PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 258「島国だったから特攻隊ができた?」/ "Did KAMIKAZE started since Japan was an island nation?"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 258「島国だったから特攻隊ができた?」】
 
私はコンサルタントとして、色々な企業にお世話になりました。
 
チャレンジに直面している会社の場合、「なぜチャレンジに陥ったか解明しようとしない」傾向があったと感じています。
 
あるアメリカン・フットボールの名コーチが、「負けるチームは負ける理由が分からないから負けるのだ」という単純明確な名言(?)を残しています。
 
この名コーチの言うことはビジネスにも当てはまり、「チャレンジに陥る企業はチャレンジに陥る理由が分からないからチャレンジに陥る」となります。
 
第二次世界大戦に敗れた旧日本軍の敗因分析が、「昭和16年夏の敗戦」や「失敗の本質―日本軍の組織論的研究」などで行われています。
 
昭和16年夏の敗戦 (中公文庫)

昭和16年夏の敗戦 (中公文庫)

 

 

ビジネスが上手くいかなったか場合、犯人探しをしようとする会社が多いですが、個人を責めても組織的な解決になりません。
 
「組織としてどう間違ったか?」を分析し、再発防止策を打ち出すことがポイントになります。
 
そして、全ての責任は経営者にあることを理解しておくことが重要になります(これができない経営者が結構多かったりします)。

 

今回紹介する資料「特攻隊員の現実」は、「当時の日本人の心奥に分け入る一冊」をキャッチフレーズにしており、「特攻でほんとうに勝てるのか?」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

東条英機天皇に戦争を続けるための説得材料として特攻を使っていたが、軍は同じような説得を国民にもおこなっている。

 

日本はドイツと異なり島国であり、特攻隊というごく少数の犠牲ではるかに大量の米兵を船ごと海中に葬り去ることができる、だから不敗であるという、単純だがわかりやすい理屈である。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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特攻隊員の現実 (講談社現代新書)

特攻隊員の現実 (講談社現代新書)

 

 

P.S. 特攻隊は「神風特別攻撃隊」が正式名称であり、実際のオペレーションが始まったのは1944年10月からでした。

 

終戦の10か月前であり、既に日本周辺の制海権、制空権を完全にアメリカに奪われた中、20歳前後の若い特攻隊員たちは出撃していたことになります。

 

1944年10月の時点で日本の敗戦は明らかになっており、米軍などの連合軍は、日本列島にどう上陸するかを議論しているところでした。 

 

特攻隊は、連合軍の日本上陸を阻止するために始めたオペレーションでした。

 

つまり、特攻隊が出撃した時は、日本に連合軍が上陸してくることを、大本営も分かっていたことになります。

 

当然ながら、連合軍は特攻隊へ対応策を講じてきました。

 

結果として連合軍の日本への接近を食い止めることはできず、特攻隊員2,531人の尊い命が犠牲になりました。

 

現代で言えば、「負ける(失敗する)と分かっているのに、犠牲(損失)を出し続ける」ダメな会社にそっくりな運営を旧日本軍は実行したことになります。

 

「島国だから特攻隊が有効」を強調した旧日本軍幹部の考えは、間違っていたようです。

 

その証拠にナチス・ドイツが、1945年から「エルベ特攻隊」による自爆攻撃を開始しました。

 

1945年4月7日、アメリカ軍によるドイツ大空襲が開始され、これを阻止すべくエルベ特攻隊は出撃します。

 

当然ながら、アメリカ軍の圧倒的な攻撃を食い止めることはできず、10日後の1945年4月17日にエルベ特攻隊は解散することになります。

 

同じころ、日本軍は戦闘機に保護されていない戦艦大和が沖縄に出陣し、「米軍にすぐ撃沈されることが最初から分かっていた」狂気のオペレーションを行うことになります。

 

これらの歴史を見て、「どうしてそんなことをしたのか?」と思われるかもしれません。

 

ただ、現在のビジネスでも似たような失敗があちこちで起こっています。

 

チャレンジングなのは、自分が組織の中にいると、「どう考えてもおかしな判断」に意見を出すことができなくなることです。

 

「人間は間違った判断をする」ことを知って行動するだけでも、気持ちが楽になります。

 

現代に生きる我々が恵まれているのは、インターネットを使って自分で判断する世界(自営など)に行くことができることですね :-)。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「わかりやすい」 = 「straightforward

 

今回出てきた「わかりやすい」の英訳は、「straightforward」になります。

 

「単純だがわかりやすい理屈」を英語で表現する場合、「Simple but straightforward logic」とすればよいですね :-)。

 
 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 258 "Did KAMIKAZE started since Japan was an island nation?"】
 

The material to be introduced today "The Reality of KAMIKAZE Special Attack Crew (Japanese only)" has a catchphrase "One book that can be shared with the hearts of the Japanese at the time" and the following phrases in the part "Can you really win with the KAMIKAZE special attack?" .

 

"In 1944, Hideki Tojo, then Prime MInister, used KAMIKAZE special attacks to persuade the Emperor to continue the war, but the military has persuaded the people to do the same.

 

Japan is an island nation, unlike Germany, a simple but easy-to-understand and straightforward theory that it is undefeatable because a very large number of American soldiers can be buried in the sea with a very small sacrifice of a special assault squad." (Unquote)

 

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