PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 29「今の会社を最初の顧客にする」/ "Make your employer as the first customer"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 29「今の会社を最初の顧客にする」】

最近のPDCAカフェで一番多いテーマは転職話であり、私の周りは転職社会になっているようです。

今回紹介する資料「いまの職場、ラスト3か月」は、「人生を変える90日ーーカウントダウン開始」をキャッチフレーズにしており、「今の会社を、最初のお客様にする(P150)」部分の以下フレーズが印象的でした。

「どの道に進むとしても、オススメなことがあります。

それは、『今の会社を最初のお客様にするつもり』で働くということです。(P151)」

外資系企業に転職したことがある方は経験があるかもしれませんが、リファレンスというものがあります。

リファレンスとは、応募者の元上司などに転職先の担当者が電話で連絡し、「どんな働きぶりだったのか」ということを確認するプロセスのことです。

私も時々、リファレンス連絡を受けることがありますが、「是非採用すべき」と伝える際の共通点として、「引継ぎをきちんとした人」ということがあります。

退職時、「もうここで働くこともないし、引継ぎも適当にやっておこう」ということをしてしまうと、その後のキャリアで大きなチャレンジに直面する可能性が出てきます。

逆に言えば、退職時の引継ぎをきちんと行うことが、次のキャリアをよりよいものにするための近道ということができます。

今回紹介した資料「いまの職場、ラスト3か月」が提唱している通り、「今の職場を最初の顧客にする」つもりで仕事をする事が、長い目で見ると合理的であるということですね。

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!

いまの職場、ラスト3か月

いまの職場、ラスト3か月


P.S. ちなみに、日本人の平均転職回数はおよそ「1」であることが知られています。

「1」と聞いて意外に思われるかもしれませんが、全ての日本人が1回転職をしているのではなく、転職している人は何回も仕事を変えているパターンの方が多いようにも感じています。

私の最初の職場は外資系金融機関だったのですが、ある先輩が「3社目で自分に合うところが見つかる」という持論(?)を展開していていたことを覚えています。

3社目かどうかは別として、やりたくない仕事を続けるよりは一旦間をおいてでも、自分のやりたいことを追い求めても良いような気がしています。

今はインターネットがありますので、本当に色々なことができますね :-)。

長い人生、一度くらい「何もやることがない」時間があってもよいものですよ(経験談!)。

< Mr. PDCAのボンジュール英語「引継ぎ」 = 「handover」>

今回出てきた「引継ぎ」の英訳は、「handover」になります。

「handover」の元々の意味は、責任や権限の「移譲」ですが、ビジネスにおいては「引継ぎ」として利用されます。

休暇を取る場合や退職時にきちんと引継ぎをするかどうかによって、そのビジネスパーソンの今後が分かると私は密かに思っています。

【"PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 29 "Make your employer as the first customer"】

The most common theme at PDCA cafes recently is about changing jobs.

The material to be introduced today “90 days of life change" has a catchphrase that “to start your new career” and the following phrases were impressive.

“There is something to recommend no matter which way you go and it is to make your employer as the first customer." (Unquote)

Those who have moved to a foreign company (in this sentence, non-Japanese organization) may have experience, but there is a process called "reference" when you are trying to find a job.

Reference is a process that a new employer tries to contact the applicant's former boss by telephone and confirms what kind of performance he or she made at his or her working place.

I sometimes receive a reference request from my former colleagues.

In case that person implemented the handover process properly, I recommend the new employer to hire that applicant.

Some people are not doing the handover appropriately at the time of job change, but others are checking their behaviors and we should keep our mind that the handover process is one of the most important thing for business persons.

Let's function PDCA today!

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