PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 91「競争のコツは忘れること」/ "Forgetfulness is the tip of competition"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 91「競争のコツは忘れること

 

先日のPDCAカフェで、「ここ数年読んだ資料の中で、一番面白かった本を教えてください」と聞かれて、私からは「SHOE DOG(シュードッグ) が一番面白かったです」と伝えました。

 

本書は、ナイキ創業者であるフィル・ナイト氏による「ナイキ創業日記」であり、オニツカタイガー(現「アシックス」)の代理店としてアメリカで靴販売を始め、経営危機を日商岩井(現「双日」)のサポートによって乗り切ったことなど、意外なことが数多く記されている名著です。

 

一ページずつ丁寧に読みたい一冊ですが、「再び日本へ」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「競争のコツは忘れることだと、私は陸上から学んだ。

 

この事実を私は今一度自分に言い聞かせた。

 

自分の限界を忘れる。不安、苦痛、過去も忘れる。

 

『もう一歩も動けない』という自分の内なる叫びや甘えも忘れる。」(引用終わり)

 

本書が唱えているように「自分の限界を忘れる」ためには、自分の得意なことを仕事にすることが、重要であると私は感じています。

 

仕事をしながら、「時間が早く過ぎないかなぁ~」と時計を見ていると、「自分の限界を忘れる」ことはチャレンジングであり、業務に没頭することも難しいでしょう。

 

仕事に没頭できるようになると、趣味や遊びも楽しくなってきますよ😊。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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SHOE DOG(シュードッグ)

SHOE DOG(シュードッグ)

 

 

P.S. ナイキを創業したナイト氏は、靴ビジネスではなく会計士としてキャリアを開始し、後の事業運営で会計の仕事は非常に役立ったと本書で、以下のように述べています。

 

「(会計士として)監査を担当しながら、どういう会社が生き残り、どういう会社が潰れるのか学んでいった。

 

どのようにトラブルに巻き込まれ、どのように脱却したのか。

 

会社を安定させ、あるいは失敗させる原因は何か。

 

純資産の不足が破綻の主な要因であることを何度も肌で感じた。」(引用終わり)

 

最近は、就職や転職の相談に乗ることが増えていますが、アドバイスを求められた時は、「とにかく財務諸表をきちんと見るべき」と伝えています。

 

仕事を選ぶ場合、多くの人たちは企業イメージや経営者のメディアでの言動に影響されがちですが、一番重視すべきなのは財務諸表なのです。

 

過去の貸借対照表損益計算書を丹念に調べることによって、「SHOE DOG(シュードッグ)」でナイト氏が述べているように、「会社を安定させ、あるいは失敗させる原因」が見えてきます。

 

就職を検討している先が非上場企業で、財務諸表が公表されていない場合、依頼をして財務諸表を見せてもらうか、口頭で財務状況を伝えてもらうようにしましょう。

 

「ビジネスは結果がすべて」であり、財務諸表を確認することによって、一時の気分やメディアの操作などによって、一番大切な時間を無駄にすることもなくなります。

 

「財務諸表が苦手」という方は、いちおう(?)銀行員だった Mr. PDCAに相談してみましょう😊。

 

繰り返しになりますが、新しい会社での仕事を考えている場合、目を皿のようにして財務諸表を調べましょう👀。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「没頭する」 = 「absorbed in」>

 

今回出てきた「没頭する」は、「absorbed in」になります。

 

「今月は仕事に没頭しています」と表現する場合、「I have been absorbed in work this month」とすればよいですね😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 91 "Forgetfulness is the tip of competition"
 

The other day at the PDCA cafe, one participant asked me that "What was the most interesting book in the last few years?" and I replied that "Shoe Dog was the most interesting".

 

"Shoe Dog" is written by Mr. Phil Knight, a founder of NIKE, and this material is defined as “A Memoir by the Creator of NIKE”.

 

Mr. Knight began selling shoes in the United States as an agent for the Japanese shoe company "Onitsuka Tiger (now ASICS)".

 

Mr. Knight overcame the management crisis with the support of Japanese trade company "Nissho Iwai (now Sojitz).

 

To be honest, I was surprised that several Japanese companies helped NIKE and it became a multinational corporation.

 

"Shoe Dog" is worth reading for every business person, I suppose and the following phrases were impressive.

 

"Forgetfulness is the tip of competition

 

I once again told this fact to myself.

 

Forget your limits.

 

Forget about anxiety, pain and past.

 

Forget about the inner screams and sweetness of 'I cannot move any more step'". (Unquote)

 

As this book advocates, in order to “forget your limits”, it must be important to do what you are good at.

 

By doing what you are absorbed in, your work would be valuable and clients would be satisfied with your performance.

 

As you become immersed in your work, your hobbies will be fun as well😊.

 

Let's function PDCA today!   

 

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Shoe Dog: A Memoir by the Creator of NIKE

Shoe Dog: A Memoir by the Creator of NIKE

 

 

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