PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 706「アヘンと茶の関係」/ "Opium & Tea"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 706「アヘンと茶の関係」
 

 

2016年に仮想通貨バブルが発生し、「ビットコインが米ドルに代わって基軸通貨になる」と話していた評論家がいました。

 

逆に米ドル支配は昨今強まっており、一時期日本で流行ったビットコイン決済を見かけることはなくなりました。

 

日本円も国際通貨と認識されていますが、海外で貨幣として流通している量は限られています。

 

米ドル紙幣は世界中どこにいっても通用し、偽札が多いという副作用まで引き起こしていますが、決済手段としては断トツの強さを誇っています。

 

今回紹介する資料カジノ戦争は、「カジノによる経済活性化は真の繁栄ではない」をキャッチフレーズにしており、「アヘン戦争とその教訓」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

アヘン戦争1840年清朝と英国の間で起こった戦争です。

 

当時、英国の対中(清)貿易は英国側の大幅な赤字でした。

 

中国の茶は英国人の嗜好に合い、大量に輸入されました。

 

当時、対中貿易の決済は銀で行なわれておりました。

 

ところが、英国は産業革命やインド経営に銀を大量に必要とし、対中貿易に充てる余裕はありません。

 

そこで目をつけたのがインド産のアヘンです。

 

かくして、アヘンが中国に大量に持ち込まれることになりました。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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カジノ戦争

カジノ戦争

 

 

P.S. 19世紀の英国が中国から茶を輸入するため、インド産のアヘンを利用したことは、今回紹介した資料「カジノ戦争」を読んで初めて知りました。

 

現在の日本に持ち込まれている麻薬は、海外産がほとんどであると言われています。

 

日本で販売された麻薬は米ドルになって海外に流れる形になっていますが、根本的な仕組みは19世紀からそれほど変わっていないのかもしれませんね。

 

このPDCA日記では、「とりあえず始めてみる」ことの重要性を説いています。

 

ビジネスにおいては「とりあえず始めてみる」ことが重要ですが、麻薬は決して始めてはいけません。

 

タバコについても同じだと思いますが、知り合いや友人が吸っている時に「吸ってみる?」と言われて始めてしまい、大切な時間とお金を延々と浪費する悪循環に陥りがちです。

 

麻薬に一度手を出してしまうと、ドーパミンなどの脳内物質の影響によって、理性ではコントロールが難しくなってしまいます。

 

私のように早寝早起きをして、毎朝の散歩を日課にしすることで、ドーパミンではなくセロトニンによる幸福感を味わえます。

 

過去のPDCA日記でも紹介しましたが、ドーパミン的な幸せは「もっともっと」という感じで上限がありません。

 

「お金は塩水と同じ」という名言を私の元顧客が言っていましたが、ドーパミン的な幸福感は「飲めば飲むほど喉が渇く」塩水と同じであり、際限がなくなってきます。

 

一方のセロトニン的な幸福感は、毎日一定の感覚で味わうことができます。

 

というわけで、ドーパミン的な幸せだけに頼るのではなく、セロトニン的な幸福感を重視してみてはいかがでしょうか😊。

 

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「アヘン」 = 「opium

 

今回出てきた「アヘン」の英訳は、「opium」になります。

 

「アヘン取引は政府が禁止していた」を英語で表現する場合、「Opium trade was banned by the government」とすればよいですね😊。

 

カジノ戦争

カジノ戦争

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 706 "Opium & Tea"
 

A cryptocurrency bubble broke out in 2016, and some critics said that "Bitcoin will be the key currency instead of the US dollar."

 

With the US dollar dominating these days, bitcoin payments that were once popular in Japan have disappeared.

 

Japanese yen is also recognized as an international currency, but the amount of currency that is distributed overseas is limited.

 

Although US dollar bills can be used anywhere in the world and cause the side effect of many counterfeit bills, they are by far the most powerful payment method.

 

The material introduced today "Casino War (Japanese only)" has a catchphrase "Economic activation by casinos is not true prosperity" and the following phrases were impressive.

 

"The Opium War was a battle between the Qing Dynasty and Britain in 1840.

 

At that time, the UK's trade with China (Qing) was a big deficit on the British side.

 

Chinese tea was imported in large quantities to suit British tastes.

 

At that time, settlement of trade with China was done in silver.

 

However, the United Kingdom needs a large amount of silver for the Industrial Revolution and Indian management, and cannot afford to trade with China.

 

That's why the UK used Indian opium.

 

Thus, a large amount of opium was brought to China." (Unquote)

 

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