PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 364「徴税のための人口調査」/ "Census for tax collection"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 364「徴税のための人口調査」】

 

16世紀後半に豊臣秀吉が行った太閤検地は日本全国で最初に行われた測量であり、収穫量調査でもありました。

 

太閤検地の目的は年貢を正確に徴収することでしたが、土地の持ち主ではなく耕作者を特定し、直接課税したところがイノベーションだったと考えらえています。

 

秀吉が天下を統一するまでは、領主と耕作者の間には中間搾取をする武士がいました。

 

太閤検地によって耕作者に対して直接年貢が課されるようになり、中間搾取者はいなくなって、奈良時代からの伝統になっていた荘園制(貴族・寺社の大土地所有の形態)も廃止されました。

 

今回紹介する資料「統計の歴史」は、「統計はいつ誕生し、どのように全世界に広まっていったのか」を検証しており、「徴税のための人口調査」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「人口調査をする最大の目的は、国民の資産に応じて税を負担させるためだった。

 

現代風に言えば、公平で合理的な納税制度の確立である。

 

そうすれば、金持ちは貧乏人を搾取するばかりで税金を払わないという苦情はなくなり、税の不公平を訴える暴動もなくなると期待したからだが、こうした調査は国家権力が国民の私生活に足を踏み入れるようなものだから、国民の強い反発も予想された。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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統計の歴史

統計の歴史

 

 

P.S. ヨーロッパの古い街を歩いていると、窓がレンガで塞がれている建物に遭遇することがあります。

 

17世紀後半以降、オランダやイギリスなどの国では、大きな玄関があったり、たくさん窓がある家に重税を課す「間口税」や「窓税」が開始されます。

 

窓をレンガで塞いでいるのは「窓税」を避けるための作戦だったわけで、19世紀半ばに「窓税」が亡くなった今でもいくつかの建物には、名残があるということですね :-)。

 

「納税者が税金の使い方を決める」をキャッチフレーズにフランス革命は成功し、民主主義が始まったと言われています(それまでは、税金を受け取っていた王族や貴族が、税金の使い方を決めていました)。

 

世界的に高齢化が進行し、納税者よりも年金等を通じて税金を受け取る人の方が多くなりそうな状況に人類は直面しており、230年前のパリで「自由・平等・友愛」をモットーに民主主義は開始しました。

 

我々は、民主主義の前提が変わろうとしている局面に立ち会っているのかもしれませんね。

 

P.S. 私は2011年に経営企画の仕事を始めてから、かれこれ10年近くこの仕事をしています。

 

「経営企画」と言えば聞こえはよいですが、要は「何でも屋」であり、本当に何でもやってきました。

 

銀行員時代は社長の通訳をやったり、自営を始めてから取引先のある社長が「Mr. PDCA、ちょっと時間あります?」と聞かれてついていったら、バッティング・センターだったりと、「何でも屋」の本領を「これでもか!」と発揮してきました。

 

今回紹介する資料「統計の歴史」にも関係するのですが、日本では省庁ごとに統計依頼を企業に送付してきます。

 

政府がテレワークを推奨していながら、統計資料は郵送のみで行っており、メールやオンラインでの資料共有は一切していません。

 

また、財務省経済産業省総務省などが、似たような統計依頼を大量に送ってくるため、企業側は大きな負担になっています。

 

この辺りを改革する政治家の登場を期待しているところですが、余りにもマニアックであり、票にならない政策でもあります。

 

道のりは長そうですが、テレワークを政府が推奨する以上、統計依頼方法にもメスを入れてもらいたいところですね。

  

< Mr. PDCAのボンジュール英語「人口調査」 = 「census

 

今回出てきた「人口調査」の英訳は、「census」になります。

 

「徴税のための人口調査」を英語で表現する場合、「Census for tax collection」とすればよいですね :-)。   

 

統計の歴史

統計の歴史

 

 

  

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 364 "Census for tax collection"

 

The material introduced today "Statistics History (Japanese only)" examines "When statistics were born and how they spread throughout the world", and the following phrases were impressive in the part "Census for tax collection".

 

"The primary purpose of a census was to impose taxes on people's wealth.

 

In modern terms, it is the establishment of a fair and rational tax payment system.

 

The hope is that rich people will no longer complain that they will only exploit the poor and not pay taxes, and that there will be no riots that call for tax inequality, but these surveys will help state power step into the private lives of the people.

 

Therefore, strong public opposition was expected." (Unquote)

 

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