PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 282「資本主義は神からの贈り物?」/ "Is capitalism a gift from God?"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 282「資本主義は神からの贈り物?」
 

私は学部生時代、ミッション系(プロテスタント)の大学に通っていたのですが、教員からよく「とにかく稼げ」と言われていました。

 

キリスト教では元々、利息などの資本主義的な商業主義を否定していました。

 

しかし、16世紀の宗教改革が行われて、プロテスタント諸国で利子所得が認められるようになりました。

 

そこから、カソリック諸国でも金融取引による利益追求が容認されるようになります。

 

今回紹介する資料「経済を読み解くための宗教史」は「宗教がわかれば経済がわかる!」をキャッチフレーズにしており、「資本主義は神からの贈り物」部分の以下のフレーズが印象的でした。

 

マックス・ウェーバーという20世紀のドイツの思想家がいます。

 

ウェーバーの代表作は『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』です。

 

従来、キリスト教において、富や利財政を世俗的なものとして、忌避(きひ)し、カネに携わる商人などの職業を蔑視(べっし)する考え方がありました。

 

宗教改革を行ったルターやカルヴァンは『全ての職業は尊い』と主張し、『職業召命(しょうめい)』の理念を唱えます。

 

日常の職業労働に励むことが、プロテスタントにとっては、宗教的な務めを果たすことであり、仕事によって得られる報酬は神の恵みと考えられました。

 

勤労と節約によって蓄財されたカネが資本となり、近代の資本主義はそれを元に発展していく、とウェーバーは主張します。」(引用終わり)

 

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (岩波文庫)
 

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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経済を読み解くための宗教史

経済を読み解くための宗教史

 

 

P.S. キリスト教に限りませんが、宗教は為政者によって利用されてきた歴史を持っています。

 

日本で檀家(だんか)制度が始まったのは、江戸時代初期の17世紀前半です。

 

江戸幕府は1612年にキリスト教を禁教とし、キリスト教徒と疑われた人達がキリシタンではないことを証明するために、寺院から発行してもらった「寺請証文(てらけしょうもん)」が檀家の始まりであると言われています。

 

今回紹介した資料「経済を読み解くための宗教史」はキリスト教に限らず、他の宗教がどのように経済・社会にに影響を与えたかについて、詳しく解説しています。

 

宗教と経済の関係に興味がある方は、「経済を読み解くための宗教史」を一度手に取ってみてはいかがでしょうか :-)。

 

 < Mr. PDCAのボンジュール英語「資本主義」 = 「capitalism」>

 

今回出てきた「資本主義」の英訳は、「capitalism」になります。

 

「資本主義は神からの贈り物」を英語にする場合、「Capitalism is a gift from God」とすればよいですね :-)。

 

経済を読み解くための宗教史

経済を読み解くための宗教史

  • 作者:宇山 卓栄
  • 発売日: 2015/11/20
  • メディア: 単行本
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 282 "Is capitalism a gift from God?"
 

When I was an undergraduate student, I attended a Christian university, and professors often said that "You could earn anyway".

 

In Christianity, interest and other capitalist commercialism were denied, but religious reforms in the 16th century led to the recognition of interest income in Protestant countries, from which Catholics were accepted. 

 

The material introduced today "Religion History to Understand the Economy (Japanese only)" has a catchphrase of "If you know the religion, you can understand the economy!" and the following phrases were impressive

 

"There is a 20th century German thinker called Max Weber.

 

Weber's masterpiece is "The Protestant Ethic and the Spirit of Capitalism".

 

Traditionally, in Christianity, wealth and interests were regarded as secular and were repelled and despised.

 

Reformed Luther and Calvin claimed that all occupations are precious and advocated the idea of ​​vocation.

 

Engaged in daily vocational work was a religious task for Protestants, and the rewards earned by the work were considered God's favor.

 

Weber argues that money saved by labor and savings becomes capital, and that modern capitalism develops from it." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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The Protestant Ethic and the Spirit of Capitalism (Economy Editions)

The Protestant Ethic and the Spirit of Capitalism (Economy Editions)

  • 作者:Max Weber
  • 出版社/メーカー: Dover Publications
  • 発売日: 2003/04/04
  • メディア: ペーパーバック
 
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