PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 449「瞬間掛け算」/ "Instantaneous multiplication"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 449「瞬間掛け算」】
 

海外に留学している学生にとって、卒業後の仕事を手っ取り早く見つける方法として、アメリカのボストンで毎年開催されているジョブ・フォーラム「ボストン・キャリア・フォーラム」に参加することがあります。

 

今年(2020年)のボストン・キャリア・フォーラムはオンライン開催になったようですが、日本語と英語ができる学生であれば、国籍を問わず誰でも色々な企業に出会えるチャンスになっています。

 

 

私自身、フランスに留学していた頃、ボストン・キャリア・フォーラムに参加し、色々な意味で興味深い経験をすることができました(なぜか当時、パリとボストン間は直行便があったのでした🛫)。

 

私がボストンの空港に着くと、税関の担当者から「ボストンに来た目的は何ですか?」と聞かれました。

 

私が「就職面接のためにやってきました(I came here for a job interview)」と答えると、担当者は「面接が上手く行くといいね!(Good luck on your interview!)」という励ましの言葉と共に、パスポート上に「ボン!」と入国スタンプを押してくれたのでした。

 

ボストン・キャリア・フォーラムの会場につくと、1ドルか2ドルでスーツケースを預かってくれるところがありますので、そこで身軽になることが可能です(なんか、ボストン・キャリア・フォーラムの紹介みたいになってきたなぁ :-)。

 

ボストン・キャリア・フォーラムの中にはアイドルの握手会のようなブースがいくつもあり(アイドルの握手会には行ったことないけれど :-)、そこで書類選考と面接が行われることになります。

 

ただ、面接まで行くことができるのは、あらかじめ書類選考に通過している学生がほとんどです。

 

つまり、ボストン・キャリア・フォーラムの会場につくまでに、事前の書類選考はほとんど終わっていることになります。

 

ただ、「ウォークイン」と呼ばれる仕組みを採用している企業も結構あり、書類選考を受けていない学生が履歴書を持って面接官と話をすることも可能ですが、「確認の上でご連絡します」と言われて終わるケースがほとんどで、連絡があることは非常にまれだったりします。

 

言い換えると、通常の就職活動と同じで事前準備が全てということになります。

 

企業によって、面接の回数は違いますが、最終面接を通過した学生には、「ディナーのお誘いチケット」が渡されます。

 

このシステムはよくできており、複数の企業からチケットを受領した学生は、どのディナーに行くかを決めなければなりません。

 

「ディナーに行く=第一志望」となり、ディナーを断った先は「行くつもりがない会社」となり、学生にとっても、企業にとっても分かりやすいプロセスになっています。

 

私は某ヨーロッパ系金融機関のディナーに誘われたのですが、最終面接で登場した外国人の面接官から「13 × 13はいくらになるか?」という質問がありました。

 

私は「169」と回答し、その面接官は「正解だよ、Mr. PDCA。来年、東京で会おう(一緒に働こう)」とコメントの上、ディナーのチケットをくれたのでした。

 

今回紹介する資料「完全版 暗算の達人」は、「世界最高の高速暗算テクニック」を解説しており、「瞬間掛け算」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「暗算で『二桁の数 × 11』という掛け算をやるには、どうしますか?

 

これは私が好きな暗算方法の一つです。

 

分かってしまえば、とても簡単です。

 

こんな問題があるとします:

 

32 × 11

 

この問題を解くためには、問題の二桁の数の各桁を3+2=5のように足します。

 

そして、その5を3と2の間に入れて352とします。」(引用終わり)

 

ボストン・キャリア・フォーラムに行く予定がある方は、本書を読んでおくと、私のようにディナーチケット獲得につながるかも(?)しれません。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 私は以前から、インド人と働くことや連絡することが多いのですが、インドでは20 × 20までの暗算(日本の「九九」)を小学校で教わるそうです。

 

インド式九九を覚えてしまうことで、ボストンで美味しいディナーに辿り着くことができるかもしれませんね。

 

ボストンは港町で街並みが美しいこともあってか、多くの学生は滞在先のホテルからキャリア・フォーラムの会場まで徒歩で向かいます。

 

夕方になると、ディナーチケットをもらえなかった学生がとぼとぼとホテルに帰るのですが、そこでは面白い現象がありました。

 

だらしない服装をしている人が多かったのです。

 

逆に、夜にホテルからキャリア・フォーラムの会場に向かう学生(ディナーチケットをもらった人達)は、こぎれいな恰好をしていました。

 

ビジネスは第一印象が全てであることを、10年前(2010年)のボストンで改めて感じたことを覚えています。

 

今後ボストン・キャリア・フォーラムに行く予定がある人は、是非クラムチャウダーを食べてください。

 

ディナーチケットをもらった場合、メニューとして出てくることが多いですけれどね :-)。

 

また、ボストン・キャリア・フォーラムが開催される間、約1万人のバイリンガル学生がボストンを訪れます。

 

その期間中は、ボストン中のホテルの価格が高騰します。

 

そのため、1年前から予約する学生もいるくらいです。

 

ボストンの話をしていると、久しぶりにクラムチャウダーが食べたくなってきました :-)。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「九九」=「multiplication table」>

  

今回出てきた「九九」の英訳は、「multiplication table」になります。

 

「インドでは、20 × 20までの九九を小学校で暗記する」を英語にする場合、「In India, children will memorize a multiplication table up to 20 x 20 in elementary school」とすればよいですね :-)。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 449 "Instantaneous multiplication"】

 

For Japanese-English bilingual students studying abroad, one of the fastest ways to find a job after graduation is to join the Boston Career Forum, an annual job forum in Boston, USA.

 

When I was studying in France, I participated in the Boston Career Forum and had an interesting experience in many ways.

 

At the venue, there were a number of booths where document screening and interviews were held.

 

Depending on the company, the number of interviews will vary, but students who pass the final interview will receive a dinner invitation ticket.

 

The system is well-designed and students who receive tickets from multiple companies must decide which dinner to go to.

 

“Going to dinner" means the first choice for that student.

 

I was invited to dinner at one financial institution, and the final interviewer asked me that "How much does 13 x 13?"

 

I answered "169" and the interviewer gave me a dinner ticket saying "Correct. See you next year in Tokyo."

 

The material to be introduced in today “Mastering Mental Arithmetic (Japanese only)” explains “the world's fastest mental arithmetic technique” and the following phrases impressive.

 

“How do you calculate the multiplication of two-digit number x 11 in mental arithmetic?

 

This is one of my favorite mental arithmetic methods.

 

Once you know it is very easy.

 

Suppose you have this question:

 

32 x 11

 

To solve this problem, add each digit of the two-digit number of the question as 3 + 2 = 5.

 

And put that 5 between 3 and 2 to 352." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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