PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 24 「やりながら考える」/ "Think while doing"

English follows Japanese.

 

PDCA日記 Vol. 24「やりながら考える」】

 

外部サイトでPDCA日記を開始して一カ月が経とうとしていますが、ある方から「よく毎日本を読めますね」というコメントを頂きました。

 

私は2011年にフランスの学校を卒業したのですが、ある教員から「学校で毎日本とケースを読み続けてきたのだから、社会に戻っても一日一冊本を読め」と言われ、それを忠実に守っています。

 

真面目な私は週末になると本屋と図書館に通い、面白そうな本を最低7冊調達することで、「一日一冊読書」をかれこれ8年以上継続しています(D教授、メルシー!)。

 

ひょんなことから某所で読書ブログを開始し、これが意外に好評であったため、今月から外部サイトで始めたのですが、色々な方々から連絡を頂けるようになり、本当に楽しいですね。

 

また、学生に戻っていた頃に言われたことの一つとして、「論文やレポートは迷っていたら書け」というものがあります。

 

この教えを「ブログは迷っていたら書け」に応用し、とりあえず書くことが思い浮かばなくてもブログを書き始めることでアイデアが浮かぶことに気づき、毎日ブログ更新をすることができています。


今回紹介する資料「結果を出す人は「修正力」がすごい!: 「1」が「10」になる働き方は、「修正力とは、最高の結果を手に入れるために、自分を柔軟に変える力」と強調しており、「『考えてからやる』ではなく『やりながら考える』(P52)」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「結果を出す人は、先延ばしせずに、『すぐ決断し、すぐやる』ことが特徴です。

 

『すぐ決断し、すぐやる人』には、次の3つの特徴があります。

 

1. つねに、自分の仕事について考える。2. 『最悪のシナリオ』も考えておく。3. 『デザイン発想法』で考える。(P53)」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!

結果を出す人は「修正力」がすごい!: 「1」が「10」になる働き方 (単行本)
 

P.S. 本書は、「PDCAは『Pから』ではなく『Cから』始める(P24)」ことを推奨しています。

 

そういえば、このブログのタイトルは「PDCA日記」で、本文でPDCAという文言が登場したのは珍しい(?)ですが、「PDCAは『Pから』ではなく『Cから』始める」は色々な企業と取引をさせて頂いて、コンサルタントとして私も常々痛感しているところです。

 

ベンチャー企業の場合、「とりあえず実行」するケースがかなり多いのですが、その結果を検証し、改善につなげているところは少ないのが現状です。

 

経営者が意識して部下に指示をし、PDCAのC(検証)とA(改善)を重視するスタッフを評価する仕組みをしなければ、P(計画)とD(実行)だけで終わるプロジェクトばかりになってしまいます(経験談!)。

 

PDCAは『Pから』ではなく『Cから』始める」ことの重要性について、本書は以下のようにも解説しています。

 

「仕事ができる人ほど、『本当に効果的だったのか』を徹底的に評価・検証します。

 

仮に、実行したことが効果的でなかったとしたら、その原因を明確にしない限り、改善策も見えてこないからです。(P27)」(引用終わり)

 

チャレンジが発生した場合、「なぜそれが起こったのか」という根本原因分析を徹底的に行うことが、コンサルティング業界では重要とされています。

 

本書の言う通り、根本原因分析が不十分な場合、適切な改善策や再発防止策を打ち出すことができないからです。

 

強い企業ほど根本原因分析をしっかりと行いますが、同じ失敗を繰り返す組織は、これがうまくできないケースが多いように感じます。

 

根本原因分析をきちんと行うために重要なのは、失敗した場合に「失敗しました!」と速やかに上申する仕組みであるように感じており、このスピード感がある組織ほど改善策がきちんと実行され、PDCAサイクルが回り続けているように思いますね。

 

今日の投稿は、めずらしく(?)「PDCA日記」にふさわしい内容になりました :-)。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「根本原因分析 = root cause analysis」>

今回出てきた「根本原因分析」を英訳は、「root cause analysis」になります。

外資系企業で働くと、「root cause analysis」は「RCA」と略されることが多く、「改善策」は「corrective action plan」の略で「CAP(キャップ)」と発音されます。

 

この二つの略語を知っていると、外資系企業でのキャリアが順調に行くかも(?)しれません :-)。

 

 

【"PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 24 "Think while doing"】

 

One month has passed since I started this PDCA Diary on an external site, and one reader contacted me and  asked that "How can you (Mr. PDCA) read books and post every day?"

 

When I graduated from a French business school in 2011, one professor ordered (?) me that, “You should keep reading books everyday, because you had been reading books and cases every day at school. Therefore, you are supposed to keep this habit after you go back to the business world.”

 

I am such a obedient person and still protecting this professor's instruction faithfully and that is why this PDCA Diary is going on daily.

 

One tip to keep posting blogs must be that you had better start writing something before you think about the contents.

 

To be honest, there is nothing in my mind what to write in the post before I start writing sentences and after I type something on the screen, the contents are coming up in my head and this diary will be prepared daily.

 


The material to be introduced today “Successful people have power to modify (Japanese only)” emphasizes that “modifying power is the ability to change yourself flexibly to get the best results” and the following phrases in the part of “Thinking while doing” were impressive.

 

“The person who realizes the results is characterized by 'decide immediately and do it immediately' without procrastination and he or she has the following three characteristics.

 

1. Always think about his or her job. 2. Consider the “worst scenario”. 3. Think about “Design Concept”(Unquote)

 

Let's function PDCA today!

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