田舎で目にして、都会では遭遇しないものの一つにナメクジがあります。
過去のPDCA日記でも紹介しましたが、私は生物学の本をよく読んでいます。
他の哺乳類に比べて、オランウータンが成人する割合が飛びぬけて高い理由や、コウテイペンギンのオスがメス不在でもふ化した雛（ひな）を育てられる仕組みを説明している資料「正解は一つじゃない 子育てする動物たち」は、ビジネスパーソンにとって様々なヒントを与えてくれる名著です。
今回紹介する資料「考えるナメクジ」は「人間をしのぐ驚異の脳機能」をキャッチフレーズにしており、「雌雄同体で、頭の横から産卵」部分の以下フレーズが印象的でした。
「ナメクジは雌雄同体で、オス・メスはありません。
想像がつかないかもしれませんが、性器は必要に応じて頭部の右の孔（あな）から出てきます。
成熟期になると、ほかの個体とのあいだで、頭部右側を接触させてたがいに精子を交換し、それを体内に保持しています。
そして、必要に応じて体内で自分の卵と受精させ、同じ頭部右側の孔から受精卵を産み落とします。」（引用終わり）
雌雄同体のナメクジは他の個体と精子交換することで、2個体とも受精、産卵できることになります。
ナメクジはゆっくりと移動し、動ける距離が極端に短いため、同種との出会いの機会が少ないことから、雌雄同体になったと考えられています。
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう！
PDCA日記が更新されたら通知が欲しいという方がいましたので、そのような場合は Twitter をご利用ください :-)。https://twitter.com/MPdca
P.S. 漫画「DRAGON BALL」に登場するピッコロ大魔王は、ナメック星から来たナメック星人です。
ナメック星人もナメクジと同じく雌雄同体で、男女の区別がありません。
「ナメック星人とナメクジの語呂が似ているなぁ～」と思いながら、この投稿を書いていました。
実際に、ナメック聖人の名前はナメクジに由来しており、ナメック星人の角もナメクジの頭がモチーフになっています。
漫画や小説を読んでいると、意外なことに気づいて面白いですね :-)。
＜ピッコロ大魔王＞
＜ Mr. PDCAのボンジュール英語「雌雄同体」 = 「hermaphrodity」＞
今回出てきた「雌雄同体」の英訳は、「hermaphrodity」になります。
「ナメクジは雌雄同体で、オス・メスはありません」を英語で表現する場合、「Slugs are hermaphrodites, no males or females」とすればよいですね :-)。
The material to be introduced today "Thinking Slugs (Japanese only)" has a catchphrase of "Amazing brain function that surpasses humans", and the following phrases were impressive.
"Slugs are hermaphrodites, there is no male or female.
As you can't imagine, the genitals come out of the right hole in your head when needed.
At the maturity stage, the right side of the head is contacted with other individual slugs to exchange sperm with each other and retain it in the body.
Then, if necessary, the body fertilizes it with its own egg, and the fertilized egg is laid off from the same hole on the right side of the head." (Unquote)
Let's function PDCA today!
In case you would like to receive a notice at the time of PDCA Diary post, please utilize Twitter :-). https://twitter.com/MPdca
