PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 366「意識より行動を変える」/ "Change behavior rather than consciousness"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 366「意識より行動を変える」】

 

私は自宅で仕事をしていますが、常に部屋の中を掃除をしています。

 

綺麗な状態を保っておくと、小さな埃でも目立つため、すぐに拾って再びピカピカの状態になります。

 

「ゴミ屋敷」と呼ばれる家に住んでいる人の場合、自分では「どうすれば良いのか分からない」状態に陥っているような気がします。

 

ゴミ屋敷に第三者が入って清掃しても、「すぐ汚れる」リスクが高いのは、汚れている状態が普通という感覚になってしまっているからでしょうね。

 

今回紹介する資料「1年で結果を出す 経営改善のツボ」は「正しい優先順位で取り組むことが、結果を出すためには不可欠」をキャッチフレーズにしており、「社長の自己改革で会社は変わる」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「意識は変えられなくても行動を変えることはできます。

 

例えば、『職場を清潔に保とう』と意識改革しようとしても、それだけではなかなか変えることができません。

 

しかし、『毎朝、全員で職場の清掃をしよう』と義務づければ、否が応でも清掃行動をすることになります。

 

この清掃を毎日続けていれば、そのうちに『最初から汚さないようにきれいに使おう』という意識の芽生える人が出てきますから、自然と意識改革につながります。

 

つまり、変えていくべきなのは、『意識』ではなく『行動』です。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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1年で結果を出す 経営改善のツボ

1年で結果を出す 経営改善のツボ

 

 

P.S. 今回紹介した資料「1年で結果を出す 経営改善のツボ」が説明している通り、清掃を毎日続けていれば、「最初から汚さないようにきれいに使おう」という意識が生まれてきます。

 

私は時々、図書館通いの帰りに東京・原宿にある明治神宮を散歩することがあります。

 

明治神宮の参道にはゴミが落ちていないこともあって、精神を集中させる上で、とても良い散歩道だと思っています(平日の午前中が空いていて良いですね :-)。

 

清掃が行き届いている明治神宮でゴミを捨てると「自分が捨てたゴミ」とはっきり分かるため、有名な「割れ窓理論」とは逆のポジティブな状態(「綺麗な窓理論」?)にあると言えるようです。

 

割れ窓理論」は、アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリングが考案した環境犯罪学上の理論であり、軽微な犯罪を徹底的に取り締まることで、凶悪犯罪を含めた犯罪を抑止できるという説です。

 

「建物の窓が壊れているのをそのままにしておくと、誰も注意を払わなくなり、しばらくすると他の窓も全て壊される」という考え方が「割れ窓理論」です。

 

ジュリアーニニューヨーク市長が「割れ窓理論」を行政運営に活用して、マンハッタンの治安を向上させたことで有名です(私も、ニューヨーク駐在中の2000年代前半に恩恵を受けました :-)。

 

ビジネス界で「割れ窓理論」を活用しているのが東京ディズニーランド、ディズニーシーであり、園内の道の汚れやベンチの些細な傷等を夜間に徹底的に清掃、修繕することによって、従業員だけではなく、顧客マナーの向上に成功しています。

 

治安が良くなったマンハッタンや道までピカピカの東京ディズニーランド、ディズニーシーを歩いていると、小さなルール逸脱や軽微なマナー違反を防ぐことによって、重大なコンプライアンス違反や大きな事故の防止に繋がると感じますね :-)。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「意識」 = 「consciousness

 

今回出てきた「意識」の英訳は、「consciousness」になります。

 

「意識より行動を変える」を英語で表現する場合、「Change behavior rather than consciousness」とすればよいですね :-)。     

 

1年で結果を出す 経営改善のツボ

1年で結果を出す 経営改善のツボ

 

  

  

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 366 "Change behavior rather than consciousness"

 

The material introduced today "Available for management improvement that produces results in one year (Japanese only)" has a catchphrase "It is indispensable to work with the right priority in order to achieve results" and the following phrases were impressive in the part "Change behavior rather than consciousness".

 

"You can change your behavior without changing your consciousness.

 

For example, even if you try to change the mindset of ’Keep the workplace clean,’ that alone will not be enough.

 

However, if you oblige 'Let's clean up the workplace every morning,' you will be forced to take cleaning action.

 

If you continue this cleaning every day, some people will start to have a consciousness to 'use cleanly without getting dirty from the beginning', which naturally leads to a change in consciousness.

 

In other words, what should be changed is not consciousness but action." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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