【PDCA日記 Vol. 977「予想は当たらなくて当たり前」】
私は最初の仕事が金融機関の営業職であり、最初の上司から繰り返し言われたことに、「とにかく顧客から好かれろ」ということがあります。
人間誰でもそうですが、自分の気に入っている人とやり取りをしたいものです。
他の業態は分かりませんが、金融商品の場合、どの銀行、証券から購入しても、大きな差はありません。
そのため、顧客が複数の金融機関を比較する際、自分の気に入っている営業担当者がいる銀行や証券会社を選ぶ傾向にあります。
今回紹介する資料「「好き嫌い」と才能」は、各業界の経営者や幹部に経営学者がインタビューを行い、経営理念や組織運営の考えをまとめたものです。
本書で印象深かったのは、ある証券会社のストラテジストが言っていた「予想は当たらなくて当たり前」部分です。
金融機関で働いている人は、基本的に未来の予想が苦手で、それが故に金融機関で働き、顧客にリスクを取らせて利益を得ようとしているとも言えます（自分もそうだったなぁ～😊)。
守秘義務が厳格に管理されていることもあって、金融の世界の人間は特定の取引で利益の上げ方を知っていた場合であっても周りにいう事ができません。
そのため、基本的に金融機関の予想と言うのは当たらない仕組みになっていると言えます。
今回紹介した資料「「好き嫌い」と才能」は、各界の第一人者の意見が確認できる書籍であるため、経営者を目指している人にはおすすめの一冊です（あんまりいないかな？）。
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう！
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P.S. 過去のPDCA日記でも紹介しましたが、私はキャリアプランというものを持ったことがありません。
キャリアプランというものが当てにならないことを知っているということもありますが、先の予測をしたとしても当たらない可能性が極めて高いのです。
キャリアプランを立てるよりも、目の前にある仕事をいかに速く正確にこなせるかの方が重要だと考えています😊。
＜Mr. PDCAのボンジュール英語「予想」=「prediction」＞
今回出てきた「予想」の英訳は、「prediction」になります。
「予想は当たらなくて当たり前」を英語にする場合、「The prediction doesn't come true」とすればよいですね😊。
＜マドモアゼルPDCAのメルシー映画「そんな彼なら捨てちゃえば？」＞
本日は、ジェニファー・アニストン主演の映画「そんな彼なら捨てちゃえば？」 を紹介します。
映画「そんな彼なら捨てちゃえば？」はラブコメディー作品ですが、SNSが流行し始めた2009年の恋愛模様をコミカルに表現しています。
映画「そんな彼なら捨てちゃえば？」で印象的だったのは、出会いの場についてメアリー・ハリス（ドリュー・バリモア）が述べた以下フレーズでした。
「もう自然な形で出会える時代じゃない。異性を惹きつける女になるためは、髪型変えるよりプロフィール更新よ。」（メアリー・ハリスのコメント終わり）
「最近良い出会いがないなぁ～」と感じているビジネスパーソンに、今回紹介する映画「そんな彼なら捨てちゃえば？」はお勧めの作品です。
「そんな彼なら捨てちゃえば？ 」のメルシー評価【クロワッサン3個：🥐🥐🥐】
【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介する映画「そんな彼なら捨てちゃえば？」をみて、アメリカがプレゼンテーション社会であることを改めて感じましたね😊。
My first job was a sales representative at a financial institution, and my first boss repeatedly said, "Anyway, you should be liked by customers".
As with any human being, they want to interact with people they like needless to say.
I don't know about other types of business, but in case of financial products, it doesn't matter which bank or securities they buy from.
As a result, customers tend to choose banks or brokerage firms that have their favorite sales representatives when they are comparing multiple financial institutions.
The material introduced today “Talents of Like & Dislike (Japanese only)” is a summary of management philosophy and organizational management through interviews by business scholars with business managers and executives in each industry.
What impressed me in this book was that "The prediction doesn't come true".
It can be said that people who work at financial institutions are basically not good at predicting the future.
This is why they are working at financial institutions and trying to get customers to take risks and make profits.
Due to the strict control of confidentiality, people in the financial world cannot say classified information to anyone, even if they know how to make a profit on a particular transaction.
Let's function PDCA today!
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P.S. As I introduced in the past PDCA diary, I have never had a career plan so far.
You may know that a career plan is unreliable, but it's very likely that even if you make a prediction ahead, it won't happen as planned.
I think it's more important to be able to do the work in front of you quickly and accurately than to make a career plan 😊.
