PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 585「べき思考は不要」/ "Should statements are not needed"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 585「べき思考は不要」

 

私は、アメリカとフランスで生活する機会がありました。


国や地域によって、「こうしなければならない」という「べき思考」が多かったり、少なかったりしたような気がします。

 

日本はどちらかと言えば、「べき思考」が強い社会です。


私が今まで経験した中では、フランスが一番「べき思考」は少なかったような気がしています😊。

 

私がアメリカで生活していた頃、「アメリカは結構『べき思考』がある社会」であると感じていました。

 

アメリカでフォーマルなパーティーに誘われた場合、ドレスコードなどが厳格に決まっているケースがほとんどです。

 

ドレスコードは「べき思考」の最たるものですが、私が知っているだけでも、以下5種類のドレスコードがあります。

 

ドレスコードの種類>

フォーマル(formal/正礼装・正装)
セミ・フォーマル(semi-formal/準礼装)
インフォーマル(informal/略礼装)
スマート・エレガンス(smart elegance)
カジュアル・エレガンス(casual elegance)

 

また、女性の場合は同じフォーマルやセミ・フォーマルでも、昼と夜とでは装いが違ったりします。


この辺りは、実際に海外のパーティーに出席しながら覚えていくしかないでしょう👗。

 

日本の場合、ドレスコードの種類は「ビジネス、ビジネス・カジュアル、カジュアル」の3種類しかないケースがほとんです。

 

IT企業などでは、ドレスコードがないところも多くなっています(服装は自由ということね😊)。


最近は、メガバンクでも本部勤務者は服装が自由になっていたりします(時代も変わったものです)。

 

アメリカやヨーロッパでは、「クールビズ」が存在していません。


欧米の政府高官や、金融機関幹部などの社会的地位が高い(と思われている職種)に就いている人は、真夏でもスーツにネクタイで仕事をしていたりします。

 

服装について言えば、日本は「べき思考」が少ない社会なのかもしれませんね😊。

 

今回紹介する資料「なにもできない夫が、妻を亡くしたらは、「君の『なんとかなるわよ』が、私を生かしている」をキャッチフレーズにしています。


本書の中で、「べき思考が自分も周りも不幸にする」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「『こうあるべき』『こうでなければいけない』という、いわゆる『べき思考』にとらわれていると、それができないときに自分自身に腹が立つ。

 

周囲も一緒。

 

周りの人間たちに対して、『こうあるべき』『こうでなければいけない』と思い込むと、その通りの反応が返ってこないと腹を立ててしまう。

 

いずれにせよ、ここでも鈍感力が必要なのではないだろう。」(引用終わり)

 

私は、「べき思考」に沿って生きることも一つだと考えています。


「べき思考」に沿って生きることで、成功している人や幸せになっているケースも目にしています。

 

どこまで「べき思考」に合わせるかは、人ぞれぞれなのでしょう。

 

「どこまで他人に合わせるべきか分からない」という方は、PDCAカフェに来てみましょう。

 

「べき思考」とはまったく無縁の世界でも、楽しく生きている人がいることを確認できます(私のことよ😊)。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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なにもできない夫が、妻を亡くしたら (PHP新書)

なにもできない夫が、妻を亡くしたら (PHP新書)

  • 作者:野村 克也
  • 発売日: 2018/07/13
  • メディア: 新書
 

 

P.S. 今回紹介する資料「なにもできない夫が、妻を亡くしたらは、故・野村克也氏の著書です。

 

野村氏は様々な書籍を発刊しており、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という有名なセリフを残しています。

 

実は、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」は野村氏のオリジナルではありません。


元々は、江戸時代の大名である松浦静山の言葉です。

 

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」は、「上手くいった時はなぜ上手くいったか分からない時があるが、失敗した時は必ず理由が存在する」という意味です。

 

ただ、上手くいった時にも「なぜ上手くいったのか?」という分析を行って、再発防止策ならぬ更なる改善策を続けることが、成功を継続する近道であると私は考えています。


つまり、成功体験を引きずらないことが重要ということですね😊。

 

上手くいった時は、「自分がやった」という人が多いです。


一方、「この点は成功したが、あの点は改善すべきだった」と冷静に分析する人は少ないのが現実です。

 

数百年のスパンでビジネスを続けている組織は、上手くいった時もチャレンジに直面した時も、「なぜそうなったのか?」ということを突き詰めているケースが多いように感じます😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「べき思考」 = 「should statement」>

 

今回出てきた「べき思考」の英訳は、「should statement」となります。

 

「べき思考は不要」を英語で表現する場合、「Should statements are not needed」とすればよいですね😊。

 

なにもできない夫が、妻を亡くしたら (PHP新書)

なにもできない夫が、妻を亡くしたら (PHP新書)

  • 作者:野村 克也
  • 発売日: 2018/07/13
  • メディア: 新書
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 585 "Should statements are not needed"
 

Depending on the country and region, there are many or few "should statements" that "we must do this".

 

Japan is a society with a lot of "should statements", and I feel that France has the fewest "should statements" in my experience😊.

 

The material to be introduced today "If one husband who cannot do anything lost his wife (Japanese only)" has a catchphrase of "Your 'it will be OK' statement made me alive" and the following phrases were impressive.

 

"If you are stuck with the so-called 'should statements', you will be upset when you can't do that.

 

When people think that they should be like this and must be like that, they get angry if they don't respond in the same way.

 

Either way, I don't think you need insensitivity here either." (Unquote)

 

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