PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 643「フリから始める」/ "Start from Pretending"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 643「フリから始める」】
 

私は活字本ばかり読んでいますが、漫画も結構読んでおり、かなり古いですが「柔道部物語小林まこと著)」は、ビジネスにおいても活用できる名作だったと最近になって感じています。

 

柔道経験者であれば、一度は読んだことがあると言われる名作「柔道部物語」では、岬商業高校から柔道を始めた主人公(三五十五)が、オリンピック代表候補だった五十嵐監督の下、全国優勝を果たすというシンデレラ・ストーリーです。

 

元々強豪校だった岬商業高校ですが、ある時点から全国制覇を目指すことになります。

 

柔道部物語」の中で、オリンピック選手候補だった五十嵐監督と主人公の三五の以下のやり取りが、今でも印象に残っています。

 

ーーー
五十嵐:強くなるためには、どうすれば良いと思う?
三五:やはり、練習するしかないと思います。
五十嵐:練習が上手くいかないかもしれないだろう。一番手っ取り早いのは、「自分は強い」と思い込むことだ。
ーーー

 

全国大会出場を目指し始めた岬商業では、五十嵐監督の指導で練習中に部員たちが、「俺って天才だぁ~!」「俺ってストロングだぜぇ~!」と叫び続けるシーンがあります。

 

「自分は天才で強い」と叫ぶことにより、自己暗示(?)で選手達はどんどん強くなる展開になっています。

 

但し、「俺だけ強くなりたい」という自分勝手な考えも、芽生え始めてしまいますが😊。

 

 

今回紹介する資料「短くても伝わる対話「すぐできる」技法」は、「働く人を育て、組織力を最大にする」をモットーにしており、「最高のリーダーの真似『でも』まわりがついてくる」部分で以下のように説明しています。

 

「部下やスタッフを信頼しているリーダー役を演じればいいんです。最初はフリでいいんです。無理してキャラをつくったっていい。

 

うまくできなくたって、それでもいいんです。演じ続けていれば、それはやがて、本物になっていくんです!」(引用終わり)

 

柔道部物語」の五十嵐監督が優れた指導者であると私が感じる理由として、まずは部員達に「自分は天才!」「俺はストロング!」と叫ばせた後に「バランスを取るため」という理由で、「俺ってバカだぁ~!」と言わせていることがあります。

 

先日のPDCAカフェで、「自信満々で会社に入ったのですが、現実はチャレンジングで落ち込むことが多いです」とある方がコメントしていました。

 

「自分は天才だ!」と思うことは素晴らしい「フリ」だと思いますが、時々「俺って駄目だなぁ~」と感じることによって、バランスの取れたビジネスパーソンになれる(?)かもしれません。

 

まあ、何事もバランスが大切ということですね😊。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

PDCA日記が更新されたら通知が欲しいという方がいましたので、そのような場合は Twitter をご利用ください😊。https://twitter.com/MPdca

 

短くても伝わる対話「すぐできる」技法 (働く人を育て、組織力を最大にする)

短くても伝わる対話「すぐできる」技法 (働く人を育て、組織力を最大にする)

 

 

P.S. Mr. PDCAは職場で演じているのかって?

 

当たり前じゃないですか。

 

このPDCA日記がそもそも演技ですし、オフィスで私は日々演じ続けています(中々の役者ですよ😊)。

 

PDCAカフェをご一緒した人はお分かりだと思いますが、私はとても恥ずかしがり屋なのです (*ノωノ)。

 

参加者の何人かはもしかすると、「この人(Mr. PDCA😊) は、本当に PDCA 日記を書いているあの Mr. PDCA なのだろうか?」と感じているかもしれませんね (私が余りにもシャイだから😊)。

 

ビジネスにおける演技の最たるものはプレゼンですが、恥ずかしがり屋の私はプレゼン時、内容を全て台本にして、スマホで自分の声を何度も聞きながら言葉のひげ取り(プレゼン中に「あのー」とか「えー」などの内容と関係のない相槌を外すこと)をしているくらいです。

 

ちなみに、プレゼンが上手い人は、言葉のひげが少ない人のことであり、これは練習することで確実に改善されます。

 

そんなシャイな私ですが、ハンバーガーの話になると雄弁になるため、PDCAカフェに参加する場合、美味しいハンバーガー屋に予め行っておくことで、Mr. PDCA が話に食いついてくる可能性があります。

 

何を隠そう、「ハンバーガー評論家」という職業があれば、なりたいくらい私はハンバーガーが好きなのです 🍔。

 

また、私は映画マニアでもあるため、最近の映画を観ておくと良いかもしれません。

 

映画関連の話の中で、「Mr. PDCA の好きな女優はだれですか?」と質問された方がいましたので(質問の意図は不明です😊)。

 

参考までに、私の好きな女優上位3位までを共有しておきます。

 

私の場合、映画のキャラクターに合った演技をする人が好きですね。

 

偶然かもしれませんが、バリバリのキャリア・ウーマンを目指すキャラクターばかりです😊。

 

1. 「ザ・サークル」のエマ・ワトソン
⇒IT業界における個人情報管理について問題提起しており、アメリカの医療保険制度の課題も見える名作!

 

ザ・サークル(字幕版)

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  • 発売日: 2018/01/10
  • メディア: Prime Video
 

 

2. 「リクルート」のブリジット・モイナハン
⇒ちなみに、この映画の最後でもアル・パチーノが、「フリをしろ!(Fake it !)」と言っていました😊。

 

リクルート [DVD]

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  • 発売日: 2004/07/14
  • メディア: DVD
 

 

3. 「エリザベスタウン」のキルスティン・ダンスト
⇒仕事に疲れている人にお勧めで、リズミカルな音楽と共に人生の素晴らしさを思い出させる美しい作品。

 

エリザベスタウン (字幕版)

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  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

「そんなこと言って、本当は Mr. PDCA はよく話す人なんでしょう?」と思われる方がいるかもしれませんが、ある週末に私が発した言葉は、以下の10文字だけでした😊)。

 

(某週末:都内某ヨガスタジオでの一時)
ヨガ・インストラクターのC先生:最近、ダウンドッグ(ヨガで最もポピュラーなポーズ)の姿勢が良くなってきましたね!
Mr. PDCAありがとうございます。

 

<Mr. PDCAのボンジュール英単語「思い込む、確信する」=「be considered that」>

 

今回の投稿テーマは「思い込む(フリをする)」でしたが、英語では複数の表現方法があり、「be considered that」は中々お洒落な言い回しだと感じています。

 

自信満々で会社に入る場合、入社前の心境を英語で言うと以下のような感じでしょうか。

 

I was convinced that it would be to this company advantage to join.
(私の入社が、この会社の利点になると思い込んでいた。)

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「交渉人:The Negotiator」>

  

本日は、サミュエル・L・ジャクソン主演の映画「交渉人:The Negotiator」 を紹介します。

 

The Negotiator (字幕版)

The Negotiator (字幕版)

  • メディア: Prime Video
 

 

サミュエル・L・ジャクソンが演じる主人公ダニー・ローマンはシカゴ警察東分署に勤務する凄腕の交渉人です。

 

陸軍で働いていたこともあるダニー・ローマンは、立てこもり犯人との交渉で数多くの功績を上げます。

 

そんな中、シカゴ警察東分署で公金横領疑惑が発生し、ダニー・ローマンは罠にかけられて逮捕されてしまいます。

 

ダニー・ローマンは濡れ衣を晴らすため、自ら立てこもり事件を起こし、もう1人の交渉人であるクリス・セイビアン(ケヴィン・スペイシー)とやり取りを開始します。

 

ダニー・ローマンはいくつかの名言を残していますので、紹介しておきましょう。

 

「交渉の時に『ノー』という言葉を使うな!『しません(don't)』『できません(cannot)』も禁句だ!これらの言葉を使った時点で、交渉は終わるのだ!」

 

「組織内部で不正が行われている時、中の人間と交渉しても意味がない。だから、他人であるあなた(クリス・セイビアン)を呼んだ。」(ダニー・ローマンの名言終わり)


営業をしているビジネスパーソンや社内での交渉が多い企画部門勤務の方などに、今回紹介した映画「交渉人:The Negotiator」はお勧めです😊。

 

交渉人:The Negotiator」のメルシー評価【クロワッサン4個:🥐🥐🥐🥐】

【マドモアゼルPDCAコメント】 1998年に発表された作品ですが、現在でも色あせない素晴らしい作品。プライベートやビジネスの交渉において、実践的な方法を紹介してくれる映画でもあります。仕事に悩むビジネスパーソンは必見ですね😊。

 

The Negotiator (字幕版)

The Negotiator (字幕版)

  • メディア: Prime Video
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 643 "Start from Pretending'"】

 

Recently I am reading only printed books, but I used to read manga books (comics) in the past, and "Judo Club Story (Written by Makoto Kobayashi)" is a masterpiece that can be useful in business as well, I suppose.

 

In this manga, the main character Sango started playing Judo from his high school and his coach Igarashi taught how to be a strong Judo player in the high school Judo club.

 

Igarashi (coach) reiterated that "It is important to believe that you are genius and strong by yourself" to his students and they kept shouting that "I am genius!" and "I am strong!" during practice.

 

The material to be introduced today "Transmitted conversations in a short time (Japanese only)" has a catchphrases that "Bringing up others and maximizing organizational strength" and this book explains as follows.

 

"You just have to play the role of a leader who trusts your own subordinates. At first, you can pretend as if you are a leader.

 

In case you can't do it well, that's fine. If you keep pretending as if you are a good leader, it will be real soon!" (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

In case you would like to receive a notice at the time of PDCA Diary post, please utilize Twitter😊. https://twitter.com/MPdca 

 

P.S. Some colleagues might wonder that "Is Mr. PDCA acting at work?"

 

My answer is that "Of course, I am pretending in the office and this PDCA diary itself is a kind of acting for me, because I am such a shy person (*ノωノ)".

 

As evidence, words I uttered this weekend was just a greeting ("Hello") to my yoga instructor😊.

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