PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 989「質問の内容に一致した態度」/ "Attitude that matches the content of the question"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 989「質問の内容に一致した態度」】
 

先日のPDCAカフェで、ある方が以下のようなことをおっしゃっていました。

 

外資系金融機関や外資コンサルティング会社は実力の世界だと思いますので、そういう組織に入ることで、自分の能力を発揮できると思います。」

 

外資系金融機関に長らく所属していた私としては、これらの組織は、「実力の世界」であるのと同時に、「政治の世界」であるとも感じています。

 

外資系金融機関のあるシニアは、「MD(マネージング・ディレクター)になるために必要なことは、ずば抜けた営業力か、類まれなる政治力のどちらかである」とコメントしていました。

 

今回紹介する資料「「いい質問」が人を動かす」は、「心理学を応用した、人に好かれる質問の仕方」をキャッチフレーズにしており、「質問する態度は言葉以上に影響を与える」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「話し手から聞き手に影響を与える要素として、視覚情報(見た目・表情・しぐさ・視線)、聴覚情報(声の質・速さ・大きさ・口調)、言語情報(言葉そのものの意味)の3つがあります。

 

これは、『メラビアンの法則』と呼ばれますが、それぞれの影響度合いは、視覚情報(55%)、聴覚情報(38%)、言語情報(7%)とされています。

 

質問をするときには、その質問の内容に一致した態度と声の調子で質問しなければなりません。」 (引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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「いい質問」が人を動かす

「いい質問」が人を動かす

 

 

P.S. 最近は、政府高官と新聞記者のやり取りがニュースになることがあります。

 

政府高官と新聞記者のやり取りで、質問をする側(新聞記者)が質問の内容に一致した態度と声の調子で質問をしているかどうかを確認してみると、ミス・コミュニケーションの背景が分かるかもしれません。

 

私の前職の外資系金融機関は雇用が流動的な世界でしたが、あるシニアが部下を昇格させる判断材料として、「態度が適切であるかどうか」をあげていたことを思い出しました。

 

外資系金融機関の場合、人事権と経理権が現場のマネージャーにあり、色々な意味で「『はい』か「イエス」以外言ってはいけない雰囲気」になりがちです。

 

「適切な態度」がどういうものであるかは完全なる主観であるため、見極めはチャレンジングですが、きちんと挨拶をして、何かしてもらったらお礼を伝えるということを徹底しておけば、「態度に問題あり」と言われることはあまりないような気がします😊。

 

面接やプレゼンなどでも、見た目や声の大きさで印象の9割以上が決まり、言葉そのものの意味は1割弱であることを知っておくと、ビジネスの様々な局面で、応用が可能です(準備が全てということですね😊)。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「態度」=「attitude」>

 

 今回のテーマである「態度」の英訳はいくつかありますが、仕事に対する姿勢等を示す「態度」の場合、「attitude」の方が自然であるような気がします。

 

「Behavior」という英単語も「態度」と訳されることがありますが、「behavior」は他人への振る舞いを指すことが一般的です。

 

これも外資系金融機関で目の当たりにした光景ですが、ある外国人が暴言を吐いたことがあり、多くの同僚は「彼は態度が不適切である(His behavior is inappropriate)」と言っていました。

 

海外に行くと、親が子供に対して「行儀よくしなさい!」と注意している光景を時々目にしますが、その場合は「Behave yourself!」と述べていることが多いです。

 

日本語では「行儀よくしなさい!」よりも、「電車の椅子に靴で上がるのはやめなさい」とか「食事中に肘をつくのはやめなさい」という感じで、具体的な禁止項目が出てくるケースが多いと感じています。

 

英語の場合、「Behave yourself!」と言われた子供はどう行儀よくするか考える必要があり、言葉が違うと注意の仕方も変わってくるのは面白いなぁと感じながら、この文章を書いています😊。

 

「いい質問」が人を動かす

「いい質問」が人を動かす

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「しまねがドラマになるなんて!」>

 

本日は、ドラマ「しまねがドラマになるなんて!」を紹介します。

 

 

ドラマ「しまねがドラマになるなんて!」の主人公である女子高生の東京子(ひがしきょうこ:田鍋梨々花)は、大学教員である母の仕事の影響で、東京、大阪、ニューヨーク等を転々として、島根で生活することになります。

 

京子の周りの高校生達は故郷が島根であり、地元の大学に進学するケースと、東京を目指すパターンに分かれています。

 

「私には故郷がない」が京子の口癖であり、家族が島根に根を張っている友人達に対して嫉妬に近い感情を持っているようです。

 

ドラマ「しまねがドラマになるなんて!」は島根の魅力を紹介しており、地方移住を検討しているビジネスパーソンにとって、お勧めの作品です😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 989 "Attitude that matches the content of the question"】

 

At the PDCA café the other day, one participant mentioned the following things.

 

"I (this participant) think that foreign financial institutions and foreign consulting firms are the world of meritocracy. By joining such an organization, I can demonstrate my capability."

 

I (Mr. PDCA) have been working at a foreign financial institution for more than a decade, and I felt that these organizations are truly the world of meritocracy, but at the same time, a world of politics.

 

One senior executive of a foreign financial institution commented that "If you want to be a Managing Director (MD), you need to have either exceptional sales ability or great political power".

 

The material to be introduced today, “Good questions move people (Japanese only)” explains that “The questioning attitude has more influence than words” and the following phrases were impressive.

 

“When you ask a question, you have to talk with an appropriate attitude and the tone of the voice that matches the contents of the question." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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