PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 983「国民皆保険がないのは多様性のせい?」/ "No National Health Insurance due to Diversity?"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 983国民皆保険がないのは多様性のせい?」】
  

PDCA日記では、私自身の考えとは違う書籍も数多く紹介しています。

 

過去の投稿で、「反対意見に耳を傾ける(PDCA日記 Vol. 149)」ことの重要性をお伝えしましたが、これは色々なバランスを取る上で重要であると考えています。

 

私が海外の大学に留学していた頃、ディベートの授業で、「自分の意見とは反対の立場になって議論を行う」機会がありました。

 

これは中々貴重な経験で、普段自分が考えている内容とは反対の立場になり、相手を説得するということは色々な意味で興味深かったものです。

 

 

今回紹介する資料「みんなにお金を配ったら」は、「ベーシックインカムは世界でどう議論されているか?」を解説しており、以下のフレーズが印象的でした。

 

「ヨーロッパ諸国のほとんどでは19世紀か20世紀には国民全員をカバーする医療保険制度を構築していた一方で、アメリカでその整備が遅々として進まなかったのも、人種差別が一因だ。

 

この国は国家が拠出・提供する医療保険制度を整備することよりも、人種を分離する既存の仕組みを強化するほうに力を入れてきた。

 

基本的には民間の保険会社に任せるシステムだ。

 

医療費負担適正化法、通称オバマケアが施行されたあとも、こうした差別的扱いは残っている。2017年半ばの時点で、かつて南部連合国を構成していた11州のうち、メディケイド拡大を受け入れたのはわずか2州、ルイジアナアーカンソーだけだった。

 

対する北軍を構成していた20州では、採用していないのが3州、メインとウィスコンシンカンザスのみだ。しかも、州内の黒人人口が多いほど、『メディケイド・プログラムの拡大は成立しにくい』という傾向も確認されている。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 2010年に施行されたオバマケア(医療保険制度改革)は日本のような国民皆保険ではなく、アメリカ国民が民間保険加入を支援する仕組みです。

 

先進国の場合、薬価は国が決定し、処方箋薬は広告を出せない規制を行っているケースが多いですが、アメリカでは製薬会社が薬価を決め、処方箋薬の広告があらゆるメディアで展開されています。

 

アメリカでは、民間保険会社がテレビ局をはじめとするメディアの大スポンサーであり、国民皆保険の重要性を報じるインセンティブがマスコミ側にないことはよく知られています。

 

今回紹介した資料「みんなにお金を配ったら」が述べている「アメリ国民皆保険が整備されないのは人種差別が一因」という内容が、本当かどうか定かではありません。

 

ただ、私にとっては初めて知った考え方であり、「そういう意見もあるのか」という観点からすると、自分とは違う視点を持った人が書いた本を読むことの重要性を改めて感じました。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「差別的」=「discriminatory」>

  

今回出てきた「差別的」の英訳は、「discriminatory」になります。

 

「差別的扱いは現在でも残っている」を英語にする場合、「Discriminatory treatments still exist」とすればよいですね😊。

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「メカニック」>

  

本日は、ジェイソン・ステイサム主演の映画「メカニック」 を紹介します。

 

メカニック (字幕版)

メカニック (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

映画「メカニック」は、どんな相手でも依頼があれば必ず仕留める敏腕殺し屋で、通称「メカニック」のアーサー・ビショップ(ジェイソン・ステイサム)の日常を描いています。

 

アーサー・ビショップが述べた殺し屋としての信条に関する以下のセリフが私は一番好きでしたね😊。

 

「殺し自体は簡単だ。最高の仕事は存在を知られないこと。」(アーサー・ビショップのセリフ終わり)

 

 上記内容は私の仕事であるプロジェクト管理にも当てはまる部分があり、Mr. PDCA風に言えば以下のようになります。

 

「プロジェクト管理自体は簡単だ。最高の仕事は存在を知られないこと。」(Mr. PDCAのセリフ終わり)

 

スパイ作品が好きなビジネスパーソンに、今回紹介する映画「メカニック」はお勧めの作品です😊。

 

メカニック」のメルシー評価【クロワッサン3個:🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】私はジェイソン・ステイサムが好きで、彼が登場する作品を結構みています。

 

今回紹介する映画「メカニック」を含めて、ジェイソン・ステイサムは女性に人気があるキャラクターを演じるケースが多いですね😊。

 

メカニック (字幕版)

メカニック (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 983 "No National Health Insurance due to Diversity?"】
 

In the previous post, I mentioned the importance of "listening to the dissent", which I think is important for balancing.

 

The material to be introduced today "Give People Money" explains "How a Universal Basic Income Would End Poverty, Revolutionize Work, and Remake the World" and the following phrases were impressive.

 

"While most European countries built medical insurance systems in the 19th and 20th centuries to cover the entire population, racial discrimination also contributed to slow progress in the United States.

 

The U.S. has been more focused on strengthening existing mechanisms to isolate urinary illness than developing a state-funded and provided health insurance system.

 

Basically, it is a system left to private insurance companies.

 

This discriminatory treatment remains even after the Law on the Adjustment of Medical Expenses, commonly known as Obama Care, was enacted.

 

As of mid-2017, only two of the 11 states that once made up the Confederation had accepted Medicaid expansion, Louisiana and Arkansas.

 

Of the 20 states that constituted the Union Army, only three states, Maine, Wisconsin and Kansas, did not employ it.

 

In addition, it has been confirmed that the larger the black population in the state, the more difficult it is to expand the Medicaid program." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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