PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 980「伝えることの大事さ」/ "The importance of communicating"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 980「伝えることの大事さ」】

 

過去のPDCA日記で、トップクラスの投資銀行コンサルティング会社がプレゼンテーションをすると、内容がほとんど同じになる傾向があることをお伝えしました。

 

投資銀行コンサルティング会社では、資料の作り方に厳格なルールがあり、タイトルやページ番号をどこに掲載するかなどを含めて、事細かに決められています。

 

「戦略は細部に宿る」と言われますが、細かいところがきちんとしていない資料を作ってくる会社の提案は、イマイチなものになってしまいがちだからです。

 

 

今回紹介する資料「90秒にかけた男」は、「長年の生放送で鍛えられた『伝える』テクニックと知られざる経営論を語る!」をキャッチフレーズにしており、「モノを伝えるのではない」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「(ジャパネットたかた創業者の高田明氏は)講演にも時々出かけます。

 

よく取り上げるテーマが『伝えること』。

 

伝えることの大事さというのを語りたいという気持ちからです。

 

世の中に知られていないモノをどうすれば発信できるとか、伝えたいことが伝わらないとか、もどかしさや悩みを抱えている地方は多い。

 

この問題は私がずっと考えてきた問題でもあります。

 

視聴者に伝わらなければ商品を買ってもらえないわけですから。

 

どうやって自分の思い、考えを伝えていくか。

 

伝えることの難しさを感じるのは別に通販にとどまりません。

 

伝達力が弱くなっているとよく言われますが、伝えたいと思う気持ちを持つこと、伝える本気度が何より必要ではないでしょうか。

 

政治家で言えば、世の中を変えたいのだと真剣に思って政策を訴えるべきです。

 

通販の世界で商品の感動をもっと伝えたいと思うなら、まず自分を磨いて語り方を、しゃべり方を考えること。

 

そうした向き合い方の先に、個人の成長があり、それが回り回ってお客様に受け入れられることにつながるのではないでしょうか。

 

このように、モノの価値というのは、真剣になればなるほど出てくるもの。

 

家電などの大量生産品でも研究開発などで表から見えないもの(情熱)が入っている。

 

人を感動させる、そういう一瞬が感じ取れる時がある。

 

私はそういうものこそ伝えたいと願っています。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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90秒にかけた男 (日本経済新聞出版)
 

 

P.S. 今回紹介した資料「90秒にかけた男」は、「伝えること」の重要性を強調しています。

 

ビジネスのプレゼンテーションでも、熱意を持って語りかける人と、やらされ仕事として対応している人とでは、伝え方にも大きな違いが出てきます。

 

投資家やファンドを運営している人と話をすると、「最終的に投資を決めるかどうかはプレゼンテーションをする人の熱意である」とコメントするケースが結構あります。

 

この点は極めて重要であり、皆様も職場でプレゼンテーションをする際は、資料を細部にまでこだわり、情熱を持って聞き手に語りかけるようにしてみてはいかがでしょうか😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「強調する」=「emphasize」>

  

今回出てきた「強調する」の英訳は、「emphasize」になります。

 

「彼は、伝えることの重要性を強調した」を英語にする場合、「He emphasized the importance of communicating」とすればよいですね😊。  

 

90秒にかけた男 (日本経済新聞出版)
 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「もみの家」>

 

 本日は、映画「もみの家」を紹介します。

 

 

映画「もみの家」は、メンタルにチャレンジを抱えている若者向けの施設である「もみの家」です。

 

映画「もみの家」に、16歳の本田彩花(南沙良)が入所することを検討する両親が言い争うところから物語は始まります。

 

彩花の母は、娘が半年間学校に行かないことを憂えていますが、彼女の父は「もう少し様子をみよう」という主張をします。

 

結果的に、彩花は「もみの家」に入所することになります。

 

彩花の入所初日、「もみの家」の代表者である佐藤泰利(緒形直人)は、彩花に対して以下のような言葉を投げかけます。

 

「無理して仲良くする必要はない。他者と関わりながら、普通の生活をする。それが一番大切なことですから。無理をせず、のんびりしていけ。」(佐藤泰利コメント終わり)

 

今回紹介する映画「もみの家」をみて、未だに物理的に学校に通うことにこだわる人が多いということを感じました。

 

今はオンライン高校等もあって、学校に通えないケースであっても無理をしなくてもよい時代になっています。

 

この辺りは柔軟性の議論ですが、「もみの家」の代表である佐藤泰利が述べている通り、「無理をしない」ことが学生であっても、ビジネスパーソンでもあっても重要ということですね。

 

というわけで、皆様もチャレンジングすぎる状況であれば、別の道がありますので、あまり無理せずにやっていきましょう😊。

 

今回紹介する映画「もみの家」のヒロインである南沙良は、「無限ファンデーション」や「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」にも主演として登場しています。

 

また、有名どころではドラマ「ドラゴン桜(2021年版)」にも出ていましたね。

 

南沙良は今後、注目すべき役者の一人ですね😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 980 "The importance of communicating"】

 

The material introduced today "The Man Who Devoted 90 Seconds (Japanese only)" has a catchphrase "Conveying skills trained in many years of live broadcasting", and the following phrases were impressive in part "Selling products is not telling things".

 

"Mr. Akira Takata, the founder of Japanet Takata, sometimes goes to lectures.

 

The theme I often take up is how to convey.

 

This is because I want to talk about the importance of communicating.

 

There are many regions in Japan that are frustrated and worried about how to send things that are unknown to the world and what they want to convey.

 

This issue is also the one I have been thinking about for a long time.

 

If you don't convey the viewer, they won't be able to buy the product.

 

How do you convey your thoughts to viewers?

 

It's not just the TV mail order that makes you feel the difficulty of communicating.

 

It is often said that the ability to communicate is weakened, but I think it is necessary to have a desire to convey and to be serious about communicating.

 

Speaking of politicians, you should seriously appeal for policy because you want to change the world.

 

If you want to convey the excitement of a product in the mail-order world, first polish yourself and think about how to talk and how to talk.

 

Beyond that approach, personal growth may lead to turning around and being accepted by customers.

 

In this way, the value of things comes out the more seriously they become.

 

Even mass-produced products such as home appliances contain things (passion) that cannot be seen from the table due to research and development.

 

There are times when you can feel such a moment that impresses people.

 

I want to convey that kind of thing." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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