English follows Japanese,
【PDCA日記 Vol. 88「患者は見た目が命？」】
先日のPDCAカフェである方から、「Mr. PDCAが自営を始めてよかったことは何ですか？」という質問を受けました。
自営を始めて一番よかったと感じたことは、「服装が自由である」ということです。
個人事業主の場合、自分が代表であるため（当たり前だけれど）、服装のことで誰かから、とやかく言われることがありません。
これは相当な効用（喜び）であり、「スーツから解放されることがこれほど素晴らしいことなのか！」と太平洋に向かって叫びたくなる（？）くらい素晴らしいことでした。
日本の気候風土にどう考えても合っていないスーツ文化を続けている背景には、「そうしなければならない」と大部分の人たちが思い込んでいることと、「ビジネスは見た目が重要」と考えている割合が多いことがあげられるでしょう。
今回紹介する資料「知ってはいけない 医者の正体 (SB新書)」は、タイトルとは裏腹に「知っておいた方がよい医者の正体」を暴き出している本で、「患者の見た目や地位で、医者は行動を変えるのか？」部分の以下フレーズが印象的でした。
「身なりのきちんとしていない患者さんには、医者は質問の機会を与えないということが判明したのです。」（引用終わり）
本書は単なる暴露本ではなく、定量的な数値を用いて解説しており、「ふむふむ」と理解を進めながら、統計の勉強もできるという中々面白い本です。
なお、「身なりのきちんとしていない患者さんには、医者は質問の機会を与えない」と本書は説明していますが、同時に以下のようにも述べています。
「すごくきれいな服を着る、必ずお風呂に入ってから病院に行くということではなく、ごく普通の格好であれば問題ありません。
きれいにしすぎても、むしろ変になります。」（引用終わり）
要するに、パジャマのような余りにもラフな格好でなければ、大丈夫ということですね。
それでは、本日もPDCAを回していきましょう！
- 作者: 平松類
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2019/08/06
- メディア: 新書
- この商品を含むブログを見る
P.S. 最近は、面談で「スーツ禁止」にしている企業や自治体が出てきていますが、これはよいことであると私は考えています。
リクルートスーツに身を包んだ大学生が大挙して移動する様子は、いつ見ても不思議に感じます。
「スーツ禁止」にすると、「他の企業はスーツ必須であり、着替えが必要」という意見もあるようですが、いっそのこと「社会全体でスーツを禁止にすればよいのに」と思ったりします。
面白いことに、イランではネクタイが「堕落した欧米文化の象徴」になっており、外国人以外でネクタイをしている人がいないそうです。
機会があれば、イランに行ってみたいと思いながら、かれこれ3年近く海外に出ていない自分がいるのでした :-)。
＜Mr. PDCAのボンジュール英語「見た目」=「appearance」＞
今回出てきた「見た目」を英語にすると、「appearance」となります。
「Appearance」は「外観」と訳されることもあり、人間だけではなく物や建物にも使うことができます。
また、「appearance」は「状況」や「出現」の意味で用いられることもあり、使い勝手がよい英単語であるため、外資系企業などで働きたい人は覚えておきたいですね :-)。
【PDCA Diary Vol. 88 "Appearance is important for patients?"】
One participant at PDCA cafe asked me that “What was the best thing by starting your own business, Mr. PDCA?"
The best thing after I started my own business was that I could wear anything I would like to.
The material to be introduced today "Real Figure of Doctors (Japanese only)” revealed the doctor's world in Japan and the following phrase was impressive.
“It turns out that doctors don't ask questions to patients who are wearing inappropriate clothes.” (Unquote)
This book is not just a tell-all book, but it explains the contents by using quantitative figures.
It is known that appearance is quite important for business persons, but the same thing seems applicable for patients according to this material.
Let's function PDCA cycle today!
In case you would like to receive a notice at the time of PDCA Diary post, please utilize Twitter :-). https://twitter.com/MPdca
