PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 704「検察審査会の真実」/ "Truth of Committee for Inquest of Prosecution"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 704検察審査会の真実」】
 

最近、話題になっている検察審査会が今回紹介する資料「カバチタレ!」には出てきます。

 

検察審査会とは刑事事件で不起訴になった問題について、異義を申し立てる仕組みのことです。

 

裁判所の中に検察審査会という部署があり、そこに申し立てることになります。

 

費用はかかりませんが、結果が出るまでに半年から1年は必要です。

 

検察審査会は、クジで選ばれた民間人によって構成されることになっています

 

周りで検察審査会の構成員に選ばれた人を見たことがありませんが、絶対数が少ないからかもしれませんね。

 

検察審査会によって不起訴になった事件が起訴に変わる可能性は低いと言われています。

 

それでも、検察審査会の仕組みを知っておいて損はないと思います。

 

2020年5月、検察庁法改正案に対して、著名人らが相次いで抗議ツイートを行い、話題になりました。

 

ただ、当時抗議を行っていた人たちの大部分は、検察庁法改正案を読んでいなかったとも言われています。

 

検察庁法改正案は、少子高齢化が国レベルで進行しており、検察官の定年を段階的に65歳まで引き上げ、内閣や法務大臣の承認があれば、定年延長を最長3年まで延期できることが柱になっていました。

 

抗議ツイートの対象になったのは、「内閣や法務大臣が認めれば定年を最長で3年まで延長できる」という規定だったようです。

 

当時の国会において、野党は2020年1月に内閣が決定した東京高等検察庁の黒川元検事長の定年延長との関係を問題にしました。

 

野党側の理屈としては、「検察庁法改正案を通すことにより、法解釈の変更で不当に定年を延長した黒川検事の人事を、後付けで正当化しようとしている」というものだったようです。

 

また、検察庁法改正案について野党は、「時の内閣が恣意的に人事を行うことができるようになり、検察の独立性や三権分立が損なわれかねない」とも主張しました。

 

野党側の浅はかとも言える上記主張に同調した著名人たちが、法案を読まずに抗議ツイートをしたことが騒動の発端だったようです。

 

この一連のやり取りを見ながら、私は大学の行政学の授業で耳にした「民主的統制」という言葉を思い出しました。

 

検察庁法改正案に反対している人たちには、「検察は間違えない」という考えがあるようです。

 

日本には、難しい試験を通った人達は「間違えない」という神話(?)があるようです。

 

戦前は軍人、戦後は官僚が「間違えない」人達だったのかもしれませんが、現実は違うような気がしています。

 

皮肉なことに、黒川元検事長は賭けマージャン事件で略式起訴され有罪になり、「検察は間違える」ことを証明してしまいました。

 

私は、内閣が検察に対して人事権を行使するのは当然だと考えています。

 

なぜならば、内閣は選挙で選ばれた政治家で基本的に構成されているからです。

 

内閣が人事権を行使できない場合、検察が暴走した場合に誰も止められず、民主的統制が機能しなくなります。

 

この辺りのことを、主要メディアに取り上げて欲しかったものですが、民主的統制という言葉を聞くことはほとんどありませんでしたね。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 裁判になると、弁護士に依頼する人が多いようですが、実際には弁護士に頼まずに自分で対応することも可能です。

 

一方、他人の裁判手続きを弁護士以外の人が行ってしまうと、弁護士法72条に触れてしまいます(いわゆる「非弁活動」)。

 

非弁活動を違法に行っている人のことを、「事件屋」と呼びます。

 

事件屋のことを知る場合、「特上カバチ!!-カバチタレ!2」が分かりやすいですね😊。

  

 

 <Mr. PDCAのボンジュール英語「検察審査会」=「Committee for Inquest of Prosecution」>

 

今回出てきた「検察審査会の英訳は、「Committee for Inquest of Prosecution」になります。

 

検察審査会の真実」を英語にする場合、「Truth of Committee for Inquest of Prosecution」とすればよいですね😊。

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「」>

  

本日は、菅田将暉小松菜奈がダブル主演した映画「」を紹介します。

 

 

映画「」に登場する最初の舞台は、北海道の美瑛です。

 

主人公の高橋菅田将暉)と園田葵(小松菜奈)は平成元年(1989年)生まれで、13歳の時に北海道・美瑛の花火大会で出会います。

 

はサッカー少年であり、ある日の試合で葵がお弁当を作って来てくれます。

 

2人でお弁当を食べるシーンは映画の最初の方なのですが、私はこの場面が一番好きでしたね😊。

 

その後、はずっと北海道・美瑛で人生を過ごしますが、葵は東京、沖縄、シンガポールと目まぐるしく拠点を変えていきます。

 

葵はネイルビジネスに没頭し、シンガポールで一時はかなりの成功を収めるまでになります。

 

ただ、「好事魔多し」とはよく言ったもので、葵のビジネスパートナーだった高木玲子(山本美月)が裏切り、葵はすべてを失って東京に戻ることになります。

 

ネイルビジネスに携わっているビジネスパーソンにとって、今回紹介する映画「」はお勧めです。

 

」のメルシー評価【クロワッサン4個:🥐🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介する映画「」はタイトルが示す通り、中島みゆきの名曲「」に原作者である平野隆が着想を得ています。

 

映画「」を鑑賞した後、改めて中島みゆきの「」を聞いてみると、趣深いものがありましたね😊。

 

糸

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音楽を聴かせる映画は数多くありますが、私が一番好きな作品はオーランド・ブルーム主演の映画「エリザベスタウン」ですね。

 

映画「エリザベスタウン」も映画「」と同じく、別の土地に住む男女が思いを寄せ合いながら人生を送る作品になっています。

 

 映画「エリザベスタウン」は中々の名作ですので、皆様もご覧頂き、感想を聞かせてください😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 704 "Truth of Committee for Inquest of Prosecution"】

 

Recently, Committee for Inquest of Prosecution has become a hot topic in Japan.

 

Committee for Inquest of Prosecution appears in the material introduced today "Quibbling Person (Japanese only".

 

Committee for Inquest of Prosecution is a mechanism for making an objection to a problem that was not prosecuted in a criminal case.

 

There is a department called Committee for Inquest of Prosecution in the court, and you will file a complaint there.

 

There is no cost, but it takes half a year to a year to get results.

 

Committee for Inquest of Prosecution is supposed to be composed of civilians selected by the lottery.

 

I haven't seen anyone selected as a member of Committee for Inquest of Prosecution around me, but that may be because the absolute number is small.

 

Let's function PDCA today!   

 

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