PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 701「過労死と男性優位社会」/ "Death from overwork & Male-dominated society"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 701「過労死と男性優位社会」】

 

数年前、今回紹介する資料「「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)」が話題になったことがありました。

 

2015年12月に発生した電通の過労死事件を受けて、今回紹介する資料「「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)」を複数のメディアが取り上げたため、目にしたことがある人は多いかもしれません。

 

過労死やサービス残業などの問題の本質は、日本の男性優位社会にあると私は考えています。

 

日本の企業や役所の管理職は日本人男性が多く、付き合い残業なるものが未だに残っています。

 

私自身、「付き合い残業」というものを、とある場所(銀行だ!)で実際に目にした時は本当に驚いたものですΣ(・□・;)。

 

企業の経営判断に外国人や女性、若手の意見を反映させるためにも、日本が早い段階で男性優位社会から脱出して欲しいものですね😊。

 

付き合い残業があるような職場で働いている場合、早めにその場所から撤退することが賢明であるような気が私はしますね。

 

サービス残業や付き合い残業などが普通だと思うようになると、色々な意味で大変危険であるためです。

 

どのように危険なのかは、Mr. PDCAに直接聞いてみましょう😊。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

  • 作者:汐街コナ
  • 発売日: 2017/04/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

P.S. 2015年の電通事件もそうだと思いますが、追い詰められている人は周りに相談できない状況に陥るケースが多いようです。

 

過去のPDCA日記でもお伝えしましたが、悩んでいる人にとっては相談すること自体が問題解決になります。

 

皆様も色々なチャレンジがあると思いますが、何かあった場合、早めに相談できる相手を見つけておくことが状況を打開するためのポイントになりますね😊。

 

電通事件は、広告代理店という激務の職場において、スタッフが過重労働を苦にして自殺したという痛ましい事件でした。

 

実は、過重労働が背景にある自殺者は毎年一定数発生しているのですが、電通のケースが注目されたのは別の理由があったと私は考えています。

 

電通の自殺したスタッフが東京大学を卒業した若く容姿端麗な女性であり、その母親がメディアに登場したことによって、この事件に対する社会からの注目度が上がったようです。

 

広告代理店の中でも、テレビ局やラジオ局の広告担当者は激務で知られています。

 

テレビ局やラジオ局は夜型の職場であり、御用聞きである広告代理店の担当者も真夜中まで仕事に付き合わされるケースが未だにあるようです。

 

ただ、電通は2015年の事件後、労務環境の整備を進めており、他の広告代理店も以前とは異なり、無茶苦茶な働き方はしない方向に動いています。

 

電通事件の根本的な問題は過労ではなく、実際には「ハラスメントの問題ではなかったか」という指摘が当時から出されていました。

 

従来の電通のような異常な長時間労働がはびこっている組織においては、ハラスメントが起こりやすくなると私は考えています。

 

役員や部長などがハラスメントを受けて昇進していった組織の場合、「自分もそうして育てられた」という精神論を、部下にも押し付ける文化が色濃く残っていたりするものです。

 

残業が少ない会社であれば、部下が上司と接している時間が短くなります。

 

そのため、会社にいる時間を短くするだけで、自動的にセクハラやパワハラが起こりにくくなると言えます。

 

結局は、定時に帰れるような組織が安定的に利益を出し、長続きしやすいということなのでしょう。

 

2020年に日本で新型コロナウイルス騒動が発生し、テレワーク中心の働き方になった会社員にとって、人間関係の悩みは軽減したと私は考えています。

 

チャレンジングな人間関係を抱えている場合、職場に行かなくてもよいというだけで気分が軽くなるものです。

 

まあ、そのようなチャレンジングな職場であれば、別の道を探す方が賢明であるように私は感じますがね😊。

 

<Mr. PDCAのボンジュール英語「男性優位社会」=「male-dominated society」>

 

今回出てきた「男性優位社会」の英訳は、「male-dominated society」になります。

 

「日本は男性優位社会である」を英語にする場合、「Japan is a male-dominated society」とすればよいですね😊。

 

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

  • 作者:汐街コナ
  • 発売日: 2017/04/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 701 "Death from overwork & Male-dominated society"】

 

A few years ago, there was a topic that I would like introduced today "The reason why you can't quit the company (Japanese only)".

 

Many people may have seen this book as it was taken up by multiple media in response to the Dentsu's employee death incident in December 2015.

 

I believe that the essence of problems such as death from overwork and overtime work lies in the male-dominated society in Japan.

 

Many Japanese companies and government offices are making decision by Japanese men.

 

I would like Japan to escape from a man-dominated society at an early stage in order to reflect the opinions of foreigners, women, and young people in corporate management decisions.

 

If you work in an organization where you have too much overtime, it might be smart to withdraw from that location early.

 

This is because it becomes very dangerous if you start to think that overtime work is normal.

 

Let's function PDCA today!   

 

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