PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 590「時間のなさは通用しない」/ "Lack of time is no excuse"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 590時間のなさは通用しない

 

最近はどの企業でもハラスメントに対する意識が高まっており、部下に注意することをためらう管理職の方から時々相談を受けたりします。

 

私のお勧めは、部下であっても全員を「さん」付けすること、普段から丁寧な言葉遣いを心がけることです。

 

最近は、部下や同僚を「君」や「ちゃん」付けで呼ぶこと自体が問題になるケースもあります。

 

そのため、誰であっても「さん」付けで呼ぶことは、高圧的な言動を避ける観点から効果があると思っています。

 

これは「論よりも証拠」であり、実際に「さん」付けで相手と話をすれば、語尾を荒くすることができなくなります。

 

高級ブランドやデパートなどで、顧客のことを「様」と呼ぶところがあります。

 

顧客を「様」付けで呼ぶことによって、スタッフの言葉遣いが丁寧になるだけではなく、振る舞いもエレガントになることが確認されています。

 

職場で相手のことを「さん」付けで呼ぶことは今からでもできるため、皆様も一度試してみてはいかがでしょうか。

 

今回紹介する資料「主任がゆく!は、女性管理職である北見主任のビジネスライフを描いており、以下フレーズが印象的でした。

 

「『時間がない』なんて言いわけが通ると思うか?仕事が忙しいのは、皆同じだ。

 

じゃあ聞くが、時間さえあればうまくいくのか?」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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主任がゆく! (1) (ぶんか社コミックス)

主任がゆく! (1) (ぶんか社コミックス)

 

 

P.S. 阪急東宝グループ創業者の小林一三の名言に、「『金がないからできない』という人間は、どれだけ金があってもできない」があります。

 

小林一三がビジネス界で活躍していた時代とは異なり、現在はインターネットが発達していることから、お金をかけずに色々なことが始められるようになっています。

 

重要なことは資金力ではなく、「とりあえず始めてみる」という行動力であると私は考えています。

 

「とりあえず始めてみる」姿勢を持っている人の場合、「でも」や「いや」という言葉を使わないという特徴があります。

 

PDCAカフェで「自営を始めたい」とコメントする人がいると、私は「では始めてみてはいかがですか?」と伝えています。

 

そうすると、「でも、私はまだ経験が足りません」とか「いや、もっと大企業で働いてから」などの形で、枕詞に「でも」や「いや」という否定形が入ることが多いのです。

 

否定形から入る人の場合、無意識に口にしているケースがほとんどだったりします。

 

「でも」や「いや」という言葉を発していると感じている人は、意識的に肯定的な表現に変えるようにしましょう。

 

自分が口にしている言葉は脳に伝わっており、否定的な表現を続けていると、思考もネガティブになっていきます。

 

仏頂面をしていると脳もマイナス思考に陥り、周りに人が寄らなくなってきて、ビジネスにも悪影響を与えることになりますが、「でも」や「いや」という言葉を発することも同じ作用をもたらします。

 

できない理由を探しても進歩がないため、できる方法を見つけ出し、「とにかく始めてみる」ということを今から実行することで、ビジネスは前進し始めるものです。

 

今回紹介した資料「主任がゆく!」は、「『時間がないからできない』という人間は、どれだけ時間があってもできない」と部下に諭しているように私は感じました。

 

チームメンバーを励ますことが苦手であると感じている管理職の方は、本書を手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

「時間がない」とか「お金がない」という理由で何かを諦めている場合、時間を作り出す方法やお金をかけなくても始められる手段を見つけ出すべきでしょう。

 

時間がない場合、早く起床して作業を始めることで、大方の問題は解決すると私は考えています。

 

夜遅くまで作業をしていると、「頑張っている」感覚はあるかもしれませんが、効率は非常に下がっているものです。

 

ビジネスにおいて徹夜はタブーであり、睡眠を取らずに仕事を続けること自体が「時間を無駄にする行為」であると私は考えています。

 

日本の伝統的な企業では、このような精神論が未だにまかり通っていますが、そろそろやり方を変えなければならないでしょう。

 

非効率なプロセスを強要されている場合、そこから逃げ出すという方法も選択肢の一つです。

 

同じ組織や業界に長く滞在していると、「そのルールの中でしか生きられない」と思いがちです。

 

ただ、別の会社や違う世界に入り込んでも、生活はしていけるため、「自分には別に選ぶ道がある」と思っているだけ気持ちは楽になります。

 

否定的な表現を口にしている人の場合、自分で気づかないうちに疲労がたまっているものです。

 

少しゆっくりして、これからのことを考える時間があってもよいと私は思いますね😊

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「ためらう」=「hesitate」>

 

今回出てきた「ためらう」の英訳は、「hesitate」となります。

 

「部下の問題を指摘することをためらう」を英語で表現する場合、「Hesitate to point out subordinate problems」とすればよいですね😊

 

主任がゆく! (1) (ぶんか社コミックス)

主任がゆく! (1) (ぶんか社コミックス)

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 590 "Lack of time is no excuse"
 

Recently, every company has become more aware of harassment and sometimes receives consultation from managers who hesitate to pay attention to their subordinates.

 

My recommendation is to put “san” on everyone, and always try to use polite language.

 

The material to be introduced today "Chief is coming! (Japanese only)" describes the business life of Chief Kitami, a female manager, and the following phrases were impressive.

 

"Do you think you can excuse by saying 'I have no time'?

 

Everybody's busy and it is the same.

 

In case you have enough time, would everything go well?" (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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