.

 

What stands out there is a reliable book review section and new book ranking." (Unquote)

 

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