今回紹介する資料「感情の整理術123(ひふみ) 62年現役を貫けた秘訣」は、「あきらめないことが道をひらく」をキャッチフレーズにしており、「楽しさを知れば辞めることなど考えない」部分の以下フレーズが印象的でした。
「醍醐味を経験した人間は、最後まで平然といられる。
引退が迫っているときに、平然と対戦していられたがことが理解できないといわれたことがあります。
そうしていられたのは、樹立してきた記録よりも、もともと将棋というものがおもしろくて、楽しいことが大きかった。
どの騎士も同様に将棋の才能があって、将棋の醍醐味がわかって棋士になっています。
そして将棋のおもしろさ、楽しさ、そして深さというものを経験した人間は、生涯、指し続けることになります。」（引用終わり）
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう！
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P.S. PDCAカフェで、「どうすれば楽しいことを見つけられるか？」という質問を受けたこともあります。
私の回答は、「のめり込んでいくうちに楽しくなる」ということです。
過去のPDCA日記でも紹介しましたが、私がプロジェクト管理の仕事を始めたのは2011年のことでした。
ある事情があって（どんな事情だったかは、PDCAカフェで聞いてみよう！）、私は2011年に銀行の経営企画部に異動になり、そこから10年以上プロジェクト管理の仕事を続けていることになります。
最初の内は、「なぜ自分がこの仕事をしているのだろう？」と感じながらの作業でした。
ただ、チームとして成果が出てくる内に、周りから「Mr. PDCA、君はこの仕事が向いているよ」と言われるようになりました。
決定的だったのは、2013年のクレジットカード会社への出向です。
前職のグループ内のクレジットカード会社で、2013年に大規模なシステム障害が発生し、当局との関係が非常にチャレンジングになったのです。
当時の銀行の経営陣から、「クレジットカード会社に行って、当局の怒りを鎮めてこい」という謎（？）の指示を受け、私は知らない土地（？）で孤軍奮闘することになります。
クレジットカード会社がややこしいのは、キャッシングは金融庁（財務局）、クレジットは経済産業省が監督官庁になっていることです。
貸金業法関連の事故は金融庁、割賦販売法絡みは経済産業省という感じで2つの官庁を相手にすることになり、複雑な法制度を理解した上で、作業を進めなければなりませんでした。
結果的に、クレジットカード会社の混乱は終息し、当局から処分を受けることなく、私のミッションは完了しました。
この経験を通じ、「自分のプロジェクト管理方法は、別の業界でも利用可能である」と確信し、銀行での仕事が一段落した2016年、私は自営を開始することになります。
この仕事を私はかれこれ10年以上続けていますが、継続している背景には「楽しい」ことがあります。
今回紹介した資料「感情の整理術123(ひふみ) 62年現役を貫けた秘訣」は、「楽しさを知ればやめない」ことを強調しています。
また、本書のキャッチフレーズである「あきらめないことが道をひらく」のも真実であり、「あきらめずに続けていると楽しくなる」とも私は感じています :-)。
＜ Mr. PDCAのボンジュール英語「樹立する」 = 「establish」＞
今回出てきた「樹立する」の英訳は、「establish」になります。
「樹立してきた記録」を英語で表現する場合、「Records that have been established」とすればよいですね :-)。
The material introduced today "Emotional Arrangement Technique (Japanese only)'' has a catchphrase of "Not giving up opens the way'' and the following phrases were impressive in the part "You will never quit if you know the fun".
"A person who has experienced the joy of being true is said to be calm to the end.
What I was doing was that Shogi (Japanese chess) was more interesting and fun than the record I had established.
All professional Shogi players have the same talent, so they know the real thrill of Shogi and become Shogi players.
And a person who experiences the fun, enjoyment, and depth of Shogi will keep playing for a lifetime." (Unquote)
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