ある日のPDCAカフェで、「プロジェクト・マネージャーになるための資質はありますか?」と聞かれたことがあります。
「礼儀正しい挑戦者であることです」ということが、私の回答です。
プロジェクト・マネージャーの最大の役割は、「期日通りにタスクを進捗させること」であり、そのためには、担当者との密なコミュニケーションが欠かせません。
進捗管理を行う場合、プロジェクト・マネージャー自身がタスクを実行するわけではないため、担当者とのコミュニケーションが非常に重要になってきます。
プロジェクト・マネージャーと担当者との人間関係が複雑になってしまうと、プロジェクト自体がチャレンジングになります。
そのため、私は2011年にプロジェクト管理の仕事を始めて以来、「時間に遅れない」ことを徹底してきました。
チームで働く場合でも、「とにかく時間を厳守しましょう。また、遅れる場合は必ず報告しましょう」とメンバーに繰り返し伝えてきました。
時間を管理できないということは、プロジェクトを管理できないことを意味します。
プロジェクト・マネージャーと担当者の人間関係が崩壊する一つの要因は、「時間を守らない」ことであると私は過去の経験から理解しているつもりです(どういう経験だったかは、PDCAカフェで聞いてみよう!)。
今回紹介する資料「組織の毒薬 サイバーエージェント副社長の社員にあてたコラム」は「組織で働く上で才能や能力は必要ない」をキャッチフレーズにしており、「マネージャーとは何とかする人」部分の以下のフレーズが印象的でした。
「私のマネージャーの定義は『任されたことをなんとかする人』です。
組織で許容される価値観の中で、どんな方法を使ってでも結果を出す人、結果を出そうとする人がマネージャーです。」(引用終わり)
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!
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P.S. プロジェクト・マネージャーの資質は、「礼儀正しい挑戦者であること」とお伝えしましたが、時間を守ることは、最も分かりやすい(でも、多くの人がやっていない!)礼儀正しさであると私は考えています。
挑戦者になるためには、「これはチャレンジング過ぎるんじゃないの~」と多くの人が思うプロジェクトについて、マネージャーが元気よく「一緒にやりましょう!」と伝え、巻き込んでいく必要があります。
今回紹介した資料「組織の毒薬 サイバーエージェント副社長の社員にあてたコラム」が唱えている「マネージャーとは何とかする人」という表現はとても興味深く、「あの人は何とかしてくれる人」と思ってもらえれば、プロジェクト・マネージャーとして一人前と言うことができます。
「Mr. PDCAが言っているんだから、やってあげるか~。何だかんだいっても、あの人は何とかする人だからね~」と周りから思ってもらうことが私の目標ですが、まだまだ先は長そうですね :-)。
< Mr. PDCAのボンジュール英語「許容される」 = 「acceptable」>
今回出てきた「許容される」の英訳は、「acceptable」になります。
「許容される価値観の中で、どんな方法を使ってでも結果を出す」を英語にする場合、「Deliver results in any way that is acceptable」とすればよいですね :-)。
One day at a PDCA cafe, I was asked, "Are there any natures to become a good project manager?"
My answer is, "Be a polite challenger."
The primary role of a project manager is to “execute tasks on time”, and this requires close communication and follow-up with the person in charge of tasks.
When managing the project, communication with the person in charge is very important because you do not execute tasks by yourself.
When the human relationship between the project manager and the person in charge becomes challenging, everything becomes challenging.
I understand from past experience that one of the factors that disrupts the relationship between the project manager and the person in charge of tasks is that lack of punctuality.
The material introduced today "Company Poison (Japanese only)" has a catchphrase of "I don't need any talents or abilities to work in the organization" and the following phrases were impressive in the part "Manager is someone who manages".
"My manager's definition is 'a person who manages what he or she is doing.'
Managers are those who produce results in any way, and those who want to produce results, within the values accepted by the organization." (Unquote)
Let's function PDCA today!
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