最近は世界的にお金が余り気味であり、連続赤字を計上している組織であっても、多額の資金調達が可能な状況になっています。
「赤字を垂れ流してもシェアを獲得し、後で利益を上げていく」という手法も一つの経営でしょう。
ただ、出資者からすれば、少しでも黒字を出してもらえれば安心できるものです（当たり前のことだけれど :-)。
今回紹介する資料「０秒経営」は、「組織の機動力を限界まで高める「超高速PDCA」の回し方」を解説しており、「経済合理性 = やるべきことをやる」部分の以下フレーズが印象的でした。
「見せかけの正論こそが、業績が伸び悩む原因なのである。
そこにいる社員たちも、問題に気がついていないわけではないのだ。
わかっているのに『そうはいっても』と二の足を踏む。
やるべき理由を直視せず、行動せず、やらない理由探しに終始する。
経済合理性が徹底されず、あちこちにムダ・ムリが放置されている。
プロ経営者の仕事は、その問題をスルーせずに、一つひとつ潰していくことだ。」（引用終わり）
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう！
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０秒経営 組織の機動力を限界まで高める「超高速PDCA」の回し方
- 作者: 星崎尚彦
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/10/05
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P.S. 今回紹介した資料「０秒経営」が述べている通り、「やらない理由探しに終始する」傾向は、どのような組織においても、多かれ少なかれ存在しているものです。
外部からコンサルタントを入れる理由の一つに、経営者に対して、内部のしがらみを気にすることなく「こうすべきです」と進言できることがあります。
経営者と言えども、組織内の力学で動かすことができない部分というのは、存在しているケースがあります。
そのような状況を打開するために、外部のコンサルタントが登場することになります。
コンサルタントとして一番望ましいのは、「Mr. PDCAが言っているならやるか」と自発的に動いてもらうことです（こうなったら、嬉しいんだけれどな～ :-)。
最近は、プロ経営者と呼ばれる外部からの幹部登用が伝統的な日本企業でも行われており、「こうすべき」ということを中から実行する例も出始めています。
日本におけるプロ経営者は、「ニーズは大量にあるのに供給が極端に不足している」分野です。
ビジネスパーソンにとっては、狙い目の分野であると私は考えています（フフフ :-)。
＜ Mr. PDCAのボンジュール英語「合理性」 = 「rationality」＞
今回出てきた「合理性」は、「rationality」になります。
形容詞系の「合理性がある」は「rational」となり、外資系企業などでもよく耳にする単語です。
「このプロセスは合理性がある」と表現する場合、「This process is rational」とすればよいですね :-)。
Nowadays, the financial markets have extra funds globally, and even organizations that have recorded a continuous deficit are now able to raise large amounts of money.
The mateiral to be introduced today “0 Second Management (Japanese only)” explains how to turn super-high-speed PDCA so as to increase the mobility of the organization to the limit and the following phrases of “Economic rationality = Doing what you should do” part were impressive.
“There is one reason why business performance is sluggish.
The employees there are not without being aware of the problem.
They don't look directly at why you should do it and they don't act and they tend to look for reasons not to do new business.
In such an organization, economic rationality is not thoroughly understood and there are many bureaucratic and wastefulness procedures there.
Tasks for a professional manager are to crush them one by one without going neglecting these problems." (Unquote)
Let's function PDCA today!
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