PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 99「相手の意向を想像する」/ "Imagine the intention of the counterpart"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 99「相手の意向を想像する」】
 
私は会社員、自営のコンサルタントとして、数多くの企業の中で作業を行ってきましたが、コミュニケーション手段が会社によってまちまちだったのは、非常に興味深かったです。
 
外資系金融機関で勤めていた頃、目の前に座っているのに、コミュニケーションは基本的にメールで取る人がいました。

 

この人は口頭でコミュニケーションが取れないわけではなく、何か起こった場合に備えて、履歴が正確に残るメールで連絡をしようとしていたわけです。

 

このやり方は合理的であると同時に、対面でのコミュニケーションに慣れている日本の銀行出身者からすると、「口頭で伝えればいいのに」と思われるリスクがあり、ポジティブな面とそうではない部分があったように感じています。

 

今回紹介する資料「伝わっているか?」は、コピーライターによるコミュニケーション指南書であり、以下フレーズが印象的でした。

 

「『伝える』ことばかり考えると、結局、相手のことを考えず、自分の意思を押し通すエゴばかりになってしまう。

 

答えは、いつも相手の中にある。

 

『相手のしてほしいことを想像する』のがコミュニケーションには大切。」(引用終わり)

 

本書が言う「相手のしてほしいことを想像する」のは、簡単なようでかなりチャレンジングなことでもあります。

 

前述の「すべてのコミュニケーションはメールで行う人」 の場合、私のように「メールで問題ない人」と「対面で話してほしい人」を見分ける必要が出てきます。

 

ミスコミュニケーションを避ける手法としては、あらかじめ「メールでコミュニケーションさせて頂きますが、それにはこういう背景がありまして」と説明しておくことが考えられます。

 

そうすることで、相手から「どうしてメールだけで連絡してくるのだろう?」と疑問に思われることを避けることが可能になり、「できれば口頭でコミュニケーションをしてほしい」と思っている人であれば、その旨の依頼を受ける可能性があります。

 

実は、この部分がコミュニケーションにおいて重要であると私は考えており、コンサルタントとして新しいところに入った際、心がけていることでもあります。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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伝わっているか?

伝わっているか?

P.S. 過去のPDCA日記でもお伝えしましたが、ミスコミュニケーションが発生した場合、私はすぐに対面で話をしにいくようにしています

メールだけでやり取りしている場合、相手の表情や口調が分からないため(当たり前だけれど :-)、内容がとげとげしくなるケースがあります。

 

その場合、会って話をすることで、「そういうことだったのですね」とお互いの意向を顔を見ることで確認できる可能性が高く、実際に色々なチャレンジを克服できたことも多かったです。

 

ミスコミュニケーションにお悩みの方は、「とりあえず会いに行く作戦(?)」を一度試してみてはいかがでしょうか :-)。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「相手」 = 「counterpart」>

 

今回出てきた「相手」を英語にする場合、「counterpart」という表現がしっくりくるような気がします。

 

「Counterpart」はビジネスに限らず、外交などの場面でも「交渉相手」という意味で利用することもでき、非常に便利な単語ですね :-)。
 
 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 99 "Imagine the intention of the counterpart"】
 

I worked as a corporate employee and a self-employed consultant in many companies, and it was very interesting that the means of communication varied from company to company.

 

When I was working for foreign financial institution, there was a person who sat in front of me but he tried to communicate only by email.


This person wasn't able to communicate verbally, but he was contacting me via email, because it can record an accurate history in case something happened.

 

This method is reasonable, but at the same time, there is a risk that some people feel that "Why doesn't this person use face-to-face communication methods?"

 

The material to be introduced today “Are you communicating others properly? (Japanese only)” is written by a professional copywriter and the following phrases were impressive.


“If you just think of telling your intention, you will end up with an ego that pushes your will without thinking about the counterpart.

 

The answer is always in the opponent.

 

“Imagine what the counterpart want you to do and it is the most important part for communication." (Unquote)

 

“Imagine what the counterpart want you to do" sound easy, but at the same time, it must be quite challenging, I suppose.

 

Let's function PDCA today!   

 

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