【PDCA日記 Vol. 138「緊張に弱い人は自己評価を高めよう」】
最近はプレゼンテーションの上手い人が増えていますが、それでも「人前に出ると緊張して何を話してよいか分からなくなる」というお悩みをお持ちの方はいるようです。
今回紹介する資料「いい緊張は能力を2倍にする」は、「緊張してしまいがち」という方にお勧めの一冊で、「『緊張に弱い人』と『緊張に強い人』の決定的な違いとは？」部分の以下フレーズが印象的でした。
「緊張に弱い人には、重要な特徴があります。
それは、『自己評価が低い』ということです。
『緊張に弱い人』は発表が下手なので、ネガティブな振り返りが多くなり、『緊張に強い人』は発表が上手なので、ポジティブな振り返りが多くなる。
つまり、単に発表の『結果』を表していると思うでしょうが違います。全く逆です。
終了後にどんな評価をするかによって、今の結果が作られている。
つまり、この『結果の評価』が『原因』なのです。」（引用終わり）
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう！
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P.S. 今回紹介した資料「いい緊張は能力を2倍にする」が述べている「『結果の評価』が『原因』」であることは、経営者や管理職の方々にとっても示唆に富んだ内容であると考えています。
社員や部下のプレゼンテーション能力を上げるためには、その人が自己評価を高める（「自分はできる」と感じる）ことが重要であり、結果がどうであれ、ポジティブな部分を探して評価することがポイントになります。
改善すべき点がある場合、良かったところを間で挟むいわゆる「サンドイッチ・フィードバック」が効果的です。
「称賛→改善点の指摘→称賛」を行うことによって、本人に自信を付けさせ、「次はここをよくしよう」と自ら前向きに改善をしてくれる可能性を高めることにもつながります。
＜ Mr. PDCAのボンジュール英語「自己評価」 = 「self-evaluation」＞
今回出てきた「自己評価」の英訳は、「self-evaluation」となります。
因みに、「自尊心」を英語で表現する場合は「self-esteem」という表現が使われ、アメリカでは結構耳にする言い方です。
褒める文化が浸透しているアメリカにおいては、教育現場でもビジネスシーンでも「自尊心（self-esteem）」を重視する場面が多く、フロンティア・スピリットが現在も息づいていることを感じますね :-)。
Recently, there are a number of people who are good at presentations.
On the other hand, there are still some people who are worried that they will be nervous when they come out to the public and they are not good at talking in front of many people.
The material to be introduced today “Good Tension Doubles Your Ability (Japanese only)” is a book recommended for those who are sensitive to tension and the following phrases were impressive.
“There are important features for people who are sensitive to tension.
That is 'low self-evaluation'.
People who are vulnerable to tension are not good at presentation, so they tend to make many negative reflections to themselves later.
Contrary, people who are strong to tension are good at presentation, and there are many positive reflections after speech.
You may think that it simply represents the 'result' of the presentation, but it is different.
On the contrary, the opposite is true.
Depending on what kind of evaluation is done after the speech, the present result is formed.
In other words, this 'result evaluation' is the cause”. (Unquote)
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