PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 400「なぜ2千メートルも潜れるか」/ "Why can they submerge 2,000 meters?"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 400「なぜ2千メートルも潜れるか」
 

「大学」を英語にすると「university」になり、この単語は日本でも広く知られています。

 

英語の「university」の語源は、「全体、宇宙、世界、組合」といった意味を持つラテン語「ウニベルシタス(universitas)」です。

 

12世紀から13世紀にかけて、西ヨーロッパで近代的な大学(ウルベルシタス)が誕生したと言われています。

 

現在とは違い、中世の大学にはキャンパスというものがありませんでした。

 

自宅や教会などの人が集まる場所で授業が行われ、大学というよりも組合のようなイメージが近かったのかもしれません。

 

私の場合、フランスの大学院でたまたま学んだのですが、ヨーロッパやアメリカで生活する場合、修士課程に進むことのメリットがかなり大きいと感じました。

 

欧米の場合、大学卒と大学院卒の社会的地位が大きく異なり、役所や企業に入る時の初任給はもちろんですが、その後のキャリアパスも明確に差が生まれるからです。

 

日本の場合、統計的に見ても高卒、大学卒、大学院卒の社会的格差が小さいことが、確認されています。

 

今回紹介する資料「ペンギンが教えてくれた物理のはなし」は「謎に包まれた野生動物の進化的な意義に迫る」をキャッチフレーズにしており、「なぜ2000メートルも潜れるか」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「なぜマッコウクジラは他のライバルたちよりも深く潜れるのだろうか。

 

最大の理由は、体が大きいからである。

 

マッコウクジラハクジラ亜目最大の種であり、大きなオスで体重は50トンにもなる。

 

あらゆる地球上の動物を見渡してみても、マッコウクジラよりも大きな種は、シロナガスクジラナガスクジラなどヒゲクジラ亜目の一部しかいない。

 

体が大きいことは潜水において決定的な意味をもつ。

 

深く潜るためには何よりもまず、長く息を止めなければならない。

 

逆にいえば長く息を止めることができ、かつ潜水病の危険さえ軽減することができれば、それはとりもなおさず深く潜れることを意味する。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

PDCA日記が更新されたら通知が欲しいという方がいましたので、そのような場合は Twitter をご利用ください :-)。https://twitter.com/MPdca       

 

ペンギンが教えてくれた物理のはなし (河出文庫)
 

 

P.S. 私が2009年に学生に戻って一番良かったこととして、「学ぶのは楽しい」と改めて感じたことです。

 

このPDCA日記も自発的に続けているのですが、ビジネスと直接関係のない本を色々と読んでみて、アウトプットすることが仕事の幅を広げてくれていると考えています。

 

今回紹介する資料ペンギンが教えてくれた物理のはなし」は、ビジネスと一見関係ないように感じるかもしれませんが、生物学の本は色々な意味で参考になります。

 

過去のPDCA日記で紹介した動物の子育て本「正解は一つじゃない 子育てする動物たち」は、全てのビジネスパーソンに読んでもらいたい名著です。

 

正解は一つじゃない 子育てする動物たち

正解は一つじゃない 子育てする動物たち

  • 発売日: 2019/10/31
  • メディア: 単行本
 

 

読書の秋が近づいてきましたので、まだ夏休みを取っていない人は、本を片手に旅に出かけてみましょう。

 

本を読んだ後は、FacebookでもTwitterでもよいため、感想をアウトプットしてみてください。

 

「本を読んで思ったことを発信する」ことは誰でもやろうと思えばできることですので、皆様も是非試してみてください :-)。

 

また、読んだ本の中で面白いものがあれば、いつでも気軽にこのブログからコメントください。

 

最近は毎日のようにコメントを頂いているため、書評ブロガー冥利(?)につきます。

 

このブログの下部に「コメントを書く」というボタンがありますので、そちらをクリックして頂ければ簡単にコメントできます。

 

過去のPDCA日記をご覧頂くと、皆様から頂いたコメントに対する私の返信も確認できますよ :-)。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「潜る」 = 「submerge

 

今回出てきた「潜る」の英訳は、「submerge」になります。

 

「なぜ2千メートルも潜れるか」を英語で表現する場合、「Why can they submerge 2,000 meters?」とすればよいですね :-)。  

 

ペンギンが教えてくれた物理のはなし (河出文庫)
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 400 "Why can they submerge 2,000 meters?"

 

The material introduced today "Penguin told me about the physics (Japanese only)" has a catchphrase "Approaching the evolutionary significance of a mysterious wild animal", and the following phrases were impressive in the part "Why can they submerge 2000 meters?"

 

"Why can a sperm whale dive deeper than other rivals?

 

The biggest reason is that the body is large.


Looking at all the animals on earth, the only species that is larger than the sperm whale is the part of the submarine whale, the blue whale and the fin whale.

 

The large body has a decisive meaning in diving.

 

First and foremost, you must hold your breath for a deep dive.

 

Conversely, if you can hold your breath for a long time and even reduce the risk of diving disease, it means that you can dive deeper." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

In case you would like to receive a notice at the time of PDCA Diary post, please utilize Twitter :-). https://twitter.com/MPdca 

プライバシーポリシー・お問い合わせ