【PDCA日記 Vol. 536「海外で進むレシート削減」】
最近は、「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」がビジネスのキーワードになっています。
ただ、「なぜDXがデジタル・トランスフォーメーションの略なのか?」という質問に答えられるビジネスパーソンは少ないそうです。
トランスフォーメーションの英語は「transformation」ですが、「trans」には「横切る」「交差する」という意味があります。
英語で「横切る」「交差する」を表現する際、「X」が使われることがあるため、「デジタル・トランスフォーメーション」は「DX」が略称になっているわけですね😊。
今回紹介する資料「アパレル・サバイバル」は「消費者の『クローゼット』を支配せよ!」をキャッチフレーズにしており、「海外で進むショッピングバッグとレシート削減」部分の以下フレーズが印象的でした。
「欧米に視察に行くと筆者もいろいろな店で買い物をします。
ショッピングバッグ(袋)だけでなく、レシートは必要か?という質問も多いです。
不要であれば、出力したものを店側が破棄するのではなく、そもそも無駄になるレシートを出力すらしないのです。
ファッション商品の場合、旅行者である筆者は欧州では17~20パーセント超もかかるVAT(付加価値税)の還付のためにレシートを要求しますが、食品などを買う場合はいらないとハッキリ意思表示をすることにしています。
中には必要であればメールで送るがそれでよいか?と聞かれることがあり、最近はそういう専門店がかなり増えてきたのを感じます。
顧客としては、レシートを紙で受け取らず、財布を膨らませなくて済む、必要に応じてメールをチェックすればよいのです。
お店としては、環境とコスト削減のために紙とインクを節約できると同時に、メルマガ配信用のメールアドレスも取得できるというわけです。
デジタルコマース時代には、バッグレス、レシートレスもひとつのグローバルトレンドであると感じます。」(引用終わり)
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!
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P.S. 日本では従来、レシートや領収書は紙の形で保存することが必要でした。
しかしながら、2020年10月の税制改正によって、ペーパーレス化が推進されることになりました。
日本の悪しき慣習ともいえる「紙のレシート・領収書を保存する文化」が転換期を迎えることになりました。
テレワークの普及に伴い、ペーパーレス化は一層進むと思います。
政府や行政もようやく動き出しており、今後のDX社会に期待が持てますね😊。
ただ、いくつかのお店では、現在でもレシートにハンコを押すことが続けられています。
レジに置いてある三文判を使っているだけであり、実質的な意味は全くなく惰性でやっているようです。
また、顧客の待ち時間になり、関係者の時間をムダにしていることから、会計時にレシートにハンコを押すことも、社会全体でやめるほうがよいと感じています。
< Mr. PDCAのボンジュール英語「海外で」=「overseas」>
今回出てきた「海外で」の英訳は、「overseas」になります。
「海外で進むレシート削減」を英語にする場合、「Reducing receipts that permeate overseas」とすればよいですね😊。
The material introduced today "Apparel Survival (Japanese only)" has a catchphrase "Dominate the consumer's closet!", and the following phrases were impressive in the part "Overseas shopping bag and receipt reduction".
"When I go to Europe and the United States, I also shop at various stores.
At that time, I was often asked that 'Do I need a receipt as well as a shopping bag?'
If it is not needed, the store does not discard the receipt, and does not even output a receipt that is wasted in the first place.
In case of fashion products, I am a traveler, so I request a receipt for a VAT (value added tax) refund, which costs more than 17 to 20% in Europe, but clearly states that I do not need it when buying food etc.
The store sometimes asks me that 'If necessary, I will send it by e-mail, is that okay?'
I feel that the number of such specialty stores has increased considerably these days.
As a customer, you don't have to receive the receipt on paper, you don't have to inflate your wallet, you just have to check your email if needed.
As a store, they can save paper and ink to reduce the environment and costs, and at the same time, they can get an e-mail address for e-mail newsletter delivery.
In the digital commerce era, I feel that bagless and receiptless are also global trends." (Unquote)
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