過去のPDCA日記で、ビジネス上で発生した問題はすぐに報告することが重要であることをお伝えしました。
そうすると、ある方から「ネガティブな報告が苦手」というコメントがありました。
そんな方にお勧めなのが、今回紹介する資料「1％の人は実践しているムダな仕事をなくす数字をよむ技術」です。
本書は、「『がんばっているのに、思うように会社から評価されない』と感じる人は、当人と経営者との計数感覚に不一致がないか見直す必要がある」と解説しています。
また、本書の「ネガティブな報告は相手に送る前に自分に送る」部分の以下フレーズが印象的でした。
「ネガティブな数字の報告の際は、相手に送る前に、一旦自分宛てに送ってみてください。
自分で読んでみて、『頑張っているから、なんとかみんなで応援してあげよう』と思うような文面をこころがけてみると、自然と周りに協力体制ができ、数字の改善にも役立てることができると思います。」（引用終わり）
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう！
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P.S. クレームや問題を指摘するメールを送付する場合、可能であれば夜遅くではなく、朝に送る方がよいとされています。
夜は心身ともに疲れている状態のことが多く、メールの内容がネガティブになって、感情的になりがちだからです。
一晩睡眠を取った翌日の朝の方が頭はすっきりしており、冷静な判断をしやすくなります。
アメリカの大統領が、他国との紛争や人質救出作戦などを実行する際、夜ではなく朝に判断を行うことが一般的と言われています。
ホワイトハウスのある夜、大統領が部下から「閣下、ご判断をお願いします」と言われた際、大統領は「重要なことであるから、明日の朝判断する」と伝えているのかもしれませんね :-)。
偶然かどうか不明ですが、私が見てきた組織の重要な会議（取締役会や経営会議など）の多くは午前中に予定されていました。
これは色々な意味で合理的なのかもしれません。
チャレンジングな組織に身を置いている人は、会議の時間を午前中にしてみてはいかがでしょうか :-)。
＜ Mr. PDCAのボンジュール英語「人質」 = 「hostage」＞
今回出てきた「人質」の英訳は、「hostage」になります。
「人質」と共に登場する言葉として「身代金」がありますが、この英語は「ransom」 になります :-)。
In the past PDCA diary, I explained the importance of immediately escalation about the problem, but some people commented that they were not good at negative reporting.
I highly recommend these people to read the material to be introduced today “Skills of reading numbers that eliminate the wasteful work (Japanese only)” and the following phrases were impressive.
“If you feel that you are doing your best, but are not evaluated by the company as you imagine, you need to review whether there is a discrepancy in the sense of counting between you and the manager.
In addition, when reporting negative numbers, you had better send them to yourself before sending to your manager.
After you read sentences and you feel them as positive tones, your manager will also catch the contents of the mail as positive." (Unquote)
Let's function PDCA today!
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