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【 PDCA日記 Vol. 109「いばらの道を選ばない」】
最近は、PDCAカフェでコーヒーを飲みながら色々な方とお話をすることが増えていますが、若手の方の特徴として、成長意欲を持っている人が多いと感じています。
成長の目安は人それぞれだと思いますが、「成長したかどうか」は基本的に他の人が決めることであり、「自分では分からない」ことがチャレンジングであると感じています。
「成長するためには、難しい道を選ばなければならないんです」と力説される方もいらっしゃいますが、私の場合は「難しい道」よりも「他の人が行かない道」を目指すように心掛けています（競争が少ないため :-)。
今回紹介する資料「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0」は、「いばらの道を選ぶな」部分で、以下のように論じています。
「欠点を克服することは、私たちの文化の基礎になっているのだ。本や映画、そして昔話も、100万分の1の確率しかなかった大どんでん返しの話であふれている。
このことは才能を存分に発揮している人を賞賛するよりも、能力不足を乗り越えた人たちを祝福する風潮を生み出している。残念ながら、最も大変な『いばらの道』を選んでいるのだ。」（引用終わり）
本書が画期的なのは、「努力すれば、何にでもなりたいものになれる」ということは、「間違った格言である」と言い切っている点です。
「強みの方程式」と銘打った以下の方式は、キャリア構築を考える上でもためになると思います。
＜強みの方程式＞
才能（頻繁に繰り返す思考、感情、行動パターン）×
投資（練習やスキル開発、知識を身に付けるためにかける時間）＝
強み（常に完璧に近い成果を生み出す能力）
－ーー
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう！
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さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
- 作者: トム・ラス,古屋博子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2017/04/13
- メディア: 単行本
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P.S. 「自分が何に向いているか分からない」と話される方もいらっしゃいますが、そのような場合は「自分が何に向いていないか（何をしている時にチャレンジを感じるか）」を確認の上で、それとは違う方向に進むということも選択肢にあると思います。
「向いていない仕事をしているが、事情があって続けざるを得ない」という場合は、本書の「弱点のマネジメント」で解説されているように、「欠けている分野の才能を持っている人とパートナーを組む」という作戦があります。
経営者になって大きな組織を率いる場合、「向いている人に任せる」ことが重要になります :-)。
ビジネスにおいて重要なことは、苦手なことは人に任せることであり、組織を拡大しながら成長させている経営者は、例外なく「任せ上手」ですね。
自分ですべてやろうとすると、遅かれ早かれ大きなチャレンジに直面する事になります。
＜Mr. PDCAのボンジュール英単語「thorn = いばら」＞
今回出てきた「いばら」を英語にすると、「thorn」になります（バラの刺のことですね :-)。
「いばらの道」は「thorny path」という表現が一般的ですが、「full of tribulations (苦難) and trials (試練)」というフレーズを使って、「彼女の人生はいばらの道だった（Her life was full of tribulations and trials）」という形も可能です（英語は奥が深い :-)。
【"PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 109 "Don't choose a thorny path"】
Recently, I am talking with various people while drinking coffee at PDCA cafe, and what I often heard is that "I want to grow".
I think that the definition of growth is different for each person, and "Whether they are growing or not" is basically what other people decide.
Some people have stressed that "We have to choose a thorny path to grow," but I have been aiming for "A way other people do not go rather than the thorny path" (This is less competitive :-).
The material to be introduced today "StrengthsFinder 2.0" reiterated that "Don't choose a thorny path" and continues as follows.
"Overcoming the weakness is the foundation of our culture. Books, movies, and old-fashioned stories are also emphasizing these stories."
What epochal this book is that it is affirming "In case you make an effort, there is no guarantee of success". (Unquote)
Additionally, this material explains the following "Equation of Strength" and it seems useful for thinking about career building.
<Equation of Strength>
Talent (Thinking frequency, Emotions, Behavior Patterns) ×
Investment (Practicing time, Developing skills, Acquiring knowledge) =
Strength (Ability to create almost perfect results)
ーーー
Let's function PDCA today!
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- 作者: Tom Rath
- 出版社/メーカー: Gallup Press
- 発売日: 2007/02/28
- メディア: ハードカバー
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In such a case, "Avoiding the way which is not suitable for you" could be a solution and "Strengths Finder 2.0" suggests to "Find talents those who have ability which you don't have".
Capable managers are successfully finding talents those who have ability which they don't have :-).
