【PDCA日記 Vol. 725「帳簿上の損益と現金収支の違い」】
取引先との関係にもよりますが、入金時期は可能な限り早くしてもらうよう依頼しています。
一方、支払いはできるだけ後にしてもらうようにしており、これを意識することによって、資金繰りが変わってくるためです。
尚、これは自営業者以外にとっても重要な財務戦略になります。
皆様も日々の買い物を行っていると思いますが、今月買わなくてもよいものは来月に回すことで、個人のキャッシュフローを改善することが可能です。
また、クレジットカードを利用することで、現金で決済するよりも支払いを最大2ヶ月遅らせることができます。
これは中々凄いことであり、普段意識していない方が多いかもしれません。
現金決済は「支払いを早めてしまう」ことにつながるため、キャッシュフローの観点からすると、クレジットカードやQR決済を行う方が合理的ということになりますね😊。
今回紹介する資料「会社の設立・運営」は、「会社作りの基本が丸ごと理解できる」をキャッチフレーズにしており、「帳簿上の損益と現金収支の違い」部分の以下フレーズが印象的でした。
「利益は出ているのに資金繰りに行き詰って、会社がつぶれてしまうことがあります。
いわゆる黒字倒産です。
今月納めた品物の入金が来月で、仕入れの支払期限は今月とします。
もし今月分の支払いに必要な資金が手元になければ、仕入れの代金が払えず、入金前に経営が破綻してしまいます。
黒字倒産を防ぐために大切なのが、適正な資金繰りです。
現金の収支を把握し、コントロールすることです。
資金繰りを理解する第一歩として、『帳簿上の損益』と『現金の収支』のちがいを理解しておきましょう。
まず、『帳簿上の損益』は発生主義会計といって、販売や仕入れなどの取引があった時点で帳簿に計上されます。
一方、資金繰りは実際に現金がはいるとき(収入)と出るとき(支出)で見ていかなければいけません。
これを現金主義会計と呼びます。」(引用終わり)
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!
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P.S. 今回紹介した資料「会社の設立・運営」は、会社運営を始める上で非常にベーシックな部分から分かりやすく描写されています。
本書を読んだ後、行動することが重要になり、実際にやってみなければ自営や経営というものは分からないということが実情です。
そのため、一旦自営を始めてみて、チャレンジがあれば今回紹介した資料「会社の設立・運営」に記載されている原点に戻る、という手法が現実的なのかもしれませんね😊。
< Mr. PDCAのボンジュール英語「現金収支」 = 「cash balance」>
今回出てきた「現金収支」の英訳は、「cash balance」になります。
「帳簿上の損益と現金収支の違い」を英語で表現する場合、「Difference between book profit / loss & cash balance」とすればよいですね😊。
<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「ピース オブ ケイク」>
今回は、「大キライなのに、大好き」をキャッチ・フレーズにしている映画「ピース オブ ケイク」を紹介します。
原作は漫画「ピース オブ ケイク」であり、こちらも面白かったですね😊。
映画「ピース オブ ケイク」 では、主人公の梅宮志乃(うめみやしの:多部未華子)がアルバイト先の店長で隣人の菅原京志郎(綾野剛)と交際するようになります。
映画「ピース オブ ケイク」は主演の多部未華子と綾野剛だけではなく、脇役も豪華な俳優が出ています。
松坂桃李(オカマの天ちゃん役)、木村文乃(ナナコ役)が、いい味を出していますね😊。
それにしても、菅田将暉(川谷役)は本当に色々な映画に出ているな…。
「ピース オブ ケイク」のメルシー評価【クロワッサン4個:🥐🥐🥐🥐】
【マドモアゼルPDCAコメント】映画「ピース オブ ケイク」では日常で起こりそうなことが描写されていますが、隣に住んでいる人と恋に落ちる場面だけは非日常感がありましたね。
日々の生活に刺激が欲しい人は、映画「ピース オブ ケイク」を鑑賞してみてください😊。
In self-employment, what I am aware of is the principle that cash in is made immediately and cash out is made later.
The material introduced today "Establishing & Operating a Company (Japanese only)" has a catchphrase of "You can understand the whole basics of building a company" and the following phrases were impressive in the part "Difference between book profit / loss & cash balance".
"Even though profits are coming out, the company can be bankrupted and stuck in cash.
This is the so-called bankruptcy of the surplus.
In case cash in of the sold goods this month is next month, and cash out of the purchase is due this month.
If you don't have the money needed to pay for this month, you won't be able to pay for the purchase and the bankruptcy will happen before you make the deposit.
What is important to prevent a surplus bankruptcy is proper funding.
In other words, you need to know and control your cash balance.
As a first step in understanding cash flow, let's study the difference between book profit / loss & cash balance.
First, book profit / loss is proceeded by accrual accounting and is recorded in books when there is a transaction such as sales or purchase.
On the other hand, cash flow has to be seen when cash is actually inserted (income) and when it comes out (expenditure).
This is called cash balance." (Unquote)
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