PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 827「安全感の保障が大事」/ "Ensuring a sense of security is important"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 827「安全感の保障が大事」

 

ビジネスにおいて、良いチームを作り上げているリーダーは、「メンバーの話をよく聞いている」という特徴があります。

 

メンバーから本音を引き出すためには、雑談をすることがポイントになります。

 

部下から上司に対して、天気や日常の些細なことなどを話してもらうためには、業務外のことを普段からどれだけ話しているかがカギと言えます(つまり雑談ね)。

 

PDCA日記の読者の方から、「雑談が苦手」というコメントを頂くことがあります。

 

過去のPDCA日記でも紹介しましたが、週に1度15分だけでもよいため、管理職の人はチームメンバーと話をする1on1という機会を設けることで、雑談ができる関係になれる可能性が高まります。

 

 

「1ヵ月に1回1on1をしているため、問題はない」と話す人がいますが、月次で1時間話すよりも、週次で15分話す方がコミュニケーションは高まります。

 

ポイントは、「毎週金曜日の9時30分から9時45分まで1on1を行う」という感じで、定期的な予定に入れてしまうことです。

 

また、1on1の前営業日に、部下から上司に対して1週間の業務報告をメールで短く送付しておけば、管理職は事前に内容を確認でき、コメントしたいところが予め用意できるため効率的です。

 

週次で業務報告を部下から送り、上司はそれを確認した上で1on1に臨むようになるため、コミュニケーションが密になることに加えて、お互いの信頼関係も高まることになります。

 

現在は、ハラスメントに対して厳しい時代であるため、管理職からチームメンバーに対して、プライベートな質問は避ける必要があります。

 

一方、部下から上司に対して趣味や週末の過ごし方などのプライベートな話を出すことは問題なく、管理職はそこから雑談を膨らませることができます。

 

色々な意味で管理職は気を使う時代ですが、「相手が不快に感じたらハラスメントになる」ことを肝に銘じながら、1on1を行うことが必要になります。

 

今回紹介する資料「話を聞きたがらない夫 悩みを聞いてほしい妻は、「精神科医が教えるコミュニケーションのコツ」をキャッチフレーズにしており、「安全基地になるための大事なこと」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「なによりも大事なのは<安全感の保障>です。

 

傷つけることを言ったり、行動を支配したりしない。

 

『この人は一緒にいても傷つけられない』と思える相手になることが基本中の基本です。

 

当たり前のような基本原理ですが、実際に行動に落とし込むとなると、そう簡単ではありません。

 

自分から話し始めるまでは問い詰めたりせず、たわいのないことから話してあげるほうが安全基地としてふさわしい態度です。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 今回紹介した資料「話を聞きたがらない夫 悩みを聞いてほしい妻」は、家庭間のコミュニケーションがテーマになっています。

 

ただ、ビジネスのチーム構築においても、「安全感の保障」は重要であり、経営者や管理職にとっても、参考になる一冊であると感じました。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「安全感」 = 「sense of security」>

 

今回出てきた「安全感」の英訳は、「sense of security」となります。

 

「安全感の保障が大事」を英語で表現する場合、「Ensuring a sense of security is important」とすればよいですね😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 827 "Ensuring a sense of security is important"
 

In business, leaders who build a good team are characterized as "Good listeners from their members".

 

To get the true intention from the members, chatting is the key point, and to have them talk about the weather and the trivial things of everyday life.

 

It can be said that the amount of talking outside the business from the usual time is the key.

 

The material to be introduced today "A husband who does not want to listen to his wife / A wife who wants her husband to hear her worries (Japanese only)" has a catchphrase of "Communication tips taught by a psychiatrist" and the following phrases were impressive.

 

"The most important thing is 'security guarantee'.

 

Don't hurt others or control their actions.

 

The basic is to be a partner who thinks that 'this person will not be hurt even if we are together'.

 

It is a basic principle that is obvious, but it is not so easy to actually put it into action.

 

It is more appropriate to be a safe base to keep listening rather than talking from the point of fortitude." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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