私は最初の仕事が金融機関だったこともあり、合併や分割などのM&A経験は多い方だと感じています。
買収する側のこともあれば、売却される側のこともあったため、双方の気持ちがある程度は分かることが自分の強みだと思っています。
今回紹介する資料「M&Aで創業の志をつなぐ」は、「日本の中小企業オーナーが読む本」をキャッチフレーズにしており、「もっとM&Aを利用してほしいから、着手金はもらわない」部分の以下フレーズが印象的でした。
「M&Aの流れは、昔ながらの結婚相談所に例えると分かりやすい。
お相手が出てきたらまず、婚約と同じ意味合いの『基本合意』があります。
そこで初めて、中間報酬を頂きます。
それも、あとは買収監査を経て最終契約という状態なので、かなり広範です。
基本合意の後は、ほとんどのケースでは2～3ヵ月で最終的な契約を結びます。
18年9月期は115組のM&Aが成立しました。
19年9月期は144組の成立をお手伝いしています。
これだけの件数を担当しても、私たちは創業以来訴訟をされたことがない。
『話が違う』とトラブルになっていない、ということ。
これは私たちの自慢です。」（引用終わり）
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう！
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P.S. 今回紹介した資料「M&Aで創業の志をつなぐ」の著者は、日本一給料が高い会社として有名な「M&Aキャピタルパートナーズ」の創業社長である中村悟氏です。
「私たちは創業以来訴訟をされたことがない。『話が違う』とトラブルになっていない」ことはビジネスにおいて非常に重要であり、「M&Aキャピタルパートナーズ」の給料の高さの源泉になっていると私は思っています。
ビジネスは長期取引が重要になり、「話が違う」ということにならないようにすることが一番大切であると感じながら、本書を読み終わりました。
＜ Mr. PDCAのボンジュール英語「訴訟する」 = 「sue」＞
今回出てきた「訴訟する」の英訳は、「sue」になります。
「私たちは創業以来訴訟をされたことがない」を英語にする場合、「We have not been sued since our founding」とすればよいですね :-)。
I have a lot of experience in M&A, such as mergers and splits, since my first job was at a financial institution.
The material introduced today "Connecting the ambitions of founding through M&A (Japanese only)" has a catchphrase "Books Read by Japanese Small Business Owners", and the following phrases were impressive.
"The flow of M & A can be easily understood by comparing it to a traditional marriage agency.
First, when the counterparty comes out, there would be a basic agreement that has the same meaning as engagement.
For the first time, we will receive an intermediate fee.
And that's pretty extensive, as it's the final contract after the acquisition audit.
After the basic agreement, in most cases the final contract is signed in a few months.
In the fiscal year ending September 2018, 115 pairs were established.
In the fiscal year ending September 2019, we helped establish 144 pairs.
Despite this number of cases, we have not been sued since our launch of business.
This is our pride." (Unquote)
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