【PDCA日記 Vol. 100「分かったふりをしない」】
「インタビューでは『分かったふり』を決してしない、ということです。
『よい質問』というのは『分からない』からできるのではなく、まったく逆に『完璧に分かる』からこそできるのです。」(引用終わり)
上記はインタビューをする際の質問に関する記述ですが、この点は1on1で部下に上司が質問をする際や普段の報連相(報告・連絡・相談)の場面でも、活用可能な内容になっています。
1on1などで部下がやっている業務について、上司が質問をする場合、内容をきちんと分かっていなければ、とんちんかんな質問になりがちです。
また、採用面接などにおいて、面接官が応募者の履歴書や職務経歴書をきちんと読み込み、どういう仕事をしてきた人であるかをきちんと把握しておかなければ、本書が述べている「良い質問」ができなくなります。
逆に言えば、よい質問が出来ていない場合、「自分は分かっていない」ことが確認できるため、一つの目安になるかもしれませんね :-)。
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!
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P.S. 社長や取締役などの立場のある方とお話をしていると、「分からないことを『分からない』と言いにくい」とコメントされることがあります。
そのような場合、おすすめの方法があります。
それは、「私は分からないことを『分からない』と言いますので、宜しくお願いします」と最初に宣言してしまうことです。
これは実際に私が採用している手法であり、未経験の業種や業態にコンサルタントとして入っていくことになるため、できることかもしれませんが、どのようなビジネスパーソンでもやろうと思えばできることであると感じています。
自分が考えているよりも、周りは他人のことを気にしているわけではありません。
「分かりません」と言い切ってしまうことで、「この人は分からないことを分からないと言える人だ」とポジティブに受け止めてくれるケースの方が多かったように感じています :-)。
ですので、分からないことは「分からない」と爽やかに(?)言ってしまいましょう。
In this PDCA diary, I have been reiterating the importance of telling others that "If you don't know something, say you don't know".
This might sound simple, but it is not easy to implement.
The material to be introduced today “Intellectual Production Skills (Japanese only)” is written by a consultant and the following phrases were impressive.
“Do not pretend to understand.
In interviews, you are not supposed to pretend.
Good questions cannot be made by ignorant people, therefore, perfect understanding is inevitable for an interviewer.” (Unquote)
Let's function PDCA today!
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