【PDCA日記 Vol. 197「使うためではないのに学ぶ理由」】
PDCAカフェには、ビジネススクールに興味がある人が参加するケースがあり、どのような授業が行われているかをお話することがあります。
ビジネススクールは、行ったことがない人にとって未知の世界であり、「行かなければ分からないワールド」です（当たり前だけれど :-)。
世界中どこのビジネススクールでも、1年目はマーケティングや会計・財務、組織マネジメント、経営戦略などの基礎科目を学びます。
学校によって違いますが、基礎科目の成績が芳（かんば）しくない場合、専門科目を学べる2年生に上がれなかったり、留年はなく自動的に退学になるビジネススクールもあります。
今回紹介する資料「ボクラノキセキ」は、「前世を巡る現代ファンタジー」をキャッチフレーズにしており、主人公のベロニカ（中世時代）が「魔法を学ぶ理由」を確認している場面の以下フレーズが印象的でした。
「魔法に必要なのは『言葉』。
『力を貸してください』と精霊にお願いする言葉です。
魔法によって様々な文句があります。
魔法を使うためではないのに学ぶ理由、正しい力か正しくない力か見極めるため？」（引用終わり）
P.S. ビジネススクール時代、「自分はマーケティングを学びたかったのに、基礎科目で財務の勉強をするのが苦痛だ」と言っていた高級ブランド会社出身者の女性がいました。
今回紹介した資料「ボクラノキセキ」を読みながら、「財務が苦痛」と言っていたマーケティング専攻の彼女のことを思い出したのですが、ビジネススクールで基礎科目が幅広く設計されているのは理由があったのです。
私自身、ビジネススクールで学んだことが直接の業務に活用できているかと聞かれれば、「そうでもない」ということが現実のような気がします。
それでも、学んだことをPDCA日記で「言葉」として多くの方々に伝えることができています。
今回紹介した資料「ボクラノキセキ」では、「魔法に必要なのは『言葉』」と強調しています。
ビジネスに必要なのも「言葉」であり、社長は従業員に「言葉」で理念や方針を伝え、企業は顧客に商品・サービスの魅力を「言葉」で伝えます。
今回の投稿のタイトルにもなっている「使うためではないのに学ぶ理由」があるものは、世の中に結構多いのかもしれません。
ムダだと感じることが、後で活用できることは意外とあるものですよね :-)。
私は「ムダキング」と呼ばれるほど、ムダな道を通ってきましたので、「これはムダかな？」と感じることがあれば、PDCAカフェで確認してみましょう :-)。
＜ Mr. PDCAのボンジュール英語「中世」 = 「the Middle Ages」＞
今回出てきた「中世」の英訳は、「the Middle Ages」になります。
「一部の人は魔法を使うことができると、中世には信じられていた」を英語で表現する場合、「It was believed in the Middle Ages that some could use magic」とすればよいですね :-)。
At PDCA Café, there were cases where people who were interested in business schools, and we talked about what classes were being conducted.
A business school is an unknown world, a "world you don't know if you don't go".
In the first year, you will learn basic subjects such as marketing, accounting, finance, organizational management, and business strategy anywhere in the world.
Depending on the school, if the grades of basic subjects are not good, students may not be able to advance to the second grade to study specialized subjects.
The material to be introduced today "Our Miracles (Japanese only)" has a catchphrase of "Modern fantasy over the previous life" and the following phrases about magic were impressive.
"What is needed for magic is 'words'.
It is a word that asks the spirit, "Please help me."
There are various complaints depending on magic.
Why not learn to use magic, to determine the right or wrong power?" (Unquote)
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