PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 158「小さく始めまくる」/ "Start Small"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 158「小さく始めまくる」】

 

「全米の世帯の44%に銃があり、52%にアマゾン・プライムがある。富裕層では固定電話よりアマゾン・プライムと契約する世帯のほうが多いと言われている。」(引用終わり)

 

インターネットの普及が始まった1990年代後半、「個人がメディアを持てる時代になり、大企業による独占は薄まっていく」と大学の講義で聞いた記憶があります。

 

あれから20年が経過し、「個人がメディアを持てる時代」は確かに到来しましたが、IT巨人による情報と流通の独占は進んだように見えます。

 

今回紹介する資料「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」は、GoogleAppleFacebookAmazonの頭文字を取った造語ですが、海外メディアで最近よく登場する単語です。

 

PDCA日記も書籍の紹介でアマゾンを使っており、GAFAの影響を大きく受けています :-)。

 

本書で興味深かったのは、アマゾンの戦略である「安い資本で始めまくる」を紹介している以下の部分でした。


「ベゾスはアマゾンがリスクを承知で行う意思決定を2つのタイプに分けている。

 

①取り返しがつかないもの
②引き返すことができるもの

 

ベゾスの見解によると、アマゾンの投資戦略のカギは、②のタイプの思い切った冒険を数多く行うことだ。

 

そこには空飛ぶ倉庫やドローンを弓矢の攻撃から守るシステムなども含まれる。どちらも特許を申請している。」(引用終わり)

 

自営の場合でもそうですが、小さく始めて上手くいったものを続けるという手法が、サンク・コスト(埋没費用)を最小化する意味でも重要だったと感じています。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

 

P.S. 個人がメディアを持てるようになったことで、一人でビジネスを起こしやすい時代になりました。

 

ある方から「自営と会社員の大きな違いは何ですか?」と聞かれた際、「自営は報告・連絡・相談(報連相)が不要なことですかねぇ」と回答しました。

 

自分で全て判断できる自営の場合、当たり前ですが報連相は要りません(というか、できない)。

 

会社員として組織の中で業務を行う場合、報連相をすればするほど作業効率と仕事の質が向上することが、過去の研究で定量的に証明されています。

 

私が前職時代に営業をしていた際、あるマネージャーから「そんな細かいことまで報告しなくていいよ」と笑いながら言われたことがありますが、これぐらいでちょうど良かったと考えています。

 

「そこまで報告しなくていい=マネジメントとの方向性が殆ど同じ」という意味であるからです。

 

報連相が苦手な方は、会話の最初に「ご報告があるのですが」や「一点、ご相談なのですが」というフレーズをつけることがおすすめです(メールの場合、件名の最初に【報告】【連絡】【相談】をつけるだけでOK)。

 

こうすると、相手は「報告、相談、連絡のどれなのか」を最初に理解できます。

 

また、自分自身でも「報告、相談、連絡のどれなのか」がはっきりして、コンパクトに説明できます。

 

この方法は上席者だけではなく、同僚と会話をする時でも有効でして、続けていくと報連相が自然と得意になります(あら不思議!)。

 

但し、やりすぎると家族や友人などとの会話でも「報告だけど」というフレーズが出てきてしまい、「?」という顔をされます(経験談)。

 

何事もバランスが大切ですね(苦笑)。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「報連相」 = 「repot, communicate, consult」>

 

今回出てきた「報連相」を英語にする場合、いくつか候補がありますが、「repot, communicate, consult」という表現が一つの方法になります。

 

外国人に説明する場合、「repot, communicate, consult」と言っても理解が中々難しいでしょう。

 

そのため、「日本でビジネスを行う場合、報連相が重要になる(In Japan, reporting, communicating and consulting are important for business attitude )」という感じでかみ砕いてあげると親切ですね :-)。 

 
 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 158 "Start Small"
 

The material to be introduced today "The Four: The Hidden DNA of Amazon, Apple, Facebook and Google" explains how these 4 IT giants are monopolizing information and distribution all over the world.

 

What was interesting in this book was the section introducing Amazon's "Start Small" strategy.


"Bezos divides decision making that Amazon makes with risk knowledge into two types.

 

1. Things that cannot be recovered
2. Things that can be turned back

 

According to Bezos's view, the key to Amazon's investment strategy is to do many drastic adventures of type 2.

 

It also includes a system to protect flying warehouses and drones from bow and arrow attacks. Both apply for patents." (Unquote)

Not only a huge company like Amazon, but also individual business owners had better take type 2 strategies in order to minimize sunk cost.

 

Let's function PDCA today!   

 

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The Four: The Hidden DNA of Amazon, Apple, Facebook and Google

The Four: The Hidden DNA of Amazon, Apple, Facebook and Google

 
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