PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 193「北欧にはホームレスがいない?」/ "There is no homeless in Scandinavia?"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 193「北欧にはホームレスがいない?」
 

 

日本はホームレスが少ない社会ですが、北欧には「ホームレスが余りいない」と言われています。

 

私はフランスに留学していた頃、北欧の知り合いのところに遊びにいったことがあります。

 

2010年10月のことで、パリからスウェーデンストックホルムに向かう飛行機では、キャビンアテンダントの人達が革のブーツ履いていました。

 

よく磨かれたブーツを見ながら、私は「どうして全員ブーツを履いているのだろう?」と思っていましたが、現地に到着すると理由が分かりました。

 

私は北欧の街をスニーカーで歩いていたのですが、これが寒いのなんの!

 

キャビンアテンダントの人たちが履いていた革のブーツは防寒のためであって、10月の時点で既に氷点下に近い北欧で私は霜焼けと格闘することになったのでした。

 

日本では秋の季節でしたが、北欧は恐ろしく寒くなっていたのでした(7月か8月に行くべき!高いけれど :-)。

 

また、10月の北欧は、15時くらいに日が沈んでいました。

 

正午12時でも太陽が高いところにのぼらず、不思議な感じがしたものです。

 

ノルウェーの美しい首都であるストックホルムで、友人と久しぶりに会って話をしていると、彼女がこんな説明をしてくれました。

 

「北欧には、余りホームレスがいないんです。

 

ホームレスになると、外で過ごすことになり、寒すぎて生命の危機に瀕するからです。」(北欧の友人コメント終わり)

 

北欧は、社会保障がしっかりしているイメージがあると思いますが、その背景には気象条件も影響していることを私は初めて知ったのでした。

 

一方、北欧では経済政策として新自由主義的な手法を取ることがあり、大企業が危機に直面した場合、他の先進国の政府が行うような救済措置を、スウェーデンノルウェーが取ることはまれなそうです。

 

国民個人の生活には政府関与が強く、ビジネスの観点からは放任主義の色彩がある北欧の政策は、色々な意味で興味深いですね :-)。

 

今回紹介する資料禁断の現場に行ってきた!!は、「ジャーナリストの真髄がここにある!?」をキャッチフレーズにしており、「ホームレスのメッカ・上野で物乞いしてみました」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「ホームレスの生業はたいてい廃品回収業である。

 

つまり空き缶を拾ったり、段ボールを拾ったり、電線を拾ったりして換金する。

 

金属業者と交換する以外は、一人勝手な仕事なのだ。

 

しかし物乞いは、違う。

 

一方的に、歩いている人に対して『お金がなく、食べるものもなく、ひもじいので恵んでください』とコミュニケーションをとらなければならない。

 

つまりは、目立ってなんぼの商売なのだ。

 

だから辛くても往来の前に、ジッと座っていなければならない。

 

辛い。

 

スタートしてすぐに、警察がやってきた。

 

『許可とってるのか?あん?』

 

とものすごい上からの会話。

 

許可なんかとっているわけはない。

 

仕方なく、そそくさ場所をずらす。

 

リスタートしてしばらくすると、ホームレスが話しかけてきた。

 

『お前、体悪いのか?』と聞かれたので、首を振る。

 

『なら仕事をしろ!物乞いするな。楽して稼ごうと思っているんじゃないよ』と怒られた。」(引用終わり)

 

禁断の現場に行ってきた!!

禁断の現場に行ってきた!!

 

 

P.S. 私自身、住所不定無職は経験したことがありますが、ホームレスになったことはありません。

 

日本で物乞いをすると警察がやってくることは、今回紹介した資料「禁断の現場に行ってきた!!」を読んで、初めて知りました。

 

日本の場合、行政機関がホームレスをサポートする仕組みが一応あるようです。

 

ただ、ホームレスの人たちの中には、路上での生活を自らのぞんでいるケースもあるようです。

 

過去のPDCA日記で、「相談することで問題の大部分は解決することが多い」ことを紹介しました。

 

色々なチャレンジに直面している人はいると思いますが、相談する場を持っておくことは、どんな局面でも大切であると「禁断の現場に行ってきた!!」を読み終わって改めて感じました。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「許可」 = 「permission

 

今回出てきた「許可」の英訳は、「permission」になります。

 

「路上で何かをする時は、許可を取らなければならない」を英語で表現する場合、「You have to get permission to do anything on the street」とすればよいですね :-)。

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 193 "There is no homeless in Scandinavia?"
 

Japan is said to be a less homeless society, but Scandinavia is said to be "few homeless world".

 

When I was studying in France, I went to Scandinavian countries.

 

When I met a friend in Stockholm for the first time in a while and she told me, "There are few people homeless in Scandinavia. It's too cold to be homeless here".

 

The material to be introduced today "I went to the forbidden site (Japanese only)'' has a catchphrase of "The essence of journalists is here" and the following phrases were impressive.

 

"If you are a homelss, you don't need communication skill.

 

But begging is different.

 

You have to communicate to the walking persons, saying, 'Bless me because there is no money, there is nothing to eat, and you are braided'.

 

So you have to sit tight before the traffic.

 

Soon after the start, police came and they said 'Do you have permission?

 

I did not have permission.

 

I can't help moving the place." (Unquote)

 

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