【PDCA日記 Vol. 976「キャッシュレス社会へ向かう北欧」】
北欧を旅行したことがある人であれば経験があると思いますが、多くの店舗でクレジットカードが利用可能です。
逆に、現金を受け取ってくれない店もあるくらいです。
私はフランスで学生に戻っていた2010年に、ノルウェー、スウェーデン、デンマークを旅行しましたが、クレジットカードで全ての取引が可能でした。
北欧では、政府主導でキャッシュレス社会に向かっており、マネーロンダリングや脱税を防ぐ観点から現金を使えないような方向に政策を推し進めているようです。
今回紹介する資料「電子マネー革命がやって来る!」でも、「北欧の試み：キャッシュレス社会へ」で北欧の現状についての報告が行われています。
本書の「ノルウェーは信じられないことに、現金での取引はたった5パーセントに過ぎません」という記述は非常に羨ましく、東京ですら「現金のみ」の商店がある日本と大違いです。
今回紹介する資料で「電子マネー革命がやって来る!」面白いのは、「北欧ではそれを銀行が実現し成果を上げた」と説明していることです。
本書によると、「スウェーデンの主要銀行では、過半数の支店で既に現金の取り扱いを停止している」とのことです。
クレジットカード派の私としては、日本が早く北欧のレベルまでキャッシュレスになってほしいと心から願っています :-)。
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう！
PDCA日記が更新されたら通知が欲しいという方がいましたので、そのような場合は Twitter をご利用ください😊。https://twitter.com/MPdca
P.S. 過去のPDCA日記でも紹介しましたが、私はクレジットカード会社で働いていたことがあり、決済関連のプロセスは自分でも色々と試しています。
日本で現金のみのお店が多い背景として、クレジットカード決済の高い手数料があります。
クレジットカード会社にもよりますが、平均3％前後の手数料が商店側にかかります。
日本に「現金のみ」のお店が多いのはこのためであり、「ランチは現金のみ」というレストランも多いです。
ただ、「ランチは現金のみ」という取り扱いはクレジットカード会社と店側の規約に反するため、本当はやってはいけないことなのです。
顧客側がこの点を主張すれば、「ランチは現金のみ」のお店でもクレジットカードが使える可能性が高まります。
私はこういう交渉に使う時間が無駄だと感じているため、「ランチは現金のみ」というお店には行かなくなってしまいました😊。
＜Mr. PDCAのボンジュール英語「～へ向かっている」=「heading towards」＞
今回出てきた「～へ向かっている」の英訳は、「heading towards」になります。
「キャッシュレス社会へ向かう北欧」を英語にする場合、「Northern Europe heading towards cashless societies」とすればよいですね😊。
＜マドモアゼルPDCAのメルシー映画「500ページの夢の束」＞
本日は、ダコタ・ファニング主演の映画「500ページの夢の束」 を紹介します。
映画「500ページの夢の束」は、自閉症の主人公ウェンディ（ダコタ・ファニング）が脚本コンテストに応募して賞金を得ようとする作品です。
映画「500ページの夢の束 」では、ウェンディがスタートレックについての並外れた知識を持っていることから、作中でもあちこちでスタートレック関連用語が出てきます。
ただ、私はスターウォーズなどのSFものに弱いため、今回紹介する映画「500ページの夢の束」に出てくるスタートレック用語は殆ど分かりませんでしたね😊。
スタートレックが好きなビジネスパーソンに、今回紹介する映画「500ページの夢の束 」はお勧めの作品です。
「500ページの夢の束」のメルシー評価【クロワッサン2個：🥐🥐】
【マドモアゼルPDCAコメント】アメリカ映画にしては珍しく、アメリカ社会のチャレンジングな部分を映画「500ページの夢の束」は細かく描写しています。
ただ、アメリカはハンディキャップを抱えている人達に寛容な社会でもあります。
アメリカではどの州に行っても、会社のオフィスには車椅子のスタッフが利用できるトイレが常備されています。
これは、結構すごいことであると私は感じています。
この辺りのことを考えながら、今回紹介する映画「500ページの夢の束」を鑑賞すると、作品がより面白く感じるかもしれませんよ😊。
The material introduced today "Electronic Money Revolution is Coming! (Japanese only)" reports on the current cashless situation in Northern Europe.
This book reiterates that "Norway is incredibly, because there are only 5% cash transactions".
Compared to Norway, Japan is a cash-dominated society and there are a lot of stores which accept cash only.
According to the book, "Swedish major banks have already stopped handling cash from a majority perspective".
As a credit card enthusiast, I sincerely hope that Japan will be cashless to the Nordic level soon😊.
Let's function PDCA today!
In case you would like to receive a notice at the time of PDCA Diary post, please utilize Twitter😊. https://twitter.com/MPdca
P.S. As I mentioned in the past PDCA diary, I used to work for a credit card company, and I am experimenting with payment-related processes myself.
The reason why there are many cash-only stores in Japan is the high fees for credit card payments.
Depending on the credit card company, an average fee of around 3% will be charged to the store.
This is why there are many "cash only" restaurants in Japan, and many restaurants say "lunch is cash only".
However, the handling of "lunch is cash only" violates the rules of the credit card company and the store, so it should not be implemented in reality.
If customers insist on this point, it is more likely that credit cards can be used at "lunch is cash only" stores as well.
I feel that the time I spend on such negotiations is wasted, so I no longer go to the store that says "lunch is cash only" 😊.
