PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 773「やる気になる前にやる」/ "Do it before you get motivated"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 773「やる気になる前にやる

 

PDCAカフェで、「どうすればモチベーションを上げられますか?」と質問されることがあります。

 

私には、「モチベーションを上げる」という概念がありません。

 

そのため、モチベーションを上げる方法について、私は「分かりません」と答えています。

 

管理職の方がチームメンバーのモチベーションを上げる方法としては、以下の3つがあると私は考えています。

 

①常日頃から機嫌よく、ニコニコしておく

②メンバーが休暇を取りやすい雰囲気を作る(自分自身もきちんと取得しましょう😊)

③食事に行った時に、メンバーには支払わせない

 

上記3つを読んで、「そんなことか!」と思われたかもしれません。

 

ただ、皆様もご自身の歴代の上司を思い浮かべてください。

 

3つ全ての項目を徹底していた管理職は、少数派だったのではないでしょうか。

 

ビジネスにおいて、管理職の機嫌がよいことは非常に重要です。

 

いつもニコニコ励ましてくれる上司であれば、メンバーも「何とかなる」と前向きに仕事に取り組むものです。

 

「機嫌がよい」ということは、「話しかけやすい」ということでもあります。

 

「話しかけやすい」ということは、いつでも聞く耳を持っているということでもあります。

 

そのため、いつも機嫌がよいことは管理職にとって必須になります。

 

2番目の休暇については、「メンバーに自由に取ってもらう」ことも重要ですが、休暇のタイミングをずらしてもらいながら定期取得を促し、「誰かが休んでいても、チームとしてのパフォーマンスを下げない」ことがポイントになります。

 

また、管理職自身もきちんと休暇を取得することが大切です。

 

管理職が休みを取らない場合、メンバーは「休みにくい」と感じるようになるからです。

 

最後の「おごる」部分は組織文化にもよると思いますが、私は管理職をやっていた頃、メンバーに食事代を払ってもらったことがありません。

 

この点は意見が分かれるところですが、「おごってくれる」上司に対して、部下は好意を持つものです(当たり前のことだけれど😊)。

 

「夕食は高い」と感じておられる方がいる場合、私のように会食は朝か昼だけにするという方法があります。

 

チームメンバーは、意外と「おごってくれる上司であるかどうか」とを見ているものです😊。

 

今回紹介する資料「己を、奮い立たせる言葉。」は「思考の試行錯誤の記録」をキャッチフレーズにしており、「やる気になるんじゃなく、やれよ」部分の以下のフレーズが印象的でした。

 

「モチベーションは、実行力のトリガーでしかない。

 

実行しないモチベーションは熱量の無駄遣いでしかない。

 

やる気になった話も、モチベーションが上がった話もどうでもいい。

 

実際にやり始める。

 

ちなみに『100回の素振りよりも、実戦で立つ1回のバッターボックスのほうが、確実に学びは大きい』。

 

だから、やれよ。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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己を、奮い立たせる言葉。 (NewsPicks Book)

己を、奮い立たせる言葉。 (NewsPicks Book)

  • 作者:岸 勇希
  • 発売日: 2017/10/28
  • メディア: 単行本
 

 

P.S. このPDCA日記は、およそ2年以上継続しており、ブログのキャッチフレーズは「継続は創造だ!」となっています。

 

継続している理由は簡単で、「書く気になる前に書く」ことです。

 

仕事の場合でも同じであり、「やる気になる前にやる」ことがポイントです。

 

言い換えると、やる気になるまで待っていると、いつまで経っても仕事が始まりません。

 

作業興奮」という概念は中々実用的であると感じており、皆様もモチベーションが上がらない場合、引き出しの中を片づけたり、机の上を拭いたりして、やる気を出してみてはいかがでしょうか😊。

 

私がPDCA日記を投稿する際のプロセスを、参考までにご紹介しておきます。

 

①PCを立ち上げる。

PDCA日記をサイトに入る。

③紹介する本を目の前に広げる。

④本の引用部分をブログに打ち込み始める。

⑤「ボンジュール英語」の内容を入力する(土日祝日は「メルシー映画」もあるな😊)。

⑥本の引用部分に基づいて、前後の文章を打ち込む。

⓻ブログを更新。

Twitterを更新。

ーーー

 

①から⑧まで間に、モチベーションが入り込む余地は基本的にありません。

 

モチベーションとは、「やる気」のことです。

 

言い換えると、感情が沸き上がらないと、モチベーションは上がってきません。

 

PDCA日記の場合、①から④までの前半部分は完全なるルーティンであり、自分の頭で考えて作業しているわけではありません。

 

思考回路を働かせながら作業しているのは⑤と⑥であり、⓻と⑧も作業です。

 

つまり、頭を使うプロセスの前後に、手指を動かさす作業を意図的に入れているわけですね😊。

 

皆様も仕事でモチベーションが上がらない場合、始める前に机の上の掃除し、終わる時に引き出しを片づけるという感じで、前後に作業をいれてみてはいかがでしょうか。

 

仕事前の作業をしている内にやる気(モチベーション)が出てきて、仕事後の作業をすることで、「仕事が終わった」と脳に伝えることができます。

 

これを繰り返していくことで、自分のリズムがつかめるようになってきて、自然とモチベーションに頼らない仕組みを構築できるようになります。

 

今からでも始められるため、一度試してみてください😊。

 

 < Mr. PDCAのボンジュール英語「無駄遣い」 = 「waste」>

 

今回出てきた「無駄遣い」の英訳は、「waste」になります。

 

「実行しないモチベーションは熱量の無駄遣い」を英語にする場合、「Motivation not to do is waste heat」とすればよいですね😊。

 

己を、奮い立たせる言葉。 (NewsPicks Book)

己を、奮い立たせる言葉。 (NewsPicks Book)

  • 作者:岸 勇希
  • 発売日: 2017/10/28
  • メディア: 単行本
 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「3月のライオン」>

  

本日は、神木隆之介主演の映画「3月のライオン」 を紹介します。 

 

3月のライオン[後編]

3月のライオン[後編]

  • 発売日: 2017/10/18
  • メディア: Prime Video
 

 

原作は漫画「3月のライオン」で、こちらも面白かったですね😊。

 

3月のライオン 1 (ジェッツコミックス)

3月のライオン 1 (ジェッツコミックス)

 

 

映画「3月のライオン」では、天才棋士である主人公の桐山零(きりやまれい)は精神が不安定な部分があります。

 

ただ、桐山零は川本家や放課後将棋科学部(将科部)の人々と関わることで、人間らしい心を取り戻していく様子が映画「3月のライオン」の中で描かれています。

 

「100パーセントの解決策なんてどこにもない」というセリフが映画後編で出てくるのですが、これはビジネスに限らず、プライベートにも当てはまると感じましたね😊。

 

100パーセントの解決策はないながらも、合理的と思われる判断を繰り返しながら生きていくことが人間であり、そのことを映画「3月のライオン」を鑑賞して再認識しました😊。

 

3月のライオン」のメルシー評価【クロワッサン3個:🥐🥐🥐】

【マドモアゼルPDCAコメント】映画「3月のライオン」では、桐山零が川本家で食事をするシーンがよく登場します。心優しい川本家の人々と食卓を囲むことで、桐山零が色々なチャレンジを乗り越えていく様子が描写されています。プライベートやビジネスで悩んでいる人に、映画「3月のライオン」はお勧めの作品です😊。

 

3月のライオン[後編]

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  • 発売日: 2017/10/18
  • メディア: Prime Video
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 773 "Do it before you get motivated"
 

At PDCA Café, I am sometimes asked, "How can you keep your high motivation?"

 

I said "I don't know" because I don't have the concept of "motivating".

 

The material introduced today "The Words That Inspire Oneself (Japanese only)" has a catchphrase "records of trial and error of thought" and the following phrases were impressive.

 

"Motivation is only a trigger for execution.

 

Motivation not to do is waste heat.

 

It doesn't matter if you're motivated or motivated.

 

By the way, 'One batter box that stands in actual game is definitely bigger to learn than 100 swings.'

 

So just do it." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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