PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 835「辞めることに許可はいらない」/ "Permission is not needed to quit"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 835「辞めることに許可はいらない」】
 
最近は、退職代行ビジネスの合法性や対応について、色々な議論がなされています。
 
本人以外の人間が法的な手続きを行う場合、弁護士に依頼することが一般的です。
 
弁護士以外の人間が継続的に対価を受け取って法的な手続きを行うと、「非弁活動(ひべんかつどう)」と見なされることがあります(「非弁(ひべん)」と略されることが多いですね)。
 
法律で許されている場合を除いて、弁護士法に基づいた弁護士の資格を持たない人が、報酬を得る目的で弁護士法72条の行為(弁護士業務)を反復継続の意思を持って行うと、「非弁行為」として摘発される可能性があるのです。
 
会社員が退職を申し出る際、直属の上司に退職届を提出することが一般的です。
 
上司が退職届を受け取ってくれない場合、人事部や本社宛に退職届を提出、送付すれば手続き的には問題ありません。
 
本人がこれをしたがらないケースが最近は多く、退職代行ビジネスが繁盛しているわけですが、これが「非弁行為に該当するのではないか」という意見が出ているわけですね。
 
ブラック企業」という、おそらく日本にしか存在していない存在(概念?)によって、「辞めたくても辞められないと思っている人」や「辞めると言い出せない人」が多くなっているのでしょう。
 
私自身、銀行を退職した際、なぜか上司から「いきなり退職届を持ってくるな!」と怒鳴られたことを覚えています(なんでやねん!)。
 
日本の場合、会社員の社会的な地位が高いこともあって、会社組織の外に出ることが「地獄に落ちること」であると勘違いしている人が結構いたりします。
 
これは私の実体験であるため自信を持って言えますが、会社を辞めても地獄には落ちません。
 
逆に天国が広がっているケースもあって、私にとっては銀行員時代の生活が地獄だったわけです。
 
勤務先に退職を届け出ると、色々な人が説得工作に出てくるでしょう。
 
ただ、同じ会社にずっといる人は外に出た時の状況を経験していないため、彼ら、彼女らのコメントは当てになりません。
 
職場の人に何を言われようと、退職届を出した後は引継ぎをきちんと行って、最終出社日までにできることを終わらせるようにしましょう😊。
 
そして、有給休暇をきちんと消化しましょうね🌴。
 

今回紹介する資料「退職代行マニュアル」は、「明日から会社に行かなくていい」をキャッチフレーズにしており、「辞めることに許可はいらない」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「退職の希望を伝えても、強引な引きとめにあったり脅されたりすると、多くの人が『退職を認めてもらえないから、自分は辞められないんだ』と思ってしまいます。

 

でも、これはまちがいです。

 

いくつかの例外はありますが、会社が認めなくても辞めることはできます。

 

退職は民法で認められている労働者の権利だからです。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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退職代行マニュアル 明日から会社に行かなくていい

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  • 作者:桐畑 昴
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2019/12/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

P.S. 会社を辞める場合、民法上は2週間前の退職通知でよいことになっています。

 

ただ、就業規則で1ヵ月前と定めている企業が多いようですので、確認をしてみるとよいですね。

 

会社側の態度が横柄で、「辞められない」と思い込んでいる人がいるようですが、退職届を会社側が受理しないのは違法です。

 

というわけで、上司が何と言おうと「退職届を会社は受理する必要があります」と主張しましょう。

 

退職届を出した後、オフィスの外に出てみると空気が違って感じられるはずです。

 

私自身、今から思い出しても、銀行を退職した時の爽快感は忘れられませんね😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「許可」 = 「permission

 

今回出てきた「許可」の英訳は、「permission」になります。

 

「辞めることに許可はいらない」を英語で表現する場合、「Permission is not needed to quit」とすればよいですね😊。


退職代行マニュアル 明日から会社に行かなくていい

退職代行マニュアル 明日から会社に行かなくていい

  • 作者:桐畑 昴
  • 発売日: 2019/12/27
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PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 835 "Permission is not needed to quit"】
 

Recently, there have been various discussions about the legality and response of the retirement agency business.

 

The concept of a "Black Company" that probably only exists in Japan has increased the number of "People who think they can't quit even if they want to quit" and "People who can't say that they will quit."

 

When I retired from my bank, I remember my boss yelling at me, "Don't bring me a resignation notice!"

 

The material introduced today "Retirement Agency Manual (Japanese only)" has a catchphrase of "You don't need to go to the company from tomorrow" and the following phrases were impressive.

 

"If you tell the employer that you want to quit, but you are forced to hold and are threatened, many people think, 'I can't quit because I'm not allowed'.

 

But this is wrong.

 

Although there are some exceptions, you can quit without your company's approval.

 

Retirement is the right of the workers to be granted under civil law." (Unquote)

 

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