PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 471「浮世絵師と裁定取引」/ "Ukiyo-e Artists & Arbitrage"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 471「浮世絵師と裁定取引」】

 

浮世絵というと北斎などが有名ですが、江戸時代に浮世絵が描かれ始めた頃は、元々風俗画(ポルノ)でした。

 

江戸時代に流行した「春画(しゅんが)」は浮世絵の一種であり、フランスなどの海外における評価の方が日本より高かったりします。

 

今回紹介する資料「当て屋の椿」は、浮世絵師の周りで起こる怪奇事件を描く江戸時代版「金田一少年の事件簿」です。

 

 

今回紹介する資料「当て屋の椿」は推理がチャレンジングな超常的な部分が多く、その点は「金田一少年の事件簿」と異なりますが、解明困難な事件が多い部分は類似点です。

 

今回紹介する資料「当て屋の椿」は漢字の勉強になり、単行本が100万部を突破してドラマCDも発表されているだけあって、読み物としても面白い内容になっています。

 

 

フランスに行くと、日本人よりも浮世絵に詳しい人がいたりします。

 

今回紹介する思慮「当て屋の椿」に目を通しておくことで、海外で浮世絵のことを聞かれても、スラスラと答えられるようになるでしょう。

 

休日の昼下がりにでも、今回紹介する資料「当て屋の椿」を読んでみましょう。

 

また、フランスに行くことがある方は、現地の図書館に足を運んでみてください。

 

面白いことに、フランスの図書館には、大量の日本の漫画が置かれているケースがあります。

 

特に、「ドラゴンボール」はフランスで大人気だったりします。

 

フランス人と打ち解けたい場合、「ドラゴンボール」の主人公である孫悟空の必殺技である「かめはめ波」の真似をすると良いでしょう。

 

騙されたと思って、「か~め~は~め~波!!!」とポーズ付きで演じてみてください。

 

フランス人に大うけすることは、間違いありません(経験談!)。

 

DRAGON BALL STARTER BOOK 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
 

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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当て屋の椿 1 (ジェッツコミックス)

当て屋の椿 1 (ジェッツコミックス)

 

 

P.S. 現在は高価な浮世絵ですが、江戸時代は非常に安価に売られていました。

 

江戸時代の浮世絵の値段は「そば一杯」と同じだったとされており、現在の絵葉書程度の値段だったわけですね。

 

1868年に明治維新が起こり、外国人が日本国内に流入してくると、大量の浮世絵が海外に流出しました。

 

日本ではそれほど価値がなかった浮世絵を、海外であれば高く売れることに目を付けた商人が経済活動を行ったことになりますね。

 

この動きを、金融用語では「裁定取引(英語では、「arbitrage」)」と呼びます。

 

幕末の日本に外国人が入ってきて、浮世絵に加えて、日本の安価な金にも注目が集まりました。

 

1954年に日米和親条約が締結されると、日本と諸外国における金銀交換比率の違いによる裁定取引が活発になり、日本国内から海外に金が大量に流出しました。

 

「昔だったからそんなことがあったのかなぁ~」と感じる方がいるかもしれませんが、少し前までは金融の世界では同じようなことがありました。

 

1980年代は現在のようにインターネットがなかったため、世界中の市場で主要通貨の金利に少しずつ違いがありました。

 

シンガポールにおけるドルの長期金利が5%の時に、東京では4.9%であるというような状況が、ほんの数十年前までは起こっていたのです。

 

この時、金融機関のトレーダーやディーラー達は、市場間の金利差を見つけ出し、裁定取引を行っていたことになります。

 

具体的には、東京で金利4.9%のドルを調達し、シンガポールで5%で運用するという手法です(あくまで、昔の話ですよ :-)。

 

ここでのポイントは、あらゆる情報網を駆使して、市場間における金利差をいち早く見つけ出すことです。

 

そうすることで、ライバルと比較して一歩先に裁定取引を行うことができます。

 

時間の経過と共に、裁定取引を行う関係者が出てくるため、市場間の金利差はなくなってきます。

 

現在は、インターネットの普及により、以前のような金利差は発生しにくくなっています。

 

数十年前も現在と同様、情報収集能力が重要だったわけですね。

 

また、同時に英語力も大切になってきます。

 

情報を早く集める力と英語力が重要という点は、今も昔も変わりませんね。

 

というわけで、我々も英語の勉強を続けることがポイントになってきます。

 

話を、浮世絵に戻しましょう :-)。

 

浮世絵は、世界的な画家であるゴッホやモネなどの作風に影響を与えるようになります。

 

現在、日本国内にはおよそ30万の浮世絵があると考えられていますが、海外には50万あまりの浮世絵が収蔵されています。

 

私は大型自動二輪免許を持っているのですが、スズキの大型バイク「ハヤブサ(隼)」は欧州で人気となり、日本に逆輸入されたモデルとして知られています。

 

海外で評価を受け、日本国内で人気が出る現象は、浮世絵もバイクも同じなのだと感じますね :-)。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「流出する」=「flow」>

  

今回出てきた「流出する」の英訳は、「flow」になります。

 

「日本国内から海外に金が大量に流出した」を英語にする場合、「A large amount of gold flowed from Japan to overseas」とすればよいですね :-)。 

 

当て屋の椿 1 (ジェッツコミックス)

当て屋の椿 1 (ジェッツコミックス)

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 471 "Ukiyo-e Artists & Arbitrage"】

 

The material introduced today "Ateya no Tsubaki (Japanese only)" depicts a mysterious incident that occurs around an Ukiyo-e artist.

 

Ukiyo-e is pornography in the Edo period and became popular overseas after the Meiji Restoration in 1868.

 

Let's function PDCA today!   

 

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