PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 371「留学か?インターンか?」/ "Studying abroad? Working on the intern?"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 371「留学か?インターンか?」】
 

大学生にとって、留学するかインターンをするかの選択は結構重要な問題のようです。

 

日本の場合、大手企業のインターンは「1日体験」のようなものが多く、インターンというよりも見学会のようなケースが大半です。

 

一方、日本にある外資系企業の中には、1カ月から2カ月近く有給インターンとして働く機会を提供しているところがあります。

 

数か月間オフィスで働くことによって、職場の雰囲気を大学生側が感じられ、会社側にとっても、学生の本当の姿を確認できることから、採用活動の一環になっています。

 

何よりも、長めのインターンは学生にとって勉強になります。

 

フランスなどの海外のインターンは期間がさらに長くなっています。

 

私が留学していたフランスでは、インターンをする場合、最低6カ月以上という企業がほとんどでした。

 

フランスのインターンは「スタージュ」と呼ばれ、1年以上働く大学生や大学院生が多く、当然ながら有給で、学費などをインターンの給料から工面している知り合いもいたくらいです。

 

フランスの場合、インターンの機会を提供している企業に対する税制優遇措置があり、それによって学生は給料を得ながら、学校にも通えるわけです。

 

ただ、税金でこのようなサポートをする必要があるのかどうかは、議論が分かれるところでしょう。

 

今回紹介する資料「絶対内定2022-2024 インターンシップ」は、大学生や大学院生がインターンを行う際のノウハウなどを網羅しています。

 

本書で印象的だったのは「留学かインターンか」部分であり、「長期間海外に行けるのであれば、インターンよりも留学すべき」というある意味当たり前の解説を行っています。

 

インターンよりも、長期留学を勧めていることから、本書のタイトルを「『絶対内定2022-2024 インターンシップ』から『絶対内定2022-2024 長期留学』にすれば良いのではないか?」と天邪鬼(あまのじゃく)な私は思ってしまいました :-)。

 

私からすると、「海外に留学して、現地でインターンをすればいいんじゃないの?」と考えてしまいますが、それはハードルが高すぎるということなのでしょうか。

 

私がいたフランスの大学院でも、日本人学生でフランス企業でインターンとして働いていた人もいたので、海外に留学して現地でのインターンにチャレンジしてみる価値はあるでしょう。

 

本書は大学生や大学院生の人で、インターンを検討中の人におすすめの一冊です。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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絶対内定2022-2024 インターンシップ

絶対内定2022-2024 インターンシップ

  • 作者:熊谷 智宏
  • 発売日: 2020/05/15
  • メディア: 単行本
 

 

P.S. フランスの長期インターンに似た仕組みを採用しているのは、日本の外食産業やコンビニ業界かもしれません。

 

マクドナルドやローソンなどの会社では、学生時代からアルバイトを続けていた人を卒業後に正社員として採用することが多いようです。

 

これは、会社にとっても学生にとっても良いことであると私は考えています。

 

双方にとって、「こんなはずではなかった」などというギャップが発生しにくいからです。

 

長期間アルバイトとして働いていると、その会社の良いところだけではなく、チャレンジングなところも見えてきます。

 

チャレンジングな部分も理解した上で入社すれば、正社員として働き始めた後で不満を口にする可能性が低くなります。

 

社員が不満を口にしている企業は、業績が傾くケースが多いことが確認されています。

 

日々スタッフが楽しそうに働いている組織と顧客も取引をしたいはずですし、不満が少ない会社の方が利益が出やすいのは当たり前なのかもしれませんね :-)。

 

 <Mr. PDCAのボンジュール英語「税制優遇」=「tax incentive」>

 

今回出てきた「税制優遇」の英訳は、「tax incentive」になります。

 

「企業に対する税制優遇措置がある」を英語にする場合、「There are tax incentives for companies」とすればよいですね :-)。

 

絶対内定2022-2024 インターンシップ

絶対内定2022-2024 インターンシップ

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 371 "Studying abroad? Working on the intern?"】

 

The material introduced today “Getting Job Offers 2022-2024 Internship (Japanese only)” covers the know-how of getting job offers from companies including internship opportunities for university students and graduate students.

 

What impressed me in the book was the part “Studying abroad? Working on the intern?"

 

This material explains in a sense that if you can go abroad for a long time, you should study abroad rather than working on the internship.

 

This book is recommended for university students and graduate students who are considering an internship.

 

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