PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 678「現地社員のチャレンジ」/ "Challenges for local employees"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 678「現地社員のチャレンジ」
 

 

PDCAカフェで、「海外で働いてみたい」というコメントをされる方が時々います。

 

海外で働く方法として、いくつかの選択肢があります。

 

1. 日本のグローバル企業の本社に転職し、駐在員になる。

2. 日本のグローバル企業の海外拠点に転職し、現地社員になる。

3. グローバル企業の海外オフィスに転職する。

 

大学生であれば、1を狙うことが得策でしょう。

 

既に他の組織で働いている人の場合、2か3が現実路線になります。

 

ただ、2か3の形で海外勤務をしても、基本的に本社がある東京やニューヨーク、ロンドンなどの方を向いて仕事をすることになります。

 

私の場合、3の形でニューヨーク駐在をしていたのですが、業務報告は東京に行うという外資系企業としては変則的な勤務でした。

 

日本企業で働くことの良い点は、東京や大阪、名古屋などに本社があることが多く、日本国内で必要な決裁が取れることです。

 

グローバル企業の場合、東京が香港に報告し、香港はシンガポールに報告し、シンガポールはニューヨークやロンドンに報告するという極めて複雑な指揮命令系統になっていることがあります。

 

こうなると、東京の顧客に向けた商品・サービスではなく、香港やシンガポール、ニューヨークやロンドンにいる偉い人たちを喜ばせる(?)ための仕事に集中する人が、必然的に増えてしまうのです。

 

どんなに素晴らしい理念を掲げている企業であっても、人間の集団であるため、社内政治が発生するのはどこでも同じということを知った上で海外勤務をすることが、ポイントになってきますね😊。

 

今回紹介する資料「現地採用女子!は、「海外で働きたいあなたへをキャッチフレーズにしており、「シンガポール現地採用社員として働く人にとって怖いもの」として、紹介されている以下フレーズが印象的でした。

 

「『現地社員の怖いもの』。

 

ダメ上司、使えない駐在員、安月給、将来への不安と色々あるが、一番は『エイズ検査』だろう。

 

クロと判明するやいなや、即国外退去となるので、現地採用の急な帰国には、必ず疑惑の憶測が飛ぶ。

 

2000年に開始された当初は、ビザ取得者全員に公平に課せられていたはずなのに、気が付けば駐在員は免除になっていた。

 

Pビザ取得者(マネージャー職、月給4,500シンガポールドル以上)の人は検査が免除されるからだ。

 

『こんなところにも、現地採用差別が…』

 

嘆いてみても、法律は変えられない。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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現地採用女子!

現地採用女子!

 

 

P.S. 私の場合、アメリカの企業に東京で採用され、ニューヨークに派遣されたという意味で、レアケースだったと考えています。

 

日本企業から海外派遣された駐在員とは異なり、私は美味しい(?)経験をしたわけでもなく、住宅探しから保険選びまで、全て自分でこなすというチャレンジングな生活でした。

 

それでも、キャリアの早い段階で外国に出ることができたのは、良かったと感じています。

 

海外で働きたいと考えている人は、考えているよりも行動する方が手っ取り早いと私は思いますね :-)。

  

< Mr. PDCAのボンジュール英語「現地」 = 「local

 

今回出てきた「現地」の英訳は、「local」になります。

 

「現地社員のチャレンジ」を英語で表現する場合、「Challenges for local employees」とすればよいですね😊。

 

現地採用女子!

現地採用女子!

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 678 "Challenges for local employees"
 

At PDCA Café, there are some people who comment, "I want to work abroad."

 

There are several options for working abroad.

 

1. Change jobs to the headquarters of a global company in Japan and become an expatriate.

2. Change jobs to an overseas base of a Japanese global company and become a local employee.

3. Change jobs to a global company's overseas office.

 

If you are a college student, it would be a good idea to aim for 1.

 

If you're already working, 2 or 3 are the real routes.

 

The material introduced today “Introduction to Locally Employed Women! (Japanese only)” has a catchphrase of “To those who want to work abroad” and the following phrases were impressive.

 

"The scary thing of local employees in Singapore.

 

There are a lot of incompetent bosses, unusable expatriates, low monthly salaries, and concerns about the future.

 

The scariest thing is the AIDS test.

 

As soon as it turns out to be black, you will be deported immediately, and any sudden return to local employment will always lead to speculation of suspicion.

 

When it first started in 2000, it was supposed to have been fairly imposed on all visa holders, but was aware that exemption was granted.

 

P-Visa holders (more than SGD 4,500 salaries a month) are exempt from testing." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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