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PDCA日記 / Diary Vol. 527「江戸で外食文化が発達した理由」/ "The reason why eating out culture developed in Edo"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 527「江戸で外食文化が発達した理由」】

 

東京は世界的に見ても、外食が安くて美味しい街であるため、私にとっては理想的な場所になっています。

 

日本で外食が登場し始めたのは、1600年代半ばであると言われています。

 

江戸の銭勘定~庶民と武士のお金のはなし」という資料の中で、日本では江戸時代初期まで「朝と夜の1日2食で過ごすことが一般的だった」と解説されています。

 

江戸の銭勘定~庶民と武士のお金のはなし (歴史新書)
 

 

1657年に江戸で大火事(明暦の大火)が発生し、復興のために各地から労働者が集まりました。

 

大量のエネルギーが必要な肉体労働者にとって、当時の1日2食は不十分だったようで、彼らに昼食が出されたことから、1日3食が一般的になったそうです。

 

また、同じころに現在の東京・浅草の雷門前に、「奈良茶飯(ならちゃめし:炊き込みご飯の一種)」という食事を出す店が開業し、それが江戸における最初の料理屋だったとされています。

 

<☟奈良茶飯🍚>

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奈良茶飯を提供していた店は、高級料理屋ではなく一膳飯屋だったようで、現在の立ち食い蕎麦屋や牛丼屋のようなイメージだったのでしょう。

 

今回紹介する資料「わさびの日本史」は「植物の好きな人も、和食に関心のある人も、歴史の好きな人も楽しめる本」をキャッチフレーズにしており、「握りずしの文化を生んだ江戸」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「江戸は男性の比率が以上に高い都市でもあった。

 

そのため外食文化が発達した。

 

こうして江戸では、貨幣経済の発展にともない、『宵越しの銭は持たない』というような消費傾向の強い、とくに食に関して強い社会が形成されたのである。

 

なかには借金までして初物食いに熱中する食文化現象がみられた。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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わさびの日本史

わさびの日本史

 

 

P.S. アメリカで生活をしている人はご存じだと思いますが、外食をすると代金の15パーセントから20パーセント程度のチップを払う必要があります。

 

また、外食だけではなく、ドアパーソンやコンシェルジュがいるマンションに住んでいる場合、クリスマス前になると、「ドアパーソンやコンシェルジュの名前一覧」が郵便受けに入っており、「チップをください」という催促を受けることになります。

 

良いマンションになると、「こんなにいたのか?」と思うほどドアパーソンやコンシェルジュがいたりして、年末のチップ催促によって、かなりの出費を覚悟しなければなりません。

 

ドアパーソンやコンシェルジュへのチップは強制ではないのですが、彼ら、彼女らとの円滑な(?)人間関係を構築する上で、半分強制的なものであったように私は記憶しています。

 

ドアパーソンやコンシェルジュへのチップは、原則として現金で払うことになります。

 

ドアパーソンやコンシェルジュが年末に現金で受け取るチップの額について、当然ながらアメリカの税務当局である歳入庁(Internal Revenue Service)は、把握できません。

 

ドアパーソンやコンシェルジュが、年末のチップを全て税務申告しているとは思えないため、彼ら、彼女らにとっては、色々な意味で大きな臨時収入になるわけですね💰。

 

ただ、アメリカのチップ文化は、必ずしも悪いことばかりではないと私は感じています。

 

接待などでアメリカのレストランに行くと、優秀なウェイトパーソンが付いてくれることによって、素晴らしいサービスを受けることができ、会食相手との話が弾んで契約に至るというケースを、私自身、何度か経験しています。

 

チップ文化がない日本では、どのレストランに行っても一定水準のサービスを受けることができます。

 

ただ、アメリカのレストランで時折目にする素晴らしいサービスを受けることは日本ではあまりないため、一部の飲食店ではチップ文化があってもよいように私は感じています。

 

この辺りは色々な意見があるため、チップ文化に何か言いたいことがある方は、お気軽にコメントをください😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「外食する」=「eat out」>

  

今回出てきた「外食する」の英訳は、「eat out」になります。

 

「江戸で外食文化が発達した理由」を英語にする場合、「The reason why eating out culture developed in Edo」とすればよいですね😊。  

 

わさびの日本史

わさびの日本史

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 527 "The reason why eating out culture developed in Edo"】

 

The material introduced today "Japanese History of Wasabi (Japanese only)" has a catchphrase "A book that can be enjoyed by people who like plants, people who are interested in Japanese food, and people who like history" and the following phrases were impressive in the part "Edo that gave birth to the culture of sushi".

 

"Edo was also a city with a higher proportion of men.

 

Therefore, the eating out culture has developed.

 

In this way, with the development of the monetary economy, a society with a strong consumption tendency, such as 'People don't have money for the evening,' was formed in Edo, especially with regard to food.

 

Among them, there was a food culture phenomenon in which people were absorbed in eating their first food even in debt." (Unquote)

 

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