【PDCA日記 Vol. 127「13個のオレンジを3人で分ける方法」】
過去のPDCA日記で、自分が所属している業界とは違う世界で新しい仕事を始めることが、イノベーションを起こすための一つの方法であるとお伝えしました。
今回紹介する資料「ずるい考え方」は、「常識をくつがえし、前例にとらわれない発想のワクを広げる革命的思考法」を紹介しており、「13個のオレンジを3人で分ける」以下の方法が印象的でした。
「13個のオレンジを、3人で公平に分ける方法
①4個ずつ分けて余った1個を3等分する
②はかりを使って同じ重量ずつ分配する
③ジュースにして分ける
④（余った）オレンジの種を植える」（引用終わり）
本書が述べている上記4つの方法は、小学生に上がる前の子どもが考え出したものです。
恥ずかしながら、私の頭に思い浮かんだのは「①4個ずつ分けて余った1個を3等分する」だけで、②、③、④はまったく考えつきませんでした。
一番衝撃だったのが、「④（余った）オレンジの種を植える」という方法で、これを読んだ時は「なるほど！」と思わずうなずいてしまいました :-)。
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう！
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P.S. 本書が唱えている通りですが、「子どもは前提や常識を簡単に乗り越えて、自由に発想」しますが、「大人は固定概念に縛られて、物事を柔軟に考えることができていない」のは事実のようです。
私が業界を変える転職をおすすめしている背景には、新しい発想が違う業界では、ひらめきやすいためです。
実際に、私も金融業界を離れて、違う業界でコンサルタントとして仕事を始めると、「なるほどその考え方がありましたね」とIT業界の専門家である経営者から、違った視点のアイデアをほめてもらったものです。
ですので、今の仕事にお悩みの場合、違う業界での仕事を探してみるのも一つの方法ですよ :-)。
＜ Mr. PDCAのボンジュール英語「前提」 = 「premise」＞
今回出てきた「前提」の英訳は、「premise」となります。
海外の大学に留学すると、受講するクラスを選ぼうとする際、「prerequisite（前提授業）」という単語を目にします。
前提授業とは、あるコースを受講するために前提として受けておくべき授業のことを意味します。
アメリカの大学の場合、「Speech 100」という感じで初歩的な授業は「100」で表現されるケースが多く、上級コースになってくると、「Speech 200」や「Speech 300」という感じで数字が大きくなってきます。
「Speech 100 is a prerequisite class for Speech 200（Speech 100はSpeech 200の前提授業になっています）」という感じで記載されていることが多いですね :-)。
In my past PDCA diary, I mentioned that starting a new job in a different industry where you belong to is one way to make innovation.
The material to introduce today “Great Way of Thinking (Japanese only)” explains “revolutionary thinking methods that change common sense and expand your way of thinking to unconventional ideas” and the following method of “dividing 13 oranges with 3 people” was impressive.
“How to divide 13 oranges fairly with 3 people.
1. Provide 4 oranges and cut the last one into 3 pieces equally
2. Use a scale to distribute the same weight
3. Make orange juice
4. Plant the seeds of last 1 orange." (Unquote)
Above 4 methods described in this book were conceived by children before going up to elementary school.
I (42 years old :-) could only think "1. Provide 4 oranges and cut the last one into 3 pieces equally”, but never thought of 2, 3, and 4 at all.
What impressed me the most was the method of “4. Plant the seeds of last 1 orange”.
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