PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 781「実現できるルールを作る」/ "Create rules that can be realized"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 781「実現できるルールを作る」
 

過去のPDCA日記で、「できないことはできない」「分からないことは分からない」と伝えることの重要性をお伝えしました。

 

企業によっては、「できないことをやることが素晴らしい」という文化のところもあります。

 

中には、「実現できる計画は計画ではない」と言い張るビジネスパーソンに遭遇することがあります。

 

ただ、実現できない計画を作っても、予実管理を行っていく中で「実現できない」ことが早晩明らかになります。

 

そのため、実現できる計画を作成することが、長期的な成長を確実にする上で不可欠になってきます。

 

私は銀行員時代、「〇〇計画」というものを大量に作り込んできました。

 

しかしながら、これらの計画が予定通りに進んだケースを見たことがありませんでした。

 

日本企業の場合、3年単位で中期経営計画というものを立てます。

 

この3年という時間軸は微妙であり、外国人投資家の中には「短すぎるため、5年にすべき」という意見もあるようです。

 

3年か5年かという点については意見が色々あると思いますが、自分でビジネスを始めることで「実現できない計画」を作る必要はなくなります。

 

自営業者やフリーランスの中には、中長期的な計画を作成する人もいるようです。

 

私の場合、来月や四半期先の目標を作ることはあっても、1年先や3年先、5年先の計画を作ることはありません。

 

なぜならば、数年先の未来など誰にも予測できないからです。

 

数年先を読めるのであれば、誰でも大きな利益を手にすることが可能になります。

 

先が読めないからビジネスは面白いのであり、私が目の前の仕事に集中することをモットーに上げている背景には、「将来の予測ができない」という前提があるからです😊。

 

今回紹介する資料「勉強大全」は「ひとりひとりにフィットする1からの勉強法」をキャッチフレーズにしており、「実現できるルールを作る」部分の以下のフレーズが印象的でした。

 

「実現可能性の低いルールでは、あまり意味を成さないのです。

 

習慣を身に付けた自分と、今の自分とは別の状態にありますが、その2つの状態は地続きであり、毎日徐々に変化していった結果です。

 

長続きさせ、継続させて初めて『習慣』ができます。

 

ですから、今の自分が達成できそうな目標で、自分を少しずつ縛っていくことが大切になるのです。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 今回紹介した資料「勉強大全」が唱えている通り、「長続きさせ、継続させて初めて『習慣』ができる」ため、始めたことを長続きさせることがポイントになります。

 

ビジネスを長続きさせるためには、メンテナンスする方法を予め設定しておくことです。

 

会社組織であれば、何かを始める人ではなく、メンテナンスする人を評価する方法を導入しておくことで、「習慣」にすることが可能になります。

 

メンテナンスの重要性が組織で醸成できれば、習慣化が根付いたことになるでしょう😊。

 

プライベートにおいては、66日以上続けることで習慣化につながります。

 

私の場合、朝の散歩や読書、ヨガ、筋トレなどが習慣化しています。

 

これらの習慣は10年以上続いており、もはや生活の一部(?)になっていると言えるのかもしれませんね。

 

食事や歯磨き、入浴は多くの人が幼少期から続けてきたため、習慣化していると言えます。

 

この点を意識すると、習慣化がやりやすくなるかもしれませんね😊。

 

 < Mr. PDCAのボンジュール英語「実現する」 = 「realize」>

 

今回出てきた「実現する」の英訳は、「realize」になります。

 

「実現できるルールを作る」を英語にする場合、「Create rules that can be realized」とすればよいですね😊。

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「リーマン・ブラザーズ 最後の4日間 」>

  

本日は、2008年の金融危機を題材にしたドキュメンタリー映画リーマン・ブラザーズ 最後の4日間」 を紹介します。

 

 

映画「リーマン・ブラザーズ 最後の4日間」は、冒頭で「100人中102人は銀行員を嫌うはずだ」という社会からの銀行員に対する本音(?)を述べています。

 

私は2008年当時、外資系金融機関に所属していました。

 

金融危機に関する作品は結構みてきたつもりでしたが、今回紹介する映画「リーマン・ブラザーズ 最後の4日間」で初めて知ったことが数多くありました。

 

人間誰しもそうですが、個人的な感情がプライベートだけではなく、ビジネスにも影響を与えがちです。

 

常に冷静さを保つことの重要性を、今回紹介する映画「リーマン・ブラザーズ 最後の4日間」で改めて感じましたね😊。

 

リーマン・ブラザーズ 最後の4日間」のメルシー評価【クロワッサン4個:🥐🥐🥐🥐】

【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介する映画「リーマン・ブラザーズ 最後の4日間 」では、「結局は真実より人がどう思うか」という銀行員の心理をついた名言が出てきます。就職活動や転職活動を行っている人で、金融機関を候補に考えている人はこの映画を是非観賞してみてください。51分と短めなのもよいですね😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 781 "Create rules that can be realized"
 

In the past PDCA diary, I mentioned the importance of saying, "I can't do what I can't do" or "I don't know what I don't know."

 

Some companies have a culture of saying it's great to do what you can't do, and you'll encounter business persons who insist that a plan that can be achieved is not a plan.

 

However, even if you make a plan that cannot be realized, it will soon become clear that you will not be able to achieve it while managing the actual results.

 

Therefore, creating a viable plan is essential to ensuring long-term growth.

 

The material introduced today "Study Book (Japanese only)" has a catchphrase of "Study from the beginning that fits each person" and the following phrases in the "Create rules that can be realized" part were impressive.

 

"The less feasible rules don't make much sense.

 

You can only create a “habit” if you let it last for a long time.

 

Therefore, it is important to bind yourself little by little with the goals you are likely to achieve." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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