PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / PDCA Diary Vol. 27 「現実的楽観論者になる」/ "Become a realistic optimist"

English follows Japanese.

 

PDCA日記 Vol. 27「現実的楽観論者になる」】

 

PDCAカフェで話題になるテーマとして、「上手い投資話」が出てくることがあります。

 

私が結構長く外資系金融の世界にいたため、「美味しい濡れ手に粟の投資手法」を知っているとお考えの方がいるようですが、残念ながら(?)そのようなものは存在しません。

 

株式や為替の動向がどうなるかは誰にも分からないため、私からは「自分の仕事に集中することが最も効率的」と回答していますが、それを聞いて「何だ、そんなことか」という顔をされる方もいます。

 

20代の方で「老後が不安であるため、色々な民間の年金保険購入を考えています」と話される方もいますが、それよりも自分の仕事に集中する方が合理的でしょう。

 

私は法律で加入が義務付けられている年金や保険以外には加入しておりません。

 

日本経済の将来や年金の財源などを考えても、我々にはどうすることもできないため、それよりも目の前の仕事に前向きに取り組み、日々を元気に過ごせるよう心掛ける方が生産的ですし、健康的です(どの国でも、チャレンジ度合いは似たり寄ったりで、バラ色の未来が広がっている国は稀でしょう :-)。

 

今回紹介する資料「A PERFECT DAY 生きるなら、最高の日を」は、「毎日を最高の日にする47の秘訣」を説明しており、どのページをめくっても前向きになれる内容が満載の一冊になっていて、「現実的楽観主義者になる」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「あなたは楽観主義者ですか?それとも悲観主義者ですか?

 

楽観主義者は、悪い知らせや挫折をほんの一時的な後退だとポジティブにとらえます。

 

こうした出来事にもくじけることはありません。逆境に直面したら、それをチャレンジとみなし、いっそう努力します。

 

一方、悲観主義者は、自分がやることがうまくいかなかったときや、最悪の事態が起きたとき、それが自分の落ち度だと思います。

 

現実的楽観主義者になってください。厳しい状況でも、それが必ずしも不幸や悲観的な展開に直結するとは限りません。

 

さまざまな対応のしかたがあると認識してください。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!

A PERFECT DAY 生きるなら、最高の日を

A PERFECT DAY 生きるなら、最高の日を

 

P.S. 本書の言う「さまざまな対応のしかたがあると認識する」ことは非常に重要であり、私の場合、「自分の力でコントロールできることに集中する」ことだと考えています。

 

私がニューヨークで働いていた時、元軍人と一緒に仕事をする事があり、軍隊出身者は「自分のコントロールできないことを考えない」訓練を受けるそうです。

 

特殊部隊の隊員が敵に囲まれた時、「ワシントンの政治家が動いて欲しいなぁ~」とか「国際連合は何をやっているんだよ~」などと考えても、その状況を打開する事はできません(当たり前だけれど :-)。

 

特殊部隊の隊員たちは、目の前のチャレンジを克服する事に集中しなければ生き残れません。

 

自分でコントロールできないことを考える余裕がない日々を過ごすことによって、彼らは目の前のことに集中することを習慣化しているのかもしれませんね :-)。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「バラ色の未来」 = 「rosy future」>

 

今回出てきた「バラ色の未来」の英訳は、「rosy future」になります。

 

私はニューヨークで働いていた時、歯の矯正をしたのですが、すぐに歯が綺麗になる「バラ色の未来(rosy future)」を思い描いていました。

 

歯科矯正を経験された方であればお分かりだと思いますが、実際には非常にチャレンジングな日々であり、歯の調整を行った後はしばらく柔らかいものしか食べられず、ブレイス(braces)と呼ばれる矯正器具が歯から外れるなど本当に色々なことがありました。

 

結果的には歯が綺麗になって良かったのですが、歯科矯正は「バラ色の未来」ではなく、「イバラの道(thorny road)」でしたね🌹。

 

 

【"PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 27 "Become a realistic optimist"】

 

I've been in the foreign financial institution for a long time, so some people are coming by saying "hey, Mr. PDCA, do you know any good idea for investment?"

 

However, there is no such thing unfortunately.

 

Since no one knows what happens to stocks and exchange markets in the future, I have been answering that “the most efficient thing is to concentrate on your own job”.

 

When others heard of it, some people are wondering “is that all?”

 

Some people in their twenties say, “I am thinking about various pension insurance, because I am worried about the future after retirement”.

 

If we consider the future of the Japanese economy and financial resources for pensions, there is nothing we can't do, so it must be more productive and healthy to try to focus on your job in front of you with joy.

 

The material to be introduced today “A PERFECT DAY (Japanese only)” explains “47 tips to make every day the best day”.

 

This book is full of content that can be positive regardless of which page you turn and the following phrases in part of “Become a realistic optimist” were impressive.

 

"Are you optimistic or pessimistic? Optimists take bad news and frustrations positively as a temporary retreat.

 

On the other hand, a pessimist thinks that things will go worse or the worst from now on.

 

Let's become a realistic optimist. Even in harsh conditions, it does not necessarily lead to unhappiness or pessimistic development.

 

Please recognize that there are various ways to deal with it." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!

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