PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 769「落とし物は何かの鍵である」/ "Lost item is some sort of key"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 769「落とし物は何かの鍵である

 

今回紹介する資料「その落とし物は誰かの形見かもしれない」は、「路上で本当に見つけた様々な落とし物をめぐる50の妄想エッセイ集」をキャッチフレーズにしており、「落とし物は何かの鍵である」部分の以下のフレーズが印象的でした。

 

「この木製の札は鍵である。

 

銭湯や居酒屋で見ることができる下駄箱の鍵だ。

 

正式名称は『松竹錠』というらしい。

 

松竹錠 K型

 

だいたいは数字が書かれているが、あるいはひらがなと数字の組み合わせが書かれている。

 

この落とし物は『にの七』と書かれた後者のパターンである。

 

ところでなぜこの鍵がここにあるのか?

 

たとえば家の鍵だとか自転車の鍵だとかが落ちていても不思議ではない。

 

それらは持ち歩くものであるから落とす可能性があるからだ。

 

しかしこのタイプの鍵は持ち歩かない。

 

それなのにこの鍵が道に落ちているということは、店から鍵を持ってきたということになる。

 

そうなると下駄箱を開けていないわけであるから、靴を履かずにここまで来た人がいるということになる。

 

銭湯では考えづらいが、居酒屋だとお酒のせいでそのような事態になることは十分考えられる。

 

もうひとつここに鍵がある理由として、帰り際に使っていない下駄箱の鍵を勝手に持ってきたということがある。

 

なぜ持ってきたのかはわからないが、こちらもかなり酔っ払っていたか。

 

それとも何かの記念に持ってきたのか。

 

いずれにせよ店からすると迷惑な話である。

 

そうやって鍵をみているうちにふと、星新一ショートショートを思い出した。

 

 

文字通り『鍵』という話である。

 

『ある男が鍵を拾い、その鍵で開けられる扉を探して歩き続けて…』

 

ネタバレになってしまうので詳しくは説明できないがそんな内容だ。

 

私もこの鍵を拾って開けられる下駄箱を探してみようか。

 

そこにはどんな靴がはいっているのだろうか。

 

その道中でまた別の落とし物に出会うことだろう。

 

次の落とし物はなんだろう。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 最近、私はほぼ自宅で仕事をしているのですが、一時期ある会社でお世話になっていた時は毎日オフィスに出て働いていました。

 

その会社は社員数数千人の規模であり、今回紹介する資料「その落とし物は誰かの形見かもしれない」を読んで、毎日のように社内イントラネットで「本日の落とし物」が報告されていたことを思い出しました。

 

総務のスタッフにとって、落とし物管理はチャレンジングな仕事であり、「持ち主不明」の落とし物として処理されるケースが多かったようです。

 

テレワークの普及に伴って、通勤時間が激減しましたが、社内の落とし物も同時に減ったことでしょう。

 

先日、ある社長と話をしたのですが、この会社は「世界最小クラスの紛失防止デバイス」を作っていました。

 

この会社は「なくすを、なくす。」をミッションにしている大変興味深い企業で、社長は色々なアイデアをお持ちで、話をしていて大変楽しかったですね。

 

この社長と話をしていた際、企業の安否確認システムについての話題になりました。

 

一定規模の災害が発生すると、警備サービス会社等が管理している安否確認システムが作動し、自動的に社員のメールアドレスに送付される体制を取っている企業が増えています。

 

安否確認システムが作動した際、殆どの社員はすぐに「安否確認」手続きを行うものですが、少数の人から反応がなかったりします。

 

半年か1年に一度、安否確認システムのテストを行っている企業が殆どですが、担当者からすると「反応をしない社員」の対応に手を焼いてしまうものです。

 

こんな時、社員証や会社から提供されているスマホ等に「紛失防止デバイス」がついていれば、この社員が無事であるかどうか分かりやすくなるかもしれません。

 

「紛失防止デバイス」をトラッキングすることで、社員証スマホ等が動いていれば、この社員は無事である可能性が高くなるためです。

 

会社に限らず、警察の遺失物一覧サイトを見ても、日々多くの落とし物が発生していることが分かります。

 

「落とし物が多くて困る」とお悩みの方は、「紛失防止デバイス」を鍵やスマホ社員証等につけてみるとよいかもしれませんね😊。

 

過去のPDCA日記で紹介しましたが、銀行員時代に私はよく社員証をなくしたものです。

 

 

私はここ数年自宅で仕事をしていますので、外で落とし物をすることは減りましたが、家の中で物がどこにいったか分からないケースが出てきています。

 

テレワークの普及によって、外出先だけではなく、自宅でも「紛失防止デバイス」を活用する人が増える時代になったのかもしれませんね。

 

今回紹介する資料「その落とし物は誰かの形見かもしれない」を読みながら、「家の中でものを探すニーズ」を感じた自分がいたりするのでした😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「何かの」 = 「some sort of

 

今回出てきた「何かの」の英訳は、「some sort of」になります。

 

「落とし物は何かの鍵である」を英語で表現する場合、「Lost item is some sort of key」とすればよいですね😊。

 

 

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 769 "Lost item is some sort of key"
 

The material introduced today "The lost item may be someone's keepsake" has the catchphrase "50 delusional essays about various lost items that I really found on the street", and the following phrases in the part "Lost item is some sort of key" were impressive.

 

"By the way, why is this key here?

 

For example, it's no wonder that a house key or a bicycle key is missing.

 

Because they are carried around, they can be dropped.

 

But I don't carry this type of key with me.

 

However, if this key is on the road, it means that you brought the key from the store.

 

In that case, the shoe box has not been opened, so there are people who have come this far without wearing shoes.

 

It's hard to think of it in a public bath, but in a pub, it's quite possible that it will happen because of alcohol.

 

Another reason why there is a key here is that I brought the key of the shoe box that I did not use on my way home.

 

I don't know why I brought it, but was it also quite drunk?

 

Or did you bring it as a memorial?

 

In any case, it's annoying from the store." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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