2020年は新型コロナウィルスで世界中がパニックに陥りましたが、不思議なことに他の感染症の話題は少なくなりました。
1998年に放映されたテレビドラマ「神様、もう少しだけ」は、「後天性免疫不全症候群（エイズ）」をテーマに取り上げていました。
当時はエイズに対する恐怖が社会に蔓延していたように記憶しており、現在でもワクチンや根治する薬は発見されていません。
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今回紹介する資料「キャラでわかる！はじめての感染症図鑑」は、「最近流行するあの病気や最近話題のあの病気から自分を守るための超入門書」をキャッチフレーズにしており、「治療が難しい日和見感染症」部分の以下フレーズが印象的でした。
「健康な人では発症しないけれど、免疫力が落ちたときに発症する感染症のことを、日和見感染症というのさ。
原因となる病原体は身のまわりにたくさんいるし、薬が効かない場合も多いから、発症してしまうと治療がむずかしいからねぇ。
エイズは早期の治療開始が1番大切です。
早期発見のために保健所で無料・無記名の検査が行われています。」（引用終わり）
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう！
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P.S. 私は2011年4月にフランスでの留学を終えて帰国したのですが、当時の東京では福島第一原子力発電所の事故による放射能に恐怖を感じている人が少なからずいました。
ただ、不思議に感じたのは、喫煙者がタバコを吸いながら「放射能が怖い」とコメントしていたことです。
当時観測されていた放射能と比較して、何倍もの毒素を含んでいるタバコを怖がらず、放射能を恐れている姿を滑稽に感じたものです。
今回の新型コロナウィルスにしてもそうですが、熱中症や運動不足の方が心身に及ぼす影響が大きそうであるにもかかわらず、「屋外でもマスクをしなければならない」「家にいなければならない」という雰囲気をメディアがあおっているのは大変不思議です。
テレビや新聞の言っていることが間違っている可能性があることは、歴史が証明しています。
そういえば、第二次世界大戦終了間際の1945年7月に、連合国から日本政府に対して無条件降伏を求めるポツダム宣言が提示された際、「笑止！」という表現を使って受諾を誰よりも反対したのは新聞でした。
この辺りのことを認識して、メディア報道を疑って観察する方が健全なのかもしれませんね。
未だにテレビの影響力が強いのは、高齢者が視聴者であるからだと考えられています。
司法、立法、行政の三権に加えて、メディは4つ目の権力であると言われます。
ただ、司法、立法、行政、メディアともに全知全能の神ではなく、人間が運営している仕組みであり、「間違っている可能性がある」と考えながら対応することが必要であると、最近になってつくづく感じています :-)。
今回出てきた「日和見」の英訳は、「opportunistic」になります。
「治療が難しい日和見感染症」を英語で表現する場合、「Opportunistic infections are difficult to treat」とすればよいですね :-)。
【PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 386 "Opportunistic infections are difficult to treat"】
According to the material introduced today "The first guidebook for infectious diseases (Japanese only)" has a catchphrase "A super introductory book to protect yourself from the recent epidemic of illness and the recent topic of illness" and the following phrases were impressive in the part "Opportunistic infections are difficult to treat".
"An opportunistic infection is an infection that does not occur in healthy people but that occurs when the immune system is compromised.
There are many causative pathogens around us, and there are many cases where drugs do not work, so it is difficult to treat once they develop.
Early treatment is the most important thing for AIDS.
In Japan, a free and anonymous test is performed at the public health center for early detection." (Unquote)
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